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第5話 眠り姫? (2)

 でッ、幸ちゃんの方も少しばかり考える人を続ければ。自分の腕を組む行為を辞めて、ポン! と自分の手を叩き、閃いた! と思ったみたい。


 そう、幸ちゃんは転寝をしているリムの背を強く揺すれば。リムちゃんが起きるんじゃない? と彼女は思ったみたい。


 だから幸ちゃんは自分の席を立ち、リムの真横へと移動を試みる。


「どうしたの、幸ちゃん?」


 彼女が立ち上がり、移動を試みようとすればクラスメイトが声をかけてきたみたいだから幸ちゃんは声の主へと視線を変えると。


「理香ちゃん、リムちゃんがお昼寝をしているのだけれど。幸が声を掛けても起きてくれないの。だから幸は困っているのだけれど。理香ちゃんもリムちゃんを起こすのを手伝ってくれないかな?」


 と困惑した顔で嘆願をした。


「へぇ~、そうなんだ?」


 幸ちゃんがリムの転寝の件で困っているから助けて! と嘆願をした理香ちゃんは、クラスの学級委員長さまだから。


 幸ちゃんの嘆願を素知らぬ振りもできないから。理香ちゃんは幸ちゃんからリムへと視線を変えると。


「うん」


 幸ちゃんから頷くから。


「理香ちゃん。リムちゃんの事、何とかならないかな?」


 理香ちゃんは更に幸ちゃんから嘆願をされてしまう。


 だから理香ちゃんは机を枕に転寝をだらしなくしているリムの様子を『う~ん』と呻りつつ窺うと。


「……寝ているリムちゃんの背中を強く揺すってみては?」


 幸ちゃんが理香ちゃんへと相談をすれば。理香ちゃんも幸ちゃんが思案をして実行に移そうと思っていた行動を提案してくれたから。


「うん、分かった。してみるよ、理香ちゃん。ありがとうね」


 幸ちゃんは微笑みながら理香ちゃんへとお礼を告げた。


「いいえ、どういたしまして」


 理香ちゃんはリム達のクラスの委員長さまで大変に面倒見のいい娘だから、幸ちゃんからのお礼に対しても彼女は、自分の頭や手を振り──。気にするなとジェスチャーを交えながら微笑みつつ言葉を返し、理香ちゃんは幸ちゃんの行動を優しく見守るから。


 幸ちゃんも自分の脳裏で、


(よーし! がんばるか!)


 と元気よく思うから。


「リムちゃん、リムちゃん、起きて! 起きてよー!」


 幸ちゃんは転寝をしているリムの背を今度は強く揺らしながら、強引に起こすことを試みる。


「う~ん、むにゃ、むにゃ、いらっしゃいませ……」


 しかしリムは夢の世界の住人……。今度は違う夢を見ている眠り姫さまだから中々起きようとしなかったみたい。


 だから今度は幸ちゃんだけではなく、学級委員長の理香ちゃんまでもが二人で仲良く。


(う~ん、本当に困ったなぁ~!)


(リムちゃんはどうしたら起きるのだろうか?)


 と思ったみたい。


 それでも二人はリムを教室で一人放置する訳にはいかないから。


(よーし! がんばるか!)


 と、リムを起こすことを再度挑戦するのだと決めたみたいですね。



 ◇◇◇




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