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竜の巫女リム様の社は、広島お好み焼き屋【皐月】さんのようですよ  作者: かず斉入道
第1章 竜の姫巫女様の社は広島お好み焼き屋【さつき】
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第59話 リムの初めての宅配の様子は? (2)

「えぇ~と、あれが。岡山市の烏城と後楽園よね」と。


 リムは独り言を呟きつつスマートフォンのナビゲーションの画面と烏城とを交互に見詰め、指さしながら。


「う~ん、う~ん」と呻り、考える人で思案を少し続けると。


「あっ! そうか! そう言うことなのか」と。


 リムはスマートフォンのナビゲーションの画面を見て閃くと。


「──お客さまのお家はあっちだ!」


 リムは目的地の方角を指差しながら歓喜したのでした。



 ◇◇◇



「やったぁ~! やったぁ~! パパやライザ伯母上さまにお客さまの家までナビゲーションしてもらわなくても。リム自身の力でここまでくることができた! お客さまの家まで分った! だからリムは凄い! 偉い!」


 岡山市の上空で、『う~ん、う~ん』と呻り、考える人になりながらも、何とか自分の力で広島お好み焼きの宅配先である、お客さまの家をリムは、自分の力だけで探索できたことを自画自賛して歓喜の声をあげると。


「よーし! いこう! 早くお客さまの家までいってあげないと。お客さま達が、自身のお腹を鳴らしながら。リムが届ける広島お好み焼きを首を長くしながら待っているだろうから。早くいってあげよう」と。


 リムはまた独り言を嬉しそうに呟き。


「よーい! ドン!」


 リムは体育の授業の徒競走のリレーのようなかけ声を上げ──。一気にこの場から離れるの。


 そうリムは自分の大きな翼を力強く動かし、羽ばたかせながら金色の祝福の粒子を地上へと撒き散らしながら。リムの嬉しさを地上の人達や動物達へとおすそわけをしながら飛行すれば。


 リムは岡山市のシンボルである岡山城──漆黒の烏色した烏城の上空へと近づいて、お城を見下ろしながら。


「──そう言えば以前、パパに岡山市の烏城と後楽園には。母上と姉上と伯母上さま達と七人で、我が家のマイカーでドライブへと連れてきてもらったことがあるよね……」


 リムはパパに岡山市へとドライブに連れてきてもらった時のことを思い出し呟けば。



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