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第9話 それぞれの休日①

こちらもやや長めです。

7話が7000文字強なのに対して

こちらは7000文字弱です。


ごゆっくりお楽しみください。

「一体、どうしちゃったの!?」


リリエルは驚きすぎて、それしか言葉が出なかった。


ルナは、そんなリリエルの顔を見て、少しうろたえたように尋ねる。


「えっと、えっと、リリエル怒らせちゃった?怖い顔してるから、何か気に障ったかな?」


ルナの様子をじっと観察したリリエルは、何かの弾みでまた昨日と同じように狂ってしまうかもしれないと恐れ、ルナの記憶に合わせて会話をすることにした。


リリエルは、ぎこちない笑顔を作り、答える。


「あ、みんなね。今日はえっと、そう、急遽休みになったの。ルシウスから伝えるように言われてたんだけど、ルナには伝え忘れていたのね。心配かけてごめんなさい。みんな出かけちゃったのかも知れないわね」


リリエルの必死の言い訳に、ルナは不思議そうな顔をした。


「今日のリリエルはちょっと変だけど」


ルナはそう言って笑うと、ぷぅっと頬を膨らませた。


「そんな大事なこと、もっと早く伝えてよー」


リリエルは、ルナの無邪気な様子に安堵し、少し笑いながら尋ねた。


「そう言えば、昨日は教会にいるって聞いたけど・・・・・」


リリエルの言葉に、ルナは身を乗り出して、興奮した様子で話し始めた。



「そう!聞いてよー!」


リリエルは、地雷を踏んでしまったのではないかとヒヤヒヤしたが、ルナの次の言葉に、その緊張は一気に解けた。


「昨日ね、夜に目が覚めて宿じゃないって気付いたの。もうビックリ!教会の医務室に寝てたの!」


ルナは、きょとんとした表情で首を傾げた。


「・・・・・ん? どうしてリリエルは私が教会に居たことを知ってるの?」


リリエルは、慎重に言葉を選びながら、とぼけたふりをして答える。



「昨日、私に教会に行って来るって言ってたじゃない。えー?その歳でボケちゃったの?あはは」


リリエルが冗談っぽく笑うと、ルナはさらに混乱した。


「えー!? そうなの?全然覚えてないよ!? 私、何しに行ったの?」


リリエルは、わざとらしく呆れた顔をして、ルナに返す。


「そんなの私が知るわけないじゃない。その歳でもうろくしてんじゃないわよ」


ルナは「うーん」と、1人で考え込んでいた。


「そうだよね。リリエルが知るはずないよね?」


神父とギルドに、そして今はパーティーが違うとはいえ心配していたジャンに、この状況を伝えなければならないと、リリエルは心の中で強く思った。


「そうよ、私が知るわけないじゃない。せっかく休みになったんだから教会までお散歩行かない?」


リリエルがそう提案すると、ルナは、散歩をすれば何か思い出すかもしれないと考え、リリエルと一緒に行くことにした。



教会に着くと、リリエルは、ルナが急におかしくなってしまわないか、少し心配になった。


しかし、ルナを教会礼拝堂で待たせ、1人で神父のいる部屋へ向かった。


リリエルは、神父にルナの状況を詳しく説明した。


記憶に混濁はあるものの、落ち着いていること。


昨日教会に来た記憶がないこと。


彼女の記憶の中では、仲間はみんな生きていること。


そして、ルナに話を合わせてもらいたいこと。


神父は、リリエルの話に静かに耳を傾けてくれた。


リリエルは、神父からフィリーネがまだ目を覚ましていないこと、回復魔法が効かないため目が覚める望みは薄いことなどを聞いた。


神父と一緒に礼拝堂へ戻ると、ルナは神父の元へ駆け寄った。



「昨日は、本当にごめんなさい!!!」


ルナは、そう言って深々と頭を下げた。


神父は、優しく微笑みながら、ルナの頭を撫でた。


「昨日も謝ってたじゃろ、気にしとらんよ。疲れはとれたかの?」


ルナは、少し恥ずかしそうに顔を赤らめた。


「はい、大丈夫です。ですが、私がどうして昨日ここに来たのか・・・・・、ご存じないですよねぇ?」


神父は、嬉しそうに笑った。


「はははは、さっきリリエル殿にも聞いたが、本当に覚えておらんようじゃの」


ルナは、申し訳なさそうな顔で、もう一度頭を下げた。


「ごめんなさい」


神父は、にこやかに答える。


「さっきも言った通り気にしておらんよ。昨日『疲れたから少し休みたい』と、ここを訪ねて来たんじゃよ。ゆっくり休んで行くと良いと伝えると、ほどなくして眠ってのう。よほど疲れておったんじゃな。しばらくしても起きんかったから医務室に運んだんじゃよ。もう疲れは取れたのかの?」


神父の言葉に、ルナは納得したように頷いた。


「そんなことを忘れていたんですね・・・・・ありがとうございます!もう疲れはすっかり取れています」


神父は、安心したように頷いた。


「それは良かった」



教会を出て、リリエルとルナは、あてどなく散歩をしていた。


ジャンはどこにいるか分からず、かと言ってどこを散歩すればいいのかも分からない。


他愛もない会話をしながら、2人は歩き続けた。


その時、ルナがふと、真剣な表情でリリエルに尋ねた。



「そうだ、突然なんだけど、ジャンさんが生きてたって本当!?」


リリエルは、驚いた。


昨日会ったばかりなのに、ルナの記憶では、ジャンと会っていないことになっているらしい。


しかも、なぜか『さん』付け


すると、ルナの声のトーンが少し落ち、悲しそうな声で言った。


「ごめんね。その驚いた顔、違ってたんだ・・・・・」


リリエルは、慌てて笑顔を作り、ルナの誤解を解いた。


「いえ、生きてるわよ?昨日疲れて寝てたルナにも、その情報が入ってたんだ、と思って驚いただけ。私は会って少し話したから間違いないわよ」


ルナは、心から安堵したような表情を浮かべた。


「良かったー。でもリリエル、会ってたなんて良いなぁ」


ルナは、少し考えるそぶりをしてから、首を傾げた。


「私、どこで聞いたんだっけ?」


リリエルは、呆れたようにため息をついた。


「もーーー、疲れて教会へ行った事だけじゃなく、それも忘れちゃったの?はぁ、しっかりしてよね。あはは」


ルナは、首をひねりながら、真剣に考え込んでいる。


「んー・・・・・どこで聞いたんだろう?」


リリエルは、冗談っぽく明るい声で言った。



「そろそろお昼だし、若年性健忘症のルナちゃんに、わたくしリリエルがギルド飯を奢ってあげましょう」


ルナは、目を輝かせた。


「え!?いいの?わーい、嬉しいなー嬉しいなー」


2人は、他愛もない話をしながら、ギルドへ向かった。


ギルドに着くと、リリエルはルナに端の方の席を取っておいてくれるように頼み、受付へ向かった。


受付のアーカスに、ルナの今の状態について話し、協力を求めた。


「ルナは、一見普通に見えますが、記憶が混濁しています。もし、彼女がおかしくなったら、すぐにギルドに報告しますので、よろしくお願いします」

アーカスは、真剣な表情で頷いた。


その後リリエルは、そのまま受付で、ルナとの約束通り、ギルド定食を2つ頼み、席で待った。



運んできた人を見て、2人は驚きの声を上げた。


それは、ギルド長のリーザンだった。


「お待たせしました。ギルド定食です」


リリエルは、信じられない、という表情で尋ねた。


「えーーーーー!? ギルド長が運ぶこともあるんですか?」


リーザンは、にこやかに答える。


「もちろんだとも、これも仕事の一つだからね。ところでルナさん、疲れは取れたかい?昨日は教会で休んだようだが・・・・・」


ルナは、恥ずかしそうに頭を下げた。


「お恥ずかしい話です。すいません」


リーザンは、優しくルナを気遣う。


「いや、ギルドとしては何もしてないよ、疲れて教会で休むって、よっぽど疲れてたのかと思ってね。元気そうで安心したよ。では、ごゆっくり」



もちろん、昨日ルナがおかしくなった時に教会に連絡を取り、神父にルナを頼んだのは、ギルドの職員だ。


だが、リーザンは、そのことは黙っていた。


リーザンは、にこやかな笑顔のまま、奥へと入って行った。


リリエルとルナは、色々話をしながらギルド定食を食べ終えた。


食べ終わると、リリエルが2人分の皿を下げようとしたが、ルナが「それは悪いから」と言って、皿を持とうとした。


「これが原因で教会で寝られてもね」


リリエルが悪戯っぽく笑うと、ルナは


「今日はそんな事しないもん!」


と言った。


その隙に、リリエルは2人分の皿を持ち、ルナに「休んでるように」と言った。ルナは、しぶしぶ納得した。


下膳ついでに、リリエルは受付で「ルナは、あんな感じで一見普通に見える状態」だと改めて伝えた。


受付からは、「ルナがおかしくなったらすぐにギルドへ報告するように」と言われた。


ルナの元へ戻ると、2人は、一緒にギルドを出て行った。



リリエルとルナが散歩している頃





ジャンはカイラスたちと共にエルミナの部屋に来ていた。


ジャンは、カイラスに不思議そうな顔で尋ねた。


「カイラスは調査の時に全然魔法を使わなかったが、使えないってことはないよな?」


カイラスは、少し照れたように笑った

「いくつか使えるぞ」


そう言うと、カイラスは手のひらを上に向けると、そこから小さな炎を出した。その炎を消し、彼は続けた。


「今のはファイアーボールだが、補助的な感じでしか使わないな」


ジャンは、興味深そうに聞く。


「それには理由が?」


カイラスは、少し複雑そうな顔で答える。


「オレが使えるのはいくつかの初歩的な攻撃魔法と、回復だとヒールだな。だけど同じ魔法でもルミアの方が威力が上だ」


カイラスは、真剣な顔になると続けて話す。


「それに上の階に行けば当然モンスターが強くなるわけだが、威力云々以前に魔法を使おうとすると、この敵には剣か?魔法か?と思うと一瞬だが、反応が遅くなる。それが命取りになる事があるからな」


そして、手のひらを上に向けてバチバチと稲妻を出してみせた。


「この雷電は遠距離攻撃限定で使う事はあるな」


ジャンは、なるほど、と頷いた。




そして、ルミアに顔を向け、少し困ったような表情で尋ねた。


「うーん、何と聞いたら良いのか・・・・・すっごく基本的な事なんだが、ルミアは何で魔法が使えるんだ?」


ルミアは、一瞬ポカンとした顔になり、ジャンの意図を測りかねているようだった。


「藪から棒に何よ?ジャンだって使えるじゃない」


ジャンは、その言葉に苦笑いしながら、両手の手のひらを上に向ける。


すると、右手にはファイアーアロー、左手にはアイスアローが現れた。


それを見た全員が、驚愕の表情を浮かべた。


ライアスは、感嘆の声を上げた。


「出たな!規格外のチート野郎!!」


ルミアは、信じられない、という表情で言った。


「塔の調査の時に、あれだけ驚かされて、まだ驚かされるとは思わなかったわ。どうやったら炎系と氷系同時に扱えるのよ!?」



ジャンは、両手の魔法を消すと、困ったように頭をかいた。


「そこなんだよな、うーん」


カイラスは、ジャンの様子を見て、楽しそうに笑った。


「がははは、ついに規格外と認めたか!?」


ジャンは、首を横に振った。


「そっちじゃなくて、ルミアが言った、『どうやったら炎系と氷系同時に扱えるか?』の部分だよ。聞きたいのは」


そう言うとジャンは、右腕をグルグル回しながら、左手を握ったり開いたりする動作を繰り返した。


「これって、どうやったら右腕を回しながら左手を握ったり開いたりをやってるのか?と聞かれても、出来るからとしか言えない」


ジャンは、動作を止めると、真剣な表情で続けた。


「攻撃魔法なんかはイメージを定着させるために声に出すが、感覚的に魔法を使ってる。と言ったら良いのか・・・・・両手で別々の魔法が使えるようになったのは、ここ2~3日なんだが、そこでルミアは『なんで』、というのか、『どうやって』魔法を使ってるのかと思って聞いてみたんだ」



ルミアは、ジャンの言葉に納得したように頷いた。


「聞きたいことは何となく分かったわ。魔法学校で理論を学んだから、それを教える感じで良い?」


「ああ頼む」


ジャンがそう言うと、ルミアは話し始めた。


「いまは細かい事を省いて簡単に言うわよ。ざっくり言うと、術式を構築して、そこに魔力を流して打ち出すの。例えばファイアーボールの場合」


ルミアは、手のひらに小さな炎を出した。


「これが術式を構築して魔力をわずかに流している状態ね。ごく微量だから飛んでいかない。知ってると思うけど、ここに適度な魔力を流し込むと、相手に向かって飛んでいくの」


ルミアは炎を消すと、次にファイアーアローを作った。


「さっきと術式が変わるとこうなったり」


続いてファイアーアローを消し、手のひらの中で風が渦巻く。


「ウィンドカッターの術式だと、このようになるわね」



ルミアは、ジャンの顔をまっすぐ見て続けた。


「そこでさっき、『どうしてジャンは炎系と氷系つかえるか?』って聞いたのは、術式は思考を使って構築するのが普通だから、2つ同時に構築するのは不可能なの」


ジャンは、驚きと納得の入り混じった表情を浮かべた。


「そういう事なのか。じゃあ、術式さえ構築できればライアスでも使えるって事なのか?」



ルミアは、少し考えてから答えた。


「普通はそう考えるわね。料理で言えば、レシピを作ることが術式構築ね。作ったことない料理のレシピは思い描けないけど・・・・・少しだけ細かく言うわね」


ルミアは、再び手のひらにファイアーボールを作り出した。


「このファイアーボール、これは料理で言うと、調理を始めた状態、次の段階の魔力変換の部分ね。レシピを知ったからと言って作らなければ何も起きないし、かと言って適当に食材を切ったり、火力が強すぎたり弱すぎたり、調味料を多く入れすぎたり足りなかったりすると、レシピ自体は同じでも、まともな料理が出来ない」


ルミアは、ファイアーボールを消すと、真剣な表情で続けた。


「料理だったら食材自体や食材の大きさ、火加減なんかは目で見て分かるけど、それを目に見えない魔力でやるの。炎系の魔法だったら、火属性の魔力を集めて圧縮する部分が魔力変換なんだけど、ライアスがファイアーボールの術式構築が出来たとしても、適切に魔力変換が出来なければ、魔法は発動されないか暴発してしまう」


ルミアは、少し表情を緩めて微笑んだ。


「これが出来る人と出来ない人がいる理由ね。出来ない人は料理で例えると、生焼けだったり黒焦げになったり、濃すぎる味付けになってしまうって感じかしら?魔力変換がちゃんと出来て初めて魔法が発動するの」


ジャンは、感心したように頷いた。


「なるほどな。そんな工程があったんだな。じゃあオレって普通じゃない?」



ルミアは、いたずらっぽく笑いながら言った。


「やっと分かった?ふふふ」


ルミアは、少し考えてから、真剣な口調で付け加えた。


「でもね、料理で言うと、食べた事のある料理は、工程が分からなくても食べた時の感覚で食材や調理方法、味付けまで分かってしまう人も少しはいるから、ジャンはそんな感じじゃないかしら?確かに普通じゃないけど」


カイラスは、深く頷いた。


「今のは分かりやすかったな。料理は何度も作っていれば上達するように、オレも魔法を何度も使えば上達するのか?」


ルミアは、静かに答えた。

「使えば上達すると思うけど、剣か魔法で迷ってケガをするくらいなら、今のままが良いのかも知れないわね」


ジャンは、少し考え込んでから、魔法陣を出した。


「なあ、この魔法陣は何だ?」



ルミアは、呆れたように言った。


「ジャン、あなた何言ってるの!?ファイアーボールだって分かってるでしょ?」


ジャンは、慌てて言い直す。


「いや、聞き方が悪かった。このファイアーボールの魔法陣なんだが、術式構築とどう違うんだ?」


ルミアは、両手の手のひらを上に向けて肩をすくめ、首を振った。


「はぁ、あなたって本当に規格外よね。この間は魔法陣をコピーして書き換える事やってたけど、空気中に目に見える形で魔法陣を出せる時点で、もう普通じゃないからね?」


ルミアは、感心したように「良く出来てるわねぇ」と言いながら、人差し指で魔法陣の外側の円に触れた。


指は通り抜けるものの、ツンツンとつついている。


「魔法陣は、術式構築を具体的な形にした物ね。魔法陣は術式構築と同時に魔力変換まで記憶している、テンプレートみたいな物だから、例えば今この魔法陣を地面に書いて、誰かが魔力を注ぎ込めば、誰でもファイアーボールが打ち出されるの」


ジャンは、新しい発見に興奮した表情で尋ねた。


「魔力が足りなかったり、多すぎた場合、暴発とかするんじゃないのか?」


ルミアは、にっこりと笑った。


「魔法陣の場合、魔力量が少なければ発射されないだけ。多すぎても問題ないわ。多すぎても発射された後、次に発射されるための充填に魔力が使われるだけだもの」


ジャンは、目を丸くして叫んだ。


「そうか!その手があったのか!!」


ジャンは、そう言うと、急いで部屋を出て行った。



ルミアは、ジャンの持っていた魔法陣を見て、不思議そうに呟いた。


「ジャン、手に持ったままの魔法陣どうするのかしら?」


カイラスは、首を傾げた。


「どっかで打って来るんじゃ?」


ライアスは、何か思いついたように言った。


「『その手があった』、とか言ってたぞ?どこかで打つことは無いだろう」


3人は顔を見合わせるのだった。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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