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第13話 お騒がせな、竜の巫女様の目覚め(3)
「あっ! 真田君……」
自分達三人へと声をかけてきた人物の容姿を見て幸ちゃんが声を漏らせば。
「真田! 何用?」
クラス委員長の理香ちゃんはヤンキーな彼の容姿を見て確認すれば怪訝表情で真田君へと、自分達に何の用事があるのか? と、彼のことを威嚇するかのように重たい声音で荒々しく尋ねた。
「はぁ~、何、怒っているんだ? 委員長は?」
自分を威嚇するかのように言葉を返してきた理香ちゃんに対して真田君は苦笑を浮かべながら尋ね。
「俺は只先程からお前等が、昼寝をしている竜田を起こさずに、楽しそうに会話をしている様子が目に入ったから、何をしているのだ? と思っただけだ……。なのに委員長は俺が来るなり、唸り、吠えてくるから。俺は委員長にどうした? 何を怒っているのだ? と尋ねただけなのに。何でいきなり委員長は俺に対して喧嘩腰なんだ?」
真田君は理香ちゃんの自分への対応が余りにも太々しいから不満を漏らしてきた。
「はぁ~、真田~、あんたが~。リムちゃんには許嫁! 心に決めた人がいると言っても、しつこく纏わりついて、つき合え! と何度も告げてくるからでしょう! ──私はクラスの委員長として、女たらしの真田からリムちゃんを守っているだけ。分かるかな、真田?」




