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パーティーから裏切られたホワイトマジシャンは規格外  作者: つるぴかつるちゃん
第三章 トルナージュの出来事、そして“ルナ”

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第79話  よし!行こう!!

その頃、ジャンたちは・・・・・・。


「ここだよ!ソフィアは突然、この場所でっ!」

リディアが震える指先で示した場所は、既に人々の往来が戻り、露店の呼び声や笑い声が行き交っていた。


あの時、ソフィアが掻き消えた瞬間に走った、不気味な沈黙はどこにも残っていない。

まるで何事もなかったかのように賑わいを取り戻していた。


しかし、仲間たちの胸中には、重苦しい影が落ちていた。


「変なことに巻き込んで、悪かったな」

エヴァンは唇を噛み、ジャンたちに頭を下げる。


その声音には、自分を責める気持ちが色濃くにじんでいる。


続いて、エレオスが拳を固く握りしめ、悔しさを押し殺すように呟いた。

「僕が・・・・・僕が忘れ物なんかしなければ・・・・・ソフィアを1人にしなくて済んだんだ!」


荒々しい声に、周囲の人々が一瞬振り返ったが、すぐに興味を失い日常へと戻っていった。

彼らには事情など知る由もない。


だが仲間を失った者たちの胸の痛みは、誰にも分からぬほど深かった。


リディアは2人の言葉を聞きながら、静かに首を振った。

「誰も悪くないって。こんなの、誰にも予想できなかったんだから。ソフィアだって、きっとそうだよ」


それでも責任を感じている彼らの表情を見て、リディアの瞳にも陰が差す。

そんな中で、ジャンは無言のまま足元の地面をじっと見つめていた。


やがて、リディアが小さな声で問いかける。

「ジャン・・・・・ここに戻ってきて、何か分かりそう?」


彼は短く「ああ」とだけ答える。

その声には確信めいた硬さがあり、リディアは無意識に息を呑んだ。


ジャンは横に立つルナへと顔を向け、落ち着いた声で話しかける。

「ルナ。ソフィアが消えた場所で、メルグレイスの時と同じ感知をやってくれ」


ルナはこくりと頷き、目を閉じて魔力を集中させようとした。


ルナは人を避けながら、ある場所に立って言う。

「ほんとに宿に近いんだね。ここがソフィアの誘拐された場・・・・・」




ここまで言った瞬間、彼女の身体が震えた。

「っ!」


集中するまでもなく、そこに漂う強烈な魔力の残滓が、ルナの感覚を直撃したのだ。

まるで冷水を浴びせられたような衝撃に、彼女は思わず口元を押さえ、瞳を大きく見開いた。


「ルナ?」

ジャンが声を掛けた時には、ルナの表情は既に恐怖に凍り付いていた。


その異変を察したジャンの心臓が高鳴る。

迷っている暇はない。


彼は即座にサーチ魔法を展開し、ルナが感知した情報を視覚的に共有した。

(ソフィア!)


視界に飛び込んできた光景は、ジャンの理性を打ち砕くほど衝撃的だった。


それは、どこかの建物の一室。

広さはごく普通の部屋に見える。


しかし、その中心に敷かれた禍々しい魔法陣が、ただならぬ空気を放っていた。

魔法陣の上に、ソフィアが横たわっている。


両手両足は無骨なロープで縛られ、目隠しをされ、口も塞がれていた。

逃げ出す術を奪われただけでなく、首には鈍い光を放つ紫色の首輪がはめられている。


魔力を阻害する呪具だと、一目で分かった。

かすかに身じろぎするたび、ソフィアの顔が苦悶に歪む。


まるで魔法陣そのものが彼女の生命を削り取っているかのようだった。

ジャンの胸に焦燥が駆け巡る。

挿絵(By みてみん)


だがその瞬間、彼とルナの耳に、心の奥底から響く声が届いた。


(助けて! 助けて、ルナ、エヴァン!、エレオス、リディア、ジャン、フィリーネ! 誰か、助けて!)


悲痛な心の叫びは、刃のように胸を突き刺した。

ルナはその声を受け取った瞬間、全身を震わせ、次の瞬間には叫びを抑えきれなかった。


「ソフィア!!」

その声は、かつて聞いたことのないほど切実で、痛切な響きを帯びていた。


周囲の人々が驚いて足を止める。


だがルナの耳には、そんな雑音は一切届かなかった。

彼女の視線の先には、ただ必死に助けを求めるソフィアの姿しかなかった。




ルナは、ガクガクと震えながらジャンの元に駆け寄った。

大きく見開かれた瞳には涙がにじみ、声にならない不安が溢れ出ていた。


ジャンはそんなルナをしっかりと抱きしめ、力強く言い放つ。

「絶対に助ける。いいか、ルナ。オレたちで必ず助ける」

ルナは、潤んだ目のまま、それでも必死に力強く頷いた。


その姿に、ジャンの決意はさらに固くなる。

ジャンはルナからそっと離れると、深く息を吐き、サーチ魔法を最大まで展開した。


周囲の魔力の流れを探るが、その反応は遠すぎて曖昧だった。


「遠い。これじゃ場所を特定できない」

悔しそうに歯噛みするジャン。


その肩に、ルナが一歩踏み出して声をかけた。

彼女はジャンよりも広い範囲を探知できる。


「ジャン・・・・・あの山の麓。あそこ、不自然に結界が張られてるよ。そしてその中に、ソフィアがいる」

ルナが指差す先を見ると、西側の遠くに見える山に確かに異質な魔力が漂っていた。


その言葉にリディアが顔を曇らせる。

「ちょ、ちょっと待ってよルナ! あそこ・・・・・ギルドが結界を張ってる危険区域だよ!普通なら誰も近づかない場所じゃない!」


ジャンは鋭い視線をリディアに向けた。

「どうしてそんな場所に結界を?」


リディアは言葉を選びながらも、真剣な眼差しで答える。

「入口のすぐ近くに仕掛けがあるって聞いたことがあるの! 入った人のほとんどは戻ってこない!。戻れたとしても、心が壊れたままなんだ! だからギルドが封鎖してるのよ!」


ルナは思わず息をのんだ。

フィリーネも眉をひそめる。


ジャンは一瞬だけ目を閉じ、静かに頷いた。

そして口を開くと、その声は揺るぎない決意を帯びていた。


「まずは、ギルドへ行こう」

その言葉に場の空気が揺れた。


あまりに落ち着いて聞こえたため、一瞬、皆は耳を疑った。

しかしジャンの真剣な表情を見て、誰も反論できなかった。




一行はギルドへと駆け込み、ジャンは真っ先に受付へ向かう。

「ギルド長を呼んでくれ。急ぎだ!」


受付嬢が驚きつつも慌てて奥へ走っていき、やがてギルド長エルネストが現れた。

20代後半だろうか?

その若さながら、落ち着いた雰囲気を纏う男である。


彼はジャンのただならぬ様子に眉をひそめた。


「どうしたんだ、そんなに慌てて」

ジャンは迷わず言った。


「山麓の結界地帯に、ソフィアが囚われている。ソフィアを助けに行かせてくれ!」

場の空気が張り詰める。


エルネストは一瞬だけ目を細め、そして強い口調で即答した。


「ダメだ」

短く、しかし重い言葉。


ジャンは思わず声を荒げた。

「なぜだ!? 1人の人間の命がかかっているんだぞ!」


拳を握りしめるジャンに、エルネストは静かに、しかし揺るぎない眼差しを返す。

「理由は単純だ。ソフィアだけじゃない。ジャン、ルナ、フィリーネ、エヴァン、エレオス、リディア・・・・・お前たちまで失うわけにはいかない」


そこで一度言葉を切り、エルネストは目を閉じて深く息を吐いた。

やがて再び目を開き、低く続ける。

「冷たい言い方になるが・・・ソフィア1人の命で、ここにいる全員が助かるんだ」


その言葉は、まるで重い鎖のようにジャンの胸に絡みついた。

背後でルナが小さく声を漏らす。

「そんな・・・・・」


フィリーネも苦渋の表情を浮かべていた。

リディアは唇を噛み、視線を逸らす。

「ソ・・・フィ・・・」


エレオスは青ざめた顔で拳を震わせ、唇から搾り出すように叫んだ。

「くそっ!僕のせいだ!」


その隣で、エヴァンはすべてを悟ったように、そして諦めたように、冷たい笑みを浮かべていた。


誰もが助けたいと願っている。

だが、エヴァンも、エレオスも、リディアも、その危険性を知っているからこそ、次の言葉を紡ぐことができなかった。


ルナの唇が震えた。

今にも涙がこぼれそうな瞳で、彼女はかすれた声を漏らす。


「そんなの・・・いやだよ。誰かが犠牲になるなんて・・・絶対いや!」


その瞬間、ジャンの胸の奥で何かが弾けた。


「ルナ」

低く名前を呼んだあと、ジャンは歯を食いしばり、周囲を見渡した。


「違う。オレたちは、もう誰も失わないためにここまで来たんだ!」

声が震え、拳が震える。


「危険だ?分かってる! でも、見捨てて生き延びたところで、それが“正しい選択”だなんて、オレは絶対に認めない!」


ルナが顔を上げる。涙に滲む視界の中で、ジャンの瞳はまっすぐだった。

その瞳には恐怖よりも、ただ1人を救うための強い光が宿っていた。


ギルド長は、ジャンの怒りを真正面から受け止め、しかし声色を乱さず静かに口を開いた。

「ルーセントハート・・・・・失われた魔法だ。あれなしでは、いかに君たちでもあの場所は無理だ」


冷徹にも聞こえる言葉だったが、そこには若者を失いたくないという強い意志が込められていた。


場に重苦しい沈黙が落ちた瞬間、フィリーネが一歩前に出た。

「私、それを使えます」

毅然とした声だった。




エルネストは驚きの表情を見せるかと思われたが、意外にも口元に笑みを浮かべた。

「まったく・・・・・本当に君たちは、本当に常識の外を歩んでいる」


そう呟くと、彼は懐から2枚の護符を取り出した。

淡い光を帯びた古びた札は、ただの紙切れとは思えぬ重々しさを放っている。


「ところで・・・・・アステリアのギルド長、リーザンを知っているだろう?」

ジャンが短く「ああ」と答えると、エルネストは護符を手渡しながら静かに続けた。


「あいつはオレの弟だ。ジャン君たちのことは、あいつから聞いている。私は・・・・・あいつの言う“奇跡”とやらを、この目で確かめたいだけなのかもしれないな」


「えっ?」

ジャンの顔に驚きが浮かぶ。


だがエルネストは気に留める様子もなく、さらに言葉を重ねた。

「その護符は、一度限りだ。結界を一分間だけ無効にできる。行きと帰りの2枚だ」


ジャンは戸惑いを抱えながらも、その札を両手で受け取った。

彼の掌に冷たい重みが宿る。


「絶対に生きて帰ってこい。もちろん、ソフィアと一緒にだ」

短くも強い言葉。


エルネストの眼差しは、鋼のように揺るぎない。

ジャンは深く息を吐き、真剣に頷いた。


その後、エルネストは周囲を見回し、リディア、エヴァン、エレオスを見ると3人に言った。

「悪いが、少し離れていてくれ」


3人が顔を見合わせながらも従い、受付の奥へと下がるのを見届ける。




ギルド長は声をひそめる。

「これは極秘事項だ」

ジャン、ルナ、フィリーネだけに聞かせる声音。


3人は息を呑み、無言で耳を傾けた。

「さっきヒルダロアから早馬で報せが届いた。古代文明の遺跡で異常が確認されている。・・・・・ただ、詳しく語るには時期尚早だろう。今は余計な情報で君たちを惑わせるわけにはいかん」


ルナはハッと顔を上げ、胸の奥を締め付けられるような思いで呟いた。

「そんな・・・・・また、何かが」

彼女の声は震え、目には不安の色がにじむ。


それでもすぐに首を振り、ジャンの袖をきゅっと掴んだ。

その手は小さくても、必死に彼を引き止めようとするかのように強かった。


「でも・・・・・今はソフィアを!ソフィアを置いてなんていけないよ!」


エルネストは眉間に深い皺を刻みながらも頷いた。

「本来なら遺跡の調査を最優先にすべきだ。だが、今はソフィアを救うことが先だと私は判断する。お前たちが戻り次第、改めて話すことになるだろう」


フィリーネが小さく息を整え、強い声で言った。

「はい!必ず、連れ帰ってきます」


その横顔は凛としていたが、胸の奥では不安と責任の重さが渦巻いていた。

彼女はそれを決して口にせず、ただ仲間と共に立ち向かう決意だけを示したのだ。


ルナは涙をこらえるように唇を噛み、ジャンを見上げる。

ジャンはその視線をしっかりと受け止め、強く拳を握った。


エルネストは、再び真剣な顔に戻ると、ジャンを真っ直ぐに見据えた。

「行ってこい。時間がないのだろう?」


その声音には重々しい響きがあったが、同時に若者たちの背を押す力も宿していた。


ジャンは唇をきゅっと結び、深々と頭を下げた。

「必ず、ソフィアを連れ戻します」


ルナも慌てるようにして頭を下げる。

「はいっ!ソフィアを、絶対に助けるから!」


フィリーネも静かに一礼し、淡々とした声ながら、その目には覚悟がにじんでいた。

「私たちに託してくださって、ありがとうございます」


エルネストは3人の姿をしっかりと見届けると、背を向けながら低く言った。

「もう一度言う。これは命令だ! 絶対に帰ってこいよ。3人とも、そしてソフィアも一緒にな」


その言葉は命令というよりも祈りに近かった。




ギルド長が奥へと姿を消すと、待ち構えていたようにリディア、エヴァン、エレオスが駆け寄ってきた。

その表情には、焦りと決意が入り混じっている。


「ソフィアを助けに行くんだろ!」

エレオスが真っ先に声を上げる。

「だったら僕たちも行くに決まってるじゃん!」


その勢いに押されながらも、ジャンはきっぱりと首を横に振った。

「ダメだ」


「はぁ!? なんでよっ!」

リディアが思わず机を叩き、ギルドの空気がピンと張り詰める。


一瞬、ジャンの口が開いて閉じられる。

喉の奥に言葉が詰まったように、なかなか声が出ない。


「ジャン、考えてる時間なんてない!」

エヴァンが焦りを抑えるような声で告げる。

「オレたちも行く。人数は多いほうがいいはずだ」


しかしジャンは、苦しげに顔を歪めながらも再び同じ言葉を吐き出した。

「ダメだ」


その拒絶に、エヴァンとエレオスはジャンに詰め寄ろうとした。


そこにリディアが一歩踏み出し、ジャンの胸元を掴んだ。

「どうしてよっ! なんで私たちを置いていくの!?」

目は涙をこらえて赤くなり、声が震える。


「ソフィアは、あたしたちの仲間なのよ!!

見捨てろって言うの!? そんなの、納得できるわけないじゃない!」


ジャンは俯いて拳を握る。

そして、自分を責めるように言葉を絞り出した。

「悪い・・・・・けど、お前たちは足手まといになる」


その言葉に、リディアの手が止まる。

掴んでいたジャンの胸元を、ゆっくりと離した。


エレオスは唇を噛み、エヴァンも言葉を失ったように黙り込む。


ジャンは、まるで自分の心を削るように言葉を続けた。

「オレたちでさえ・・・・・死ぬかもしれないんだ。なのに他の人間を守る余裕なんてない。だから・・・・・お前たちは連れて行けない」


一拍置き、悔しさを滲ませながら呟く。

「弱いからだ」


静まり返るギルドの中、冷たい現実が3人の胸に突き刺さった。


リディアは、ぎゅっと拳を握りしめ、俯いたまま肩を震わせる。


「分かってるわよ。弱いのなんて、自分でも一番分かってる」

顔を上げた彼女の目には、涙が光っていた。


「でもね、それでも!」

リディアは言葉を切り、息を詰めるように叫んだ。


「そんな本気の目で言われたら、信じるしかないじゃない!

絶対に、ソフィアを助けてきなさいよ!」


頬を伝った涙が、ぽたりと床に落ちる。


ジャンは彼女の言葉を正面から受け止め、ゆっくりと頷く。

「ああ・・・・・助ける。必ず!」


エヴァンは小さく息を吐き、真剣な瞳で告げる。

「頼んだ。オレたちの仲間を!」


エレオスも黙って拳を固く握りしめ、頷いた。


そしてリディアが、涙を拭ってジャンに指を突きつける。

「絶対に・・・・・約束、破ったら承知しないからね!」


「もちろんだ」

ジャンの声は静かだが力強かった。




そのやり取りを見ていたルナが、焦りに駆られたように声を張り上げた。


「急がないと・・・・・ソフィアの命が危ないよ!」

彼女の声には、恐怖と不安がそのまま滲んでいた。


胸の奥からあふれ出す焦燥感に、言葉が自然と震える。

ジャンの表情に強い緊張が走る。

その眼差しは鋭く光り、迷いはなかった。


「行くぞ!」

その言葉を合図に、3人は駆け出した。


ギルドの裏手へ回り込み、誰もいないことを確かめると、互いに目を合わせる。

ルナは拳をぎゅっと握りしめ、唇を噛んで小さく頷いた。


フィリーネは静かに深呼吸をして、感情を押し殺すように心を落ち着ける。

そしてジャンは、2人の信じる心を感じながら、力強くうなずいた。


次の瞬間


3人の身体は一気に宙へと舞い上がった。

風を切る音が耳を打ち、眼下に街並みが流れていく。


ルナの心臓は早鐘を打ち、フィリーネは唇をきつく結んだまま視線を前へと向けていた。

彼らが目指すのはただ一つ。山麓に広がる結界の地。


その向こうに、かけがえのない仲間、ソフィアが待っている。






最後までお読みいただきありがとうございました。

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