第26話 リムの社は、広島お好み焼き【皐月】(9)
でッ、その後は人間達は驚いた顔をしながら。
「それって本当?」
「マジで?」
「ほんまにかぁ?」
「良いな~」
「俺も欲しいな~?」
「彼女」
「嫁さん」
と、結果がでた二人を羨望な眼差しで見詰めながらいいな、自分も欲しいな、と願う。
「君達も神棚に願ってみては?」
「御利益あるかもよ?」
「ねぇ、リムちゃん?」
「マスター?」
リムから御利益ある祝福を受け、結果がでた二人はね。リムやパパに話しを振ってきた。
だけどリムは、一応は「どうだろうね? あっ、ははは」と苦笑いを浮かべながら言葉を返しておくけれど。
「ああ、家の神棚は、他のお客さんも御利益があると良く言ってくれているし。この間も縁結びの店かも? とSNSや広島の食べ歩きの本にも記載されて、話題に上がったから、皆も願ってみると良い……」
パパの方は神棚に願ってみるといいとお客さま達に告げるから。
「うぉ~!」
「マジか?」
「俺も」
「儂も」
「僕も願ってみよう」
お客さま達は、自分の座っている席から、リムの神棚へと身体の向きを変え。
《ポンポン》
と、手を合わせ始めるから。
「ふっ、ふふふ。みなさん頑張って~」
リムの縁結びの祝福に対して、美と豊穣の竜神さまである母上が更に祝福を上乗せをするから。
リムの神棚へと願ったお客さま達へと。
「きっと良い結果がでますよ。ねぇ、旦那さま……」
「ああ、そうだな、レビィアの言う通りだ……」




