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第35話 お好み焼き屋【皐月】の宅配は全国可能! (7)
でも我が家の旦那さまは結構頑固一徹者だから、リムの提案や嘆願を聞いても、自分の両眼を閉じ、両手を組んで。
「う~ん、う~ん」
と唸り声を漏らしながら考える人へと変貌するから。
(う~ん、本当に困ったな)と。
(もうパパはリムに対して本当に過保護なのだから。プンプン)
と不満に思えば。
「──ようし、分かった! リム! 今回の岡山市への宅配はリムにまかせるよ。そして俺はリムの優しい言葉に甘えて休ませてもらうよ。リム本当にありがとう」
パパはリムの出した提案に対して了承をしたと告げてくれた。
だからリムはほっとして安堵……。自分の胸を撫でおろせば。
「うぅん」と自分の頭を振りながら。
「パパ~。ありがとう。リムは頑張るからねぇ。パパは家でゆるりとして休んでいてね」と微笑みながら告げるのだった。
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