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第25話 リムの社は、広島お好み焼き【皐月】(8)
「えっ! 本当に?」
リムがお客さまの恋バナを聞いて驚愕すれば。
「あらら、それはよかったですわね。うっ、ふふふ」
「ああ、そうだな」
「ええ、そうですね」
母上やパパ、姉上もお客さまの幸せを喜び称えた。
「リムちゃん! リムちゃん!」
リムが『わぁ~、凄い』と『よかった~。幸せになれたのね。人間達~』と歓喜しながら思えば。
今度は他のお客さまがリムへと声をかけてきた。
だからリムは自分の首を傾げながら。
「……ん? 何?」と言葉を返すと。
「じ、実はね、リムちゃん! 俺もさ、今! 会社の憧れだった上司の先輩と良い仲になれたと言うか? 仲良くさせてもらっているんだよ! リムちゃん! だからリムちゃんの言う通りでこの神棚には御利益があったよ!」
今度は別のお客さまがリムを奉り、拝めば、恋の願いが叶ったと教えてくれた。
「本当に~」、「凄いですね~」、「それはよかった~」、「幸せになってね~」
リムは今度は違うお客さまの幸せを竜の巫女らしく、自分の身体から人間達が想い人と、ラブラブとなれる、キラキラ神技のオーラをだしながら、手を合わせ祝うと。
「えっ!」
他のお客さま達……。独身男性陣が驚嘆をした。




