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第27話 リムの社は、広島お好み焼き【皐月】(10)
母上に続いて姉上やリム達竜の姫巫女の主である、父上の転生者である、現竜神さまのパパも祝福の上乗せ! 上書をおこなうから。
《ピカ~!》
リムの神棚が一瞬だが人間達の目にもはっきりと映ったから。
「えっ!」
「今の何?」
「何か、光らなかった?」
「うん、光った……」
「何が光ったように見えた?」
「う~ん、多分神棚かな?」
リムの神棚が光り輝いた様子を見て驚嘆したお客さま達からこんな声が漏れれば。
「皆さんも御利益あるかもよ?」
先ほどリムの縁結びで幸せになれたと告げてくれたお客さまが、驚愕しているお客さま達へと微笑みながら告げる。
「僕が会社の憧れだった先輩と仲良くなる前に、神棚を拝み、祈りを捧げていると神棚が一瞬だが光り輝いた気がしてね。──その時は僕の目の錯覚だとばかり思っていたけれど。あの時に僕が経験した摩訶不思議な出来事は夢幻ではなかったんだね」
と、もう一人の彼女さんができたと歓喜していたお客さまもこの場にいる人間達へと嬉しそうに、自分の経験を告げるから。




