第29話 お好み焼き屋【皐月】の宅配は全国可能! (1)
〈ピロリン!〉
「あっ! 鳴った!」
「……ん? どうした、リム?」
「パソコンへとインターネットで注文がきた! ──宅配の注文が入ったみたいだよ、パパ~!」
リムは店内の厨房スペースでノートパソコンの画面を見詰めながら竜神さまへと注文がきたと慌ただしく告げる。
「ほい」
パパはリムに了解したと返事をすれば、こちらへと直ぐに移動──。リムが見詰めている小説投稿サイト《《カクヨム》》へと投稿している我が社……と言うか?
家のお店の宣伝も兼ねた緑と地を管理する豊穣神の竜神さまのルミエール叔母上さまが投稿──管理しているプログ欄を後ろから覗き込むように見詰めれば。
「──リム、場所は何処だ?」
と尋ねてきたの。
だからリムはマウスをカチカチと動かしながら投稿ページの神技で赤くピコピコと点滅している感想欄を見詰めるの。
「う~ん、う~ん、えぇとねぇ……」と呟きながら。
そしてピコピコと赤く光っているお名前のところを開け、確認をすれば。
リムは直ぐにお客さまの住所が特定できたから。
「パパ~、場所はねぇ。岡山県は、岡山市のようだよ」と説明をした。
「そうか? 宅配場所は、岡山県の岡山市なんだな?」
と、パパが尋ねてきた。
「うん、そうだよ、パパ」
リムが頷けば。
「お客様からの注文は何だ?」
と、パパが尋ねてきたの。
だからリムは「う~ん」と唸りながら、ノートパソコンの画面を注意深く見詰めながら確認をすれば。
「……えっとねぇ、パパ? お客さまからの注文はね。お好み焼きの肉玉そばのダブルが二枚みたいだよ」と。
リムはパパへと説明をしたのだ。




