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パーティーから裏切られたホワイトマジシャンは規格外  作者: つるぴかつるちゃん
第三章 トルナージュの出来事、そして“ルナ”

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第90話  旧パーティーで、ドラゴンとの再戦②

このままではジリ貧になり、3人とも死ぬ。

かといって、ルナを見殺しにもできない。

ドラゴンの最大級のブレスに対抗する2人。


「リリエル! 時間を稼ぐぞ!」


「ええっ!」


リリエルが叫び、ウインドカッターをドラゴンへと放つ。

しかしその刹那にも、灼熱の炎は容赦なく迫っていた。


ジャンは全身の魔力を叩きつけるように氷壁を展開し、必死にその奔流を受け止める。

塔内は、地獄の咆哮に満ちていた。


火炎の奔流が通路を焼き尽くし、天井に埋まった鉱石は熱に耐えきれず崩れ落ちる。


ルナは地面に横たわり、荒い呼吸を繰り返していた。

胸は苦しげに上下し、血に濡れた唇からは呻きが漏れる。

骨折の痛みが全身に走り、立ち上がることすらできない。


「ルナ!」


ジャンは歯を食いしばり、必死に彼女へ駆け寄ろうとする。

目と鼻の先にいるのに、ドラゴンの猛攻が一歩を許さない。




杖を握る手は震え、全身の血が凍り付くような恐怖に支配されていた。

(もしここで・・・・・ルナが死んだら・・・・・オレは!)


脳裏をよぎるのは、以前の敗走の記憶だった。

あの時は辛うじて逃げ延びた。

だが、今度は違う。


ルナが動けない。

彼女を守りきれなければ、すべてが終わる。


「ジャン!前を見て!」

リリエルの声が飛ぶ。


ドラゴンが大きく口を開き、炎の奔流を吐き出す瞬間だった。

「ブリザード!!」


ジャンは無我夢中で魔法を放ち、氷雪の嵐をぶつける。

轟音とともに炎と氷が激突し、爆発的な蒸気が視界を覆った。

しかし、その背後から爪が迫っていた。




反応が遅れたジャンは咄嗟にアイスウォールを展開し、間一髪で衝撃を防ぐ。


だが、爪の一撃は氷壁を砕き、肩を切り裂き飛ばされた。

飛ばされた結果、ルナから更に離れてしまった。


「ぐあっ!」

熱い血が吹き出す。


痛みによろめきながらも、ジャンはルナを守る事を考えていた。


すぐにリリエルがジャンのそばに駆け寄る。

「ジャン!ハイヒ・・・」


しかし、唱えきる前に再び尻尾が薙ぎ払われ、彼女自身も横へ吹き飛ばされた。


「リリエル!」

ジャンが叫ぶ。


だが、彼女は岩壁に叩きつけられながらも、回復魔法を唱え「大丈夫です!」と声を張り、立ち上がった。


その間にも、ドラゴンは次々と攻撃を繰り出す。

爪が石床を抉り、炎が空気を焼き、尾が岩壁を粉砕する。


2人はルナを守るための防御に追われ、攻撃に転じる隙をまったく得られなかった。

「くそっ・・・・・!突破口が・・・・・ない!」

ジャンは苦悩に満ちた声を上げた。




これまでの戦いで見せた冷静さは消え、目には焦燥と恐怖が浮かんでいた。


視界の端に、血に濡れたルナの姿が映る。

彼女の顔は蒼白で、目はかろうじて開かれているだけ。


震える唇がわずかに動いた。

「ジャン・・・・・私はいいから、生きて・・・・・」


「そんなこと言うな!絶対に死なせない!」

胸を突き破るような痛みが、ジャンの叫びとなって塔内に響いた。


ルナを失うかもしれない恐怖が、彼の全身を駆け巡る。

(守らなきゃ・・・・・オレが守らなきゃ・・・・・!だが、このままじゃ・・・・・!)


焦燥が心を締め付ける。


こんな事を考えている間にも、ドラゴンの猛攻と、その防御で精神的にも追い詰められていく。


氷を操る腕は震え、魔力の奔流も制御が乱れ始めていた。

攻撃は弾かれ、防御は押し破られ、次第に立ち位置さえ奪われていく。


リリエルが必死に詠唱を続けていたが、回復の光をルナに届ける余裕はない。


回復を優先すれば自らが炎に焼かれる。

かといって、守り続けるだけではルナの命が尽きるのは時間の問題だった。


「リリエル!どうすれば!?」


「私にも・・・・・まだ・・・・・!」

彼女の声は涙で震えていた。

仲間を救いたいのに救えない。

焦りが3人を縛り付ける。




ドラゴンの咆哮が、すべてを打ち消した。

巨体が跳ね上がり、天井すれすれまで舞い上がる。


そして、眼下の3人を睨み据え、灼熱の光を口腔に集めた。

「また来るっ!」


血と汗に濡れた顔に、恐怖と決意が交錯する。


(次を受け止めきれなければ・・・・・ルナは・・・・・!)


死の影が目前に迫り、心臓を鷲掴みにされるような感覚が胸を締め付ける。

だが、退くこともできない。

炎の奔流が吐き出される。


灼熱の閃光が塔内を覆い、すべてを焼き尽くそうとしていた。


ジャンは杖を握りしめ、叫んだ。

「ルナを・・・・・死なせはしない!!」




炎の奔流が3人を呑み込もうとした瞬間、ジャンのブリザードが全力で放たれ、冷気の壁が命を繋ぎ止めた。


灼熱と極寒が衝突し、塔内内に凄まじい爆音と白煙が立ち込める。


「ぐっ・・・・・まだ・・・・・まだ耐えろ!」

ジャンの全身からは汗が滝のように流れ落ちていた。


炎の熱に焼かれ、氷の反動に凍え、それでも彼は杖を握りしめて立ち続ける。


「ジャンっ!」


リリエルが叫びながらも、迫る炎を避けるために詠唱の手を止められずにいた。

ルナは横たわり、苦しげに息をしている。


回復魔法を施したくても、今は攻撃をしのぐことで精一杯だ。




その時だった。

白煙の隙間から姿を現したドラゴンが、一瞬、動きを鈍らせたように見えた。

巨大な翼の羽ばたきが遅れ、咆哮の勢いにも陰りがある。


(今のは・・・・・?)


ジャンは目を凝らす。


これまで何度も放ってきた防御として使った魔法――アイスストリームやブリザード。


炎を押し返すために繰り返し叩き込んできた冷気が、少しずつではあるが、確実にドラゴンの体力を奪っていたのだ。


「そうか・・・・・オレたちは、確実に削ってる!」

胸の奥に微かな光が灯る。


絶望の中で見つけた、わずかな兆しだった。

その気づきと同時に、ジャンは迷いなくルナへ駆け寄る。


「ハイヒール!!」

ルナに手を当て、必死に魔力を注ぎ込む。


リリエルは全力でドラゴンの攻撃を引き受ける。


口腔に炎が集まる気配を感じ取ると、即座に「ウインドカッター!!」を放った。

口を傷つけられたドラゴンは、今までと違い、炎を吐くのをやめた。


柔らかな光がルナを包み、砕かれた骨が再生し、深い傷が閉じていく。

苦しげだった呼吸が次第に落ち着き、閉じかけた瞳に再び光が戻った。


「・・・・・っ、ジャン・・・・・ありがとう」


ルナはまだ痛みに顔を歪めながらも、身体を起こすことができた。


「立てるか!」

ジャンが振り向く。


「うん・・・・・!まだ戦える!」

ルナは杖を握りしめ、震える足で立ち上がった。


その姿に、ジャンの胸にこみ上げるものがあった。

ルナは恋人であり、仲間であり、絶対に失いたくない存在。

その彼女が再び立ち上がったのだ。


「よし・・・・・!3人で仕掛けるぞ!」

ジャンが叫ぶ。

リリエルも力強く頷いた。




ドラゴンが怒り狂ったように咆哮する。

翼を広げ、爪を振り下ろし、尻尾を振るう。


3人に向かって怒涛の攻撃を浴びせた。


「ウインドブラスト!!」

ルナの放った風が爪の軌道を逸らし、切り裂いた鱗から血が迸る。


「アイスストリーム!!」

ジャンの冷気が炎を封じ、逆にドラゴンの口腔を凍らせる。


怒号のような咆哮が響く。


「ヒール!!」

リリエルは即座に仲間の小さな傷を癒し、攻撃を受けても立ち続けられるよう支えた。


3人はついに再び肩を並べた。


炎と氷、風と光。

その力が渦を巻き、塔内の空気を震わせる。


「これなら・・・・・まだやれる・・・・・!必ず勝てる!」

ジャンの叫びに、ルナとリリエルが同時に応じた。


かつて敗走した恐怖を乗り越え、再び立ち向かう3人。

ドラゴンは依然として強大だ。

しかし、その巨体の動きは、確かに先ほどよりも鈍っている。




だが再び、ドラゴンは天井を震わせるような咆哮を放った。


削られた体力と鱗の傷が逆に怒りを煽り、炎のような殺気が塔内全体を包み込む。


「来るぞ!」

ジャンが杖を構える。


その視線の先で、ドラゴンが前脚を高く振り上げ、岩床に叩きつけた。

轟音とともに地面が割れ、衝撃で3人は跳ね上がる。


「ウインドカッター!!」


ルナが宙に舞いながら風刃を放ち、迫る岩片を切り裂く。

しかし、次の瞬間、尻尾が横薙ぎに迫ってきた。


「くっ・・・・・!アイスウォール!!」

ジャンが氷の壁を張り、衝撃を受け止める。


だが完全には防げず、体ごと後方に押し流された。


「ジャン!」

リリエルがヒールを唱えて追いすがる。


光が彼の体を包み、痛みを和らげるが、ドラゴンの猛攻は止まらない。


炎の光が口腔に渦巻き、今にも吐き出されようとしていた。

「絶対零度!」


ジャンが叫び、全力の冷気が奔流となってドラゴンを覆った。


凍り付いた巨体は一瞬動きを止め、炎の輝きが掻き消える。

「今だ!叩き込め!」


ルナが応じ、「ウインドブラスト」を放つ。


鋭い風が鱗の隙間を切り裂き、血飛沫が散った。


「ブリザード!!」

ジャンも続き、冷気の嵐がドラゴンの翼を叩く。


氷が広がり、重さで動きがさらに鈍った。

「これで・・・・・!」




しかし、その瞬間、砕けた氷片の中から怒り狂った咆哮が響いた。

ドラゴンは力任せに氷を粉砕し、さらに暴れ出した。


翼を大きく広げ、竜巻のような風圧が3人を吹き飛ばす。


「かはっ!」

ルナが岩壁に叩きつけられる。


すぐさまリリエルが「ハイヒール!!」と詠唱し、光が彼女を包む。

しかし完全に立ち直る前に、今度は前脚の爪が襲いかかった。


「やばいっ!」


ジャンが飛行魔法で横へ飛び、ルナを抱きかかえて避ける。

リリエルも魔法で飛び上がり、かわした。


直後、岩床が爪に抉られて粉々に砕けた。


「ジャン・・・・・ありがとっ、助かった」


「まだ気を抜くな!」


ドラゴンは立て続けに尻尾を振り回し、塔内の壁を砕きながら突進してきた。


その巨体は傷を負ってもなお健在で、怒りに任せた猛攻は以前より苛烈になっていた。

「しつこい・・・・・!でも、確かに動きは鈍ってきてる!」


ジャンは歯を食いしばる。

確実に削れている。




だが、同時に3人の身体も限界に近づいていた。


「リリエル!回復を!」


「ええっ!ヒール!!」

光が仲間たちの傷を癒し、再び立ち上がる力を与える。


炎と氷、風と光。

3人は何度倒されても立ち上がり、必死に攻防を繰り返した。

塔内の空気は蒸気と血の臭いに満ち、視界は揺らぐ。

だが、決して諦めなかった。


前回の敗走とは違い、わずかではあったが勝機を見出していた。

ドラゴンの眼光は怒りに燃え、咆哮は塔内を揺るがす。


だが、確かに削り取った傷がそこにあった。


「絶対に・・・・・倒す!!」

ジャンの声が、仲間2人の心を繋ぎ止めた。




塔内は熱気と冷気が入り混じる戦場と化していた。


ドラゴンの咆哮は岩壁を震わせ、爪が振るわれるたびに地面が裂け、炎の奔流が空気を灼き尽くす。

3人は必死に応戦し続けていたが、決着の兆しはまだ見えなかった。


「動きは鈍ってきてるんだ!確かに効いてる!」

ジャンが自身にも言い聞かせるように叫ぶ。


冷気で覆われた鱗の隙間から血が滲み、翼の動きも以前ほど鋭くはない。

それでも、ドラゴンは怒りを糧に、猛攻を加えてくる。


「ウインドブラスト!!」

ルナが全力の風を叩き込む。


巨体がわずかに揺らぎ、鱗の裂け目がさらに広がった。

「今だ!アイスストリーム!!」


ジャンが続き、氷の奔流がその傷口を狙う。


しかし、ドラゴンは翼で風圧を巻き起こし、冷気を弾き飛ばした。

「くそっ、まだ防げるのか!」


その隙を狙い、尻尾が唸りを上げて迫る。


ルナとリリエルは飛行魔法で辛うじて避けたが、ジャンの肩に直撃した。

「ぐああっ・・・・・!」


ジャンが血を吐き、地に叩きつけられる。

「ジャン!ハイヒール!!」


リリエルの光がすぐに彼を包み、傷を癒していく。




しかし、治療の間にもドラゴンは炎を吐き、2人を焼き尽くそうとした。


「やらせない!アイスブラスト!!」

ジャンは立ち上がり、冷気の壁を再び展開。


炎を受け止めるが、反動で足が痺れ、膝を突く。


「ジャン、大丈夫!?」

ルナが駆け寄ろうとするが、その前に爪が振り下ろされた。


彼女は反射的に「ウインドカッター」を放ち、軌道を逸らす。

だが完全には防ぎきれず、腕に裂傷を負った。


「いたっ!」


「ルナ!ハイヒール!」

リリエルが回復魔法を唱え、光が彼女の傷を塞いでいく。


攻防は続く。




確実にドラゴンは傷ついている。

何度も吹き飛ばされ、癒され、立ち上がる。


その繰り返しの中で、体力と精神が削られていく。

「このまま削り切れるか・・・・・それとも、先にオレたちが倒れるか・・・・・」


ジャンが苦くつぶやく。

その目には迷いがあった。




突破口を掴んだはずなのに、決定打を与えられない現実がのしかかる。


ドラゴンは再び炎を集めた。

今度はこれまでにない規模だ。


塔内の空気そのものが震え、赤い光で満たされていく。

「最大級のブレスが来そうよ!」

リリエルが声を震わせる。


ジャンは歯を食いしばる。

「くそっ!ドラゴンは、どこまで強いブレスを吐けるんだ!!」


もし防ぎきれなければ、3人とも焼き尽くされるだろう。


「ルナ、リリエル!全力で合わせるぞ!」

ジャンが叫ぶ。

杖に魔力を集中させ、全身から冷気を迸らせる。


「分かった!もう後がないよ!」


「ええ・・・・・!」

3人は同時に詠唱を始めた。


「ダブルブリザード!!」

「ウインドブラスト!!」

「ウインドカッター!!」


氷と風、風の爆風が炎を迎え撃つ。


塔内全体が震え、爆発的な衝撃が襲いかかる。

炎と氷が拮抗し、押し返せるかどうかは紙一重だった。


「押し切れ・・・・・押し切れぇぇっ!」

ジャンの叫びと共に、3人は全力を注ぎ込む。


しかしドラゴンも負けじと炎を吐き続ける。

誰も一歩も引かない死闘の中で、建物そのものが崩壊しかけていた。


塔内を揺るがす轟音と熱気の奔流が、3人の体力を容赦なく削っていった。




汗と血に塗れたジャン、ルナ、リリエルは、互いの顔を見る余裕すらなく、ただ迫り来る炎を必死に相殺していた。


「ダブルブリザード!!」

ジャンの声が塔内に響き渡る。


双流の氷雪が奔流となって押し出され、目前に迫る灼熱のブレスと激突した。


視界は白と赤に塗りつぶされ、爆発的な蒸気が巻き上がる。


「まだだ・・・・・!押し返すっ!」

ルナもすかさず「ウインドブラスト」を詠唱し、

烈風が氷を後押しし、炎の勢いを削いでいく。


リリエルは必死に詠唱を繰り返し、2人の身体を光で癒し続けた。


「耐えてっ・・・・・!まだ・・・・・・、私は立てます!」

その声は震えていた。


だが3人は倒れなかった。

立ち止まれば終わると知っていたからだ。

やがて、炎と氷が相殺され、蒸気の中で互いの姿を探り合う時間が訪れた。




3人は肩で息をしながらも、同時に気付いた。


「動きが・・・・・遅い?」

ドラゴンの巨体が揺れていた。


翼の羽ばたきは鈍り、爪を振り下ろす速度も明らかに落ちている。

分厚い鱗の隙間からは血が滲み、霜の白がまだらに残っていた。


「効いてる!オレたちの攻撃、確実に効いているぞ!」

ジャンが叫ぶ。

胸の奥に燃え尽きそうな炎が、再び強く灯った。


「今が最後の・・・・・勝機だよ!」

ルナも杖を掲げ、魔力を呼び起こす。


リリエルの手も震えていたが、その瞳は確かな光を宿していた。


3人は視線を交わした。言葉はいらなかった。




シオン「読んでくださって、ありがとうございます。・・・こうして出てくるの、久しぶりだねー」


フィリーネ「ねぇシオン、あなた、こんなところで出てきて良いの?物語の流れ、完全に無視してる気がするけど?」


シオン「作者が言ってたんだよ。“そろそろ忘れられてる頃だから、出とけ”って」


フィリーネ「え?雑すぎるでしょ。それに、あなたの本編登場は、もう少し先だったと思うわ」


シオン「うん、そうなんだけど。じゃあ、今ここにいる私は“つなぎ役”。つなぎ役って、具の少ないおにぎりみたいだねぇ。せめてツナ増量とかして欲しいよ」


フィリーネ「例えが地味、と言うか分かりにくいわね。何と言うか・・・可哀想になってきたわ」


シオン「作者って、けっこう適当だよね。私、ちゃんと本編に入る前に心の準備したかったのに」


フィリーネ「心の準備と言えば、あなた、本編で・・・あー・・・、これは言えないやつだわ」


シオン「あははは、それ以上はアウトだよ。ぜったいネタバレだもん」


フィリーネ「ええ、分かっているわ。わたしは気を遣ってるのよ」


シオン「ちょっと準備運動でもしとこうかな?」


フィリーネ「準備運動・・・・・・ね。 シオン、動けるの?」


シオン「さあて、次に出てくるときは“本物の私”なんだね」


フィリーネ「サラッとスルーしたわね。 まあ、今のあなたは作者の気まぐれで呼び出された“お試し出演”。しっかりね」


シオン「ふふ、分かったよ。じゃあ・・・」


フィリーネ「読者のみんな・・・・・・」


ルナ「ちょおおおっと待ったぁぁぁ!!ドラゴン戦の感想、ゼロ!? がんばってるんだよ私たち!誰か一言くらい触れてよぉー!!」


フィリーネ「そうね、分かったわ。ジャンもルナもリリエルも、ドラゴンと戦ってるわね」


シオン「それじゃあ、読者の皆さん」


シオン&フィリーネ「次回もお楽しみに!」



ルナ「ちがぁぁぁーう!! 事務的な報告じゃなくて! もっとこう・・・、応援とか心配とか!気持ちのこもったやつーーー!!」



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