序章
オレの名前ははジャン
ホワイトマジシャンだ。
今、冒険者をやっている。
白魔導士、と書く方が分かりやすいか・・・・・
白魔導士という名称は女性差別だと言うデモが起きたと聞いた事がある。
そして色々あって、白魔導士はホワイトマジシャン、魔導士はマジシャンに名称変更になったようだ。
人間、生きていれば全員、魔力があるのだが、その魔力を操り、魔法が使えるものが魔法職
使えない者は戦士か、冒険者にはならずに商売などをしている。
魔法職は
勇者、僧侶、賢者、マジシャン、ホワイトマジシャンがある、
はるか昔には、黒魔導士、今で言うブラックマジシャン・・・・・になるのか?そんなものもあったようだ。
勇者と言えば、娯楽用の本を読む限り、世界を救う的な書き方をされている物が多いが、ここでは違う。
戦士が、マジシャンの初級魔法を使えるようになった感じと言えば、分かりやすいだろう。
勇者しか使えない魔法『雷電』の他にヒールも使えるが、基本的には
剣術+初級魔法が扱える者
というイメージだ。
勇者はパーティーを統率できるものも多い。
これが勇者だな。
オレのパーティーにいる勇者ルシウスは・・・・・うーん・・・・・昔は統率力あったように思うが・・・・・
戦士は全く魔法は使えない。
僧侶は、回復魔法が得意
マジシャンは、攻撃魔法が得意
賢者は僧侶とマジシャンの魔法が扱える。
そしてホワイトマジシャンは
基本的には戦闘力を持たない、言ってみれば街中を歩いている一般の人と何ら変わりがない。
何が違うか、と言うと支援魔法を使える。
オレは賢者の使える魔法に加えて、今ではすでに失われた魔法の一部も使える。
失われた魔法は、オレが使えるものとしては、ロックバインドやロックウォールなど、他にも数個使える。、
ロックバインドは、岩を生成して相手を拘束する魔法で
ロックウォールは、岩の壁を生成して、モンスターからの攻撃を防ぐ魔法だ。
だが、聞く話によると、ホワイトマジシャンは、支援魔法しか使えないらしいのだが、師匠の訓練のおかげか
賢者の扱う魔法を使う事は出来る。
そう、使うだけなら・・・・・
威力は、とにかく低い。
例えばファイアーボール
オレ3人分くらいで、マジシャン1人分くらいの威力なのだ。
回復魔法なんて、もはや実用レベルではない。
ヒールなんて、針で指を突いて血が出たのを止められる程度だ。
そんな物、なめればすぐに止まる。
その上級魔法、ハイヒールでさえ僧侶のヒールには及ばない。
オレはカロスタインで生まれたが、11歳の頃、悪魔に襲われて両親は惨殺された。
妹にシオンがいたのだが、人間には到底出せるはずのない膨大な魔力を出し、悪魔、殺された両親や村の人、そして村の建物を光と共に全て消し去り、いまだに消息不明だ。
その後オレは師匠に引き取られ、魔法の訓練を数年間行った後に
ここ、南の街アステリアに来て冒険者となった。
街は計4つあり、他には
東の街 メルグレイス
北の街 ヒルダロア
北西の街 トルナージュ
これらの街はトルナージュを除いて塔が隣接している。
西の塔周辺には、魔の森と呼ばれる森があり、非常に強いモンスターがたくさん生息しているため
西の塔周辺の魔の森には街はもちろんの事、小さな村など、人が住んでいる所はない。、
塔は東西南北とも全50階で構成されていると言われている。
だが、全世界で塔の50階まで行った事のある人は過去を含め居ないため実際に50階までかどうか分からない。
過去に行った事がある階へは、塔の1階入口に入ってすぐ、及び上り階段を上った所にある転移装置で自由に行き来出来る仕組みになっている。
そして、10階ごとにボス部屋がある。
今のオレには知る由もないのだが、後に塔に異常が発生する。
そして、小さい地震が起こったその日・・・・
オレが冒険者になってすぐに、今のパーティーに加入して今に至る。
パーティーはオレと
男戦士 ゼノン
男勇者 ルシウス
女僧侶 リリエル
女マジシャン ルナ
の計5人パーティーだ。
そしてクラスがあり、オレたちはBクラスだ
クラスはA~Fまであり、基本的には塔の攻略階層でだいたい決まっている。
Fクラスのみ条件が固定されていて1階を1人でクリアできない者
そして1人で2階まで行けた物はEクラスになる。
Eクラスになった者は、初めてパーティーを組む資格が与えられる。
Fクラスだと、パーティーを組めないのだ。
ただし、一般の人と変わらないホワイトマジシャンだけはFクラスでもパーティーを組めるが、パーティーと一緒に、3階までクリアできて初めてEクラスになれる。
そしてランクは
1~10階までがEクラス
11~20階までがDクラス
21階~34階までがCクラス
35階~40階までがBクラス
41階以上でAクラス
このように、ほぼボス部屋を基準にクラスが分かれている。
34階と35階でモンスターの強さが大きく変わる関係でCクラスは、幅を持たせてある。
ただ、あくまでも基本的には・・・・・というだけの話である。
人間性やパーティーの連携など、評価基準は多岐にわたっており、それはギルド職員が判断している。
実際に10階を超えているのにEクラスのパーティーもあれば
18階や19階にしか達していないのにCクラスになっているパーティーもあるので、塔の攻略階層だけでランクアップが決まるわけではないのだが・・・・・
今は塔の40階、ボスを攻略中だ。
ちょうどボスに仕掛けたワナ・・・・と言うほどではないのだが、それが上手く行って、パーティーが総攻撃を仕掛けるところだ。
今日のルシウスは、確実にテンション高くなるな・・・・・。
元々、自分の頭の中にあったファンタジー世界の映像を文章にしただけだったのと、ある意味、自己中心的に書いただけなので、全く表に出す予定はありませんでした。
ですが、この小説を書いている途中、周りの方が「面白い」と読んでくださり
次の話は?と期待して待って頂きました。
何千、何万とある作品の中に埋もれて消えるだけかもしれませんが、たった1人でも「良かった」「面白かった」という方がいれば、それで良いな、と思ったので公開する事にしました。
現在、第一章の執筆が終わりました。
そして今、第一章の全話を加筆・修正している所です。
今後どれくらいの頻度で出すかは分かりませんが、今後、よろしくお願いします。




