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第8話 居眠り姫様から出た! 謎の言葉? (1)

「……むにゅ、むにゅ。パパ大好き、むにゅ、むにゅ、愛している、むにゃ、むにゃ、パパ好きよ……。チュ!」


 相変わらず机を枕にして気持ちよさそうに転寝をするリムの口からクラスメイト達が聴けば。


『えっ!』

『何?』

『リムちゃん、今何か言った?』

『言っていなかった?』


 と狼狽しながら周りの人達へと尋ねたくなる言葉をリムが『むにゃむにゃ』と寝言を漏らしたみたい。


 だからリムの背を力一杯揺らしていた幸ちゃんや、その様子を見ていた理香ちゃんや上ちゃんの三人は仲良く、お互いの顔を交互に見詰めながら。


「えっ!」

「何?」

「何だ。今の言葉は?」


 と、三人は仲良く狼狽をした。


 しかし三人は狼狽をして慌てふためくだけでなく。


「お、おい! 幸と委員長……。今、竜田が何か変な寝言を言わなかったか?」


 上ちゃんが二人へと尋ねた。


「えっ! うん」


 幸ちゃんが頷けば。


「今リムちゃん、何か言ったね」


 と、理香ちゃんが答えると。三人は仲良く気持ちよさそうに睡眠……。お眠、ねむねむしているリムの背を見詰め。


「……今確かに竜田は、自分の義理の父ちゃんの事が好きだ。愛していると。家の学校の男子達が聞けば絶叫を上げるような事を寝言で呟いた気がするけれど。俺の気のせいか?」


 上ちゃんが、リムが寝言で呟いた我が家の秘密……。


 そうリムのパパは他界した父上の転生者で、竜の姫巫女達の主さまである竜神さまだから。リムはパパの序列6番目の御后さまになるのだけれど。


 しかしこの日本はリム達──竜の姫巫女達が産まれ育った桃源郷とは違い、ハーレムな夫婦生活は禁止の《《一夫一妻制》》の日本だから。リムと姉上の二人は戸籍謄本上ではパパの《《養女》》……。《《義理の娘》》扱いになっているのと。



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