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パーティーから裏切られたホワイトマジシャンは規格外  作者: つるぴかつるちゃん
第一章 アステリアの街で

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第7話  九死に一生

再び、物語の時系列は5話の終盤に戻る。


ゼノンとルシウスは、互いに目を合わせ、ニヤリと不敵な笑みを浮かべた。


その表情は、まるで長年の計画が完璧に成功したことを祝うかのように、冷たく、そして愉快な光を宿していた。


2人は、残っていたモンスターの餌を床に撒き散らしながら、18階の転移装置がある場所へと戻っていった。




塔の入り口で待機していたリリエルとルナを目にすると、ルシウスは満面の笑みを浮かべ


握ったグーの手から親指を突き立てる仕草をした。


その指先は、まるで勝利を告げる旗印のように力強かった。


「終わったよ。これで死体も残らんさ」


ルシウスの言葉は、まるで楽しい買い物を終えた後のように軽やかだったが、その内容はあまりにも残酷だった。




ゼノンは、ルシウスの隣を歩きながら、安堵と興奮が混ざった複雑な表情で言った。


「あんなに上手くいくとは思わなかった。


 怪訝そうな顔をしていたから、途中で感づかれるかもしれないとハラハラしたがな」


ルシウスは、ふんと鼻を鳴らし、高らかに笑い飛ばした。


「オレの優しさの演技を信じようとして、判断が鈍ったのさ。ははははは!」


その笑い声は、塔の1階の静寂に不気味に響き渡った。




塔から出たルシウスたちは、一路、街へ向かっていた。


ルシウスは、ゼノンを呼び止めると、周囲に聞こえないよう小声で囁いた。


「ゼノン、ギルドへ向かう。


 お前はリリエルとルナが塔に戻らないように監視しておいてくれ。


 万が一でも、ジャンが生き残ったら困るからな」


ゼノンは、一瞬だけ驚きの表情を浮かべたが、すぐに頷いた。


「分かった。任せておけ」


ゼノンが2人の監視に向かうと、ルシウスは満足そうに口角を上げ、1人でギルドへと向かった。



ギルドへ入ると、ルシウスは迷うことなく、事前に声をかけておいたフィリーネの元へ歩み寄った。


「フィリーネ、これからキミを仲間にする手続きをする。一緒に受付まで来てくれるね」


フィリーネは、少し緊張した面持ちで、しかし決意に満ちた瞳で頷いた。


「分かりました。これからお役に立てるよう頑張ります」


「ああ、頼んだよ」


ルシウスは、にこやかな笑顔で答え、フィリーネを先導して受付へ向かった。




受付にいたアーカスは、ルシウスの予想通り、不審そうな顔で2人の様子を伺っていた。


「仲間を外す手続きと同時に仲間を入れる手続きをしたい」


ルシウスは、堂々とした態度で用件を伝えた。


「外される仲間の方は、今どちらに?」


アーカスの質問に、ルシウスは一瞬だけ表情を曇らせる演技をしたが、すぐに取り繕った。


「さっき、塔での戦闘で亡くなった」


アーカスの表情は、さらに硬くなった。


「何階でどなたがお亡くなりになったのですか?」


「18階でジャンが・・・。

 スタンピードが起きたのか、突然大量のモンスターに襲われて、みんなで応戦したんだが、戦闘が終わった時にはジャンだけが居なかった」


ルシウスは、作り上げた嘘を淀みなく語った。


「18階で!?そもそもスタンピード自体が長い間起きていません。至急調査いたします」


アーカスの言葉に、ルシウスの心臓は一瞬、強く跳ねた。


(ここまでは全てが完璧だった。この計画が、ここで台無しになるのか?いや!)


そう思うと、口をついて言葉が出た。


「そんなことしなくて良いだろう?オレたちが既に全部倒したんだ」


焦りを隠そうとするが、声がわずかに上擦った。


アーカスは、ルシウスの動揺を見逃さなかった。


「原因を探り、二度と起きないように、または今後起きても対処できるようにする必要があります。


 それとも、調査されると何か都合が悪いのですか?」



アーカスの鋭い視線が、ルシウスを射抜く。


ルシウスは、内心では冷や汗をかきながらも、懸命に冷静さを保とうとした。


(調査をすると言っても、多少の時間はかかるはずだ。それに、もし調査をされたところで、ジャンはすでに死んでいる。たとえ生きていたとしても、あと数分も持つまい。モンスターの餌も全て食い尽くされているだろうし、証拠は残っていないはずだ)


そう考え、ルシウスは再び自信を取り戻した。


「いえ、特に都合悪いことはないです。では調査をお願いします」


ルシウスは、平静を装いながら答えた。




「少々お待ちいただいても良いですか?ちょうどさっき書類が切れたもので、取りに行ってまいります」


そう言って、アーカスは受付の奥へと消えていった。


アーカスは、裏にある部屋に入ると、ギルド長であるリーザンに小声で事の次第を話した。


「ギルド長、ルシウスがモンスターを大量に使い、ジャンを殺害した可能性があります。ルシウスは18階でスタンピードが起きたと申しておりますが、やや挙動がおかしいです。人為的なのか、本当にスタンピードなのか、調査をお願いします」


リーザンは、眉間に深いシワを寄せ、厳しい表情で言った。


「それは本当のことなのか?今すぐ調査に向かおう。本当に殺害だった場合、彼は永久追放だな。書類の準備もしておいてくれ」


アーカスの言葉に、リーザンは怒りを滲ませた。




アーカスは「かしこまりました」と答え


仲間を外す用紙と加える用紙を数枚手に取って、受付へと戻った。


「ルシウス様、お待たせしました。仲間を外す用紙はこちら、仲間を加える用紙はこちらになります。


 では、そちらの記入台で記入お願いします」


ルシウスは、用紙を受け取ると、迷うことなく記入し、再び受付へと提出した。


「ジャンさんは塔の18階で亡くなったため仲間から外し、代わりにルシウスさんのお隣にいるフィリーネさんを仲間に加えることでお間違えありませんね」


「ああ」


アーカスはフィリーネへ向き、訪ねる。


「フィリーネさんもルシウスさんのパーティーに加入する、これで間違いないですね」


「はい、よろしくお願いします」


フィリーネは、深々と頭を下げた。




アーカスは、用紙を確認しながら、最後にルシウスに問いかけた。


「ルシウスさん、最後に1つお伺いします。ジャンさんが亡くなった直後のフィリーネさんの加入、これはタイミング良すぎませんか?」


ルシウスは、この質問が来ることを予測していたかのように、堂々と答えた。


「元々フィリーネを今日入れることは決まっていた。そして、ジャンにはホワイトマジシャンの先輩としてフィリーネに教えてもらう予定だったんだ」


アーカスは疑いの目を向けながらルシウスに聞いた。


「仮にそうだとしても、ホワイトマジシャンが2人いるパーティーは珍しいと思いますが、そこはどうなんでしょうか?」


この質問も、ルシウスの想定内だった。


「確かに珍しいな。だけど、オレとジャンは犬猿の仲だった。 今日のようなことがなければ、ある程度ジャンに教えてもらってから、合意の下でメンバーから去ってもらう予定だった」


過去から今までのルシウスの態度を知っているアーカスは、その堂々とした答えに、逆に怪しさを感じていた。




その頃、塔の18階では――。


少し休めたが、アイスウォールも残り3分の1くらいか。


思ったより削られるのが早い。


どうせなら、最後まで足掻いて死ぬか。


ガン!


ガインガンガン!


ガガン!


氷の壁が少しずつ削られていく音を聞きながら、ジャンは心の中でつぶやいた。


父さん、母さん、間もなくそっちに行くよ。


光に包まれて消えたシオンはそっちにいるのかな?


結局、こっちでは見つけられなかったよ。


何も情報を持ってないからアステリアにずっといたけど、世界に探しに出た方が正解だったのかな?


また家族4人で、そっちの世界で暮らそうよ


瞳を閉じると、家族との温かい記憶が蘇る。


そして、その思い出に別れを告げるかのように、オレはゆっくりと目を開けた。


右手と左手に炎の魔法を準備する。



ガン!


ガガン!


ピキッ!


ガガガン!


ビキッ!


ガン!


ビキキ!



「もうすぐ割れるな、いつでも来い!」



ガガン!


ガッシャーン!!



アイスウォールが砕け散る。


その瞬間、大量のモンスターがジャンをめがけて、押し寄せた。


「ダブルファイアーストリーム!」


グギャー!


ギィアアアア!


ピギャッ!


グギィィ!


ガォアオオオオ!


ギィィー!


先頭集団が炎に焼かれ、次々と倒れていく。




ジャンは、腕に魔力を流し続けながら、絶望的な状況に抗った。


この部屋は、あの広い部屋と違って狭い分、四方八方から攻撃されることはない。


それが吉と出るか?凶と出るか。


敵は次々と倒れていくが、魔力もどんどん減っていく。


このまま魔力切れで終わるのか?


いや、まだやってないことがある。




モンスターは部屋の入り口付近まで押し戻されていた。


今しかない!やるか!!


オレは炎に注いでいた魔力を止めると、全速力で通路の行き止まりまで駆け抜けた。


過去に数回しか使ったことがないな、と思いながら魔法を唱えた。




「全ステータスアップ!」




その瞬間、背中に強烈な痛みが走り、ジャンは前のめりに倒れこんだ。


「うわああああ!」


ザク!


ドシュ!


ガリ!


ジャンは、モンスターの群れに襲われ、ありとあらゆる場所に攻撃を受けた。


激痛が全身を駆け巡り、意識が徐々に薄れていく。




くそっ・・・意識が・・・


エルミナ・・・・・お前も、こんな痛みを感じていたのか?



オレの意識は、徐々に、しかし確実に暗闇へと向かって行く。




その頃、カイラスとライアスは、ギルド長のリーザンに呼び出されていた。


ルミアは、エルミナの看病をカイラスたちが頼んでいた。


「ルシウス君は、塔の18階でジャンがモンスターに襲われて死んだと報告してきた。


 そして、すぐに新しいホワイトマジシャンを仲間に加える手続きを済ませた」



カイラスは、顔色を変えた。


「そんな・・・・・!ジャンが死んだ?そんなはずは・・・・・」


ライアスも、信じられないという表情で黙り込んでいる。


ギルド長は、2人の様子をじっと見つめ、静かに続けた。


「おかしいと思わないか?なぜ、ルシウス君はジャン君が死んだと断定できる?


 彼らが言うには、戦闘が終わった時にはジャン君だけが居なかったそうだが、なぜ死んだと言い切れる?」



カイラスは、ハッとした表情で、眉間にシワを寄せた。


「確かに、おかしい」


「それに、なぜ新しい仲間をすぐに迎え入れたんだ?そんな急ぐ必要はないだろう」


リーザンの言葉は、2人の心を揺さぶった。


「カイラス君たちは、ジャン君のことは気にしなくていい。とにかく、今すぐ塔へ調査に向かう。ルシウス君の言っていることが本当かどうか、この目で確かめてくる」


そう言って、リーザンは職員と一緒に急いで塔へと向かっていった。




次から次へと襲い来るモンスターの波に、オレはありとあらゆる場所に攻撃を受け、意識は ほぼない。


全身を走る激痛に、もはや抵抗する気力も失せていた。



オレの頭には大切な人々の顔が浮かんだ。


心の中で謝る。



エルミナ、救いたかった。あちらではオレをいくら責めてもらっても構わない。


ルナ・・・・・ごめん、涙の意味、今でも分からない。せめて謝らせてくれ。


カイラス、約束を守れなかった・・・・・悪かったな。


不甲斐なさと、あっけない自分の最期を悟り、瞼を閉じる。


意識がなくなる直前、オレはかろうじて残ったわずかな魔力に気付いた。



最後にせめて・・・・・1秒でも、2秒でも長く生きて・・・・・魔力が尽きるまで・・・・・



意識の淵から、か細い声で魔法の名を紡いだ。


「ハイ・・・・・ヒー・・・・・ル」


その瞬間、彼の周りが白く眩しい光に包まれた。


死の直前に見ると言われる走馬灯なのか?、両親の顔が見えた。


父さん母さん、こっちに来ちゃったよ。


遠い昔の温かい記憶に、オレは安堵の息を漏らした。


しかしそれは一瞬のことで、同時に内側からガラスが「バリーン」と弾け飛ぶような、耳をつんざく音が響き渡った。


白い光が消えた後も、自分に覆いかぶさるモンスターたちの姿は変わらないのに、全身を蝕んでいた全ての傷が嘘のように癒え、体力も完全に回復していることに気づいた。


「これ・・・・・オレが使った回復魔法・・・・・!?」


意識が覚醒し、すぐさま体勢を立て直すと、再びモンスターの群れに魔法を放った。


「ダブルファイアーストリーム!」


しかし、放たれた炎の嵐は、先ほどまで使っていたものとは比べ物にならないほど、圧倒的な威力を誇っていた。


一瞬でモンスターの群れを焼き払い、呆然と立ち尽くす。



なぜだ?魔力さえも完全に回復している。


あのガラスが割れたような音と、何か関係があるのか・・・・・?



オレは角を曲がり、部屋の方を向く。


考える暇もなく、新たなモンスターが部屋から流れ込んでくる。


オレは、使える!と確信した!


ついさっきまでは使えなかった魔法。そしてその魔法の名前を叫んだ!


「スターフレア!」


ヒュンヒュヒュンヒュンという音を立てて飛んでいく火炎弾は、彼の想像をはるかに超える威力で、モンスターたちを瞬く間に灰へと変えていった。


モンスターが全滅し、あたりが静寂に包まれる。


「勝った・・・・・のか?」


しばらく待っても通路からモンスターは来ない。


安堵の息を吐き、壁にもたれかかったその時


「ゴゴゴゴゴ」


と低い地鳴りのような音が響き、塔全体が揺れ始めた。


揺れはすぐに収まったが、ジャンの心臓は不安にざわめいた。



揺れは小さかったが、何だったんだ?



ひとまず転移装置のある場所へと戻ろうと歩き始めた矢先


目の前に現れたのは、通常は2~4階に出現するはずのモンスター、クリブンだった。


挿絵(By みてみん)



なぜこんなところに?



ファイアーボールを放つも、クリブンはギギィと鳴きながら突進してきた。


ウインドカッターで攻撃しても、腹にやや大きめの傷がつくだけで、致命傷にはならない。


そしてさらに大きな声でキィキィと鳴きながら、頭突きでジャンを攻撃しようと突っ込んできた。


それをかわし、フレアを放った。


「グキャキャキャアア!」


という叫び声と共に、クリブンは倒れた。


その瞬間、角を曲がってきたギルド長のリーザンが姿を現わし、同時に反対の通路からもクリブンが現れた。



リーザンは迷うことなくクリブンにファイアーボールを放つが、その威力は効かず、彼は驚愕の表情を浮かべた。


「なっ!あれでも死んでないぞ!」


リーザンの言葉に、ジャンは冷静に指示を出した。


「ギルド長、ダメです。あいつは進化したのか、その程度では効きません。フレア!」


フレアを浴びたクリブンは、息絶え絶えになりながらもまだ生きていた。


ジャンは更に、ウインドカッターで止めを刺した。


「なぜギルド長が?」


ジャンがそう尋ねると、リーザンは「塔の外に出てから話す」と言い、持っていた魔導具で調査中止と塔への立ち入り禁止を指示した。


外に出るとギルドの職員が、なぜ調査中止と塔への立ち入り禁止なのかギルド長に聞いていた。


ギルド長が持っていた物は、おそらく相手に連絡できる魔導具なのだろう。


ギルド長は職員にその場で理由などを話し、更に指示を出し、オレとギルドへ向かった。




その道すがら、リーザンはオレに全てを話した。


ルシウスたちは、オレがモンスターに殺されたと報告し、新しい仲間を迎える手続きをしたこと。


その報告に不審な点が多く、ギルド長であるリーザンが自ら調査に赴いたこと。


リーザンの話に、オレは驚きと哀しみで顔を歪めた。


ルシウスの裏切りは、オレの想像をはるかに超えていた。



ひとまず自分の感情は置いておいて、ギルド長に提案した。


塔に何か起こっており、早急に調査する必要があること


Bクラスの冒険者は絶対参加の調査


そして、カイラスたちのパーティーにはホワイトマジシャンがいないため、自分が彼らのパーティーに参加することを申し出た。


さらに、1~9階はCクラスパーティーが2組合同で


11~19階と21~29階はカイラスとルシウスのパーティーがそれぞれ担当し


31階より上は両パーティー合同で調査する、という具体的な計画を立てていった。



リーザンは、小声で他言無用だと付け加えて言った。


「この調査終了後、ルシウス君は冒険者の権利を剥奪すると共に永久追放する予定だ」


その衝撃的な言葉に、オレは驚きを隠せなかった。



この日、驚きの連続だったが、リーザンの配慮で、カイラスたちが泊まっている宿に泊まることになった。


だが、元のオレの部屋はすでにルシウスによって解約され、新しく入ったフィリーネの部屋になっていたことにも驚愕した。




その日、塔の閉鎖前に潜っていたCクラスとDクラスのパーティーで死傷者が出た。




また、この日の地震は、アステリアだけでなく、北の街ヒルダロア、北西の街メルグレイス、東の街トルナージュでも起きていた。




その日の夜。


ルシウスは、ゼノン、リリエル、ルナと新しい仲間であるフィリーネと共に、豪華な食事をしていた。


「いやー、今日ほど気分がいい日はなかったな。ルシウス様勇者御一行は、明日からAクラスだ!」


ルシウスは、高らかに宣言し、グラスを掲げた。


リリエルとルナは、まるで人形のような表情で、グラスを傾け、少しだけ口をつけた。


フィリーネは、ルシウスの言葉に、少し戸惑った表情でいた。


「ルシウスさん・・・・・ジャンさんが亡くなったばかりなのに、こんなことをしていて良いのでしょうか?」


ルシウスは、その言葉に、一瞬だけ表情を曇らせたが、すぐに笑顔に戻した。


「フィリーネ、いいんだ。ジャンは、このパーティーには必要のない人間だった。それだけだ」


ルシウスの言葉に、フィリーネは何も言えなくなってしまった。


「悪は滅び、正義は勝ーーーつ!!! これは世の中の常識だ! ははははは、あはははははは」


ルシウスの笑い声は、夜が更けるまで街にこだまするのだった。







最後までお読みいただきありがとうございました。


実は小説を書く前、頭の中だけで楽しんでいた頃は、ここでジャンが死んで終わりでした。

そこで、妹のシオンは(その頃は名前がありませんでしたが)消息不明、という事にして、ジャンが生き残る設定に変えて、続きを楽しみました。

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