表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/18

第6話 森、脱出!

「《突風》詠唱開始!」

俺がそう叫んだ瞬間、目の前に魔方陣が造られていく。

あとは10秒間ひたすら攻撃を耐え抜くしかない…


10秒が経過した。

…痛くはない。けど…めっちゃ怖かった!


目の前に描かれた魔方陣から突風が吹いて﴾黒霧﴿が消え失せ、〔黒狼(ブラックファング)〕の姿が見えた。

よし!さぁ反撃開始だ!


「光魔法﴾太陽(サン)﴿範囲はアイツの目だ!」

『詠唱時間は1秒です。詠唱終了しました。』

そう《アンサー》が言うと〔黒狼(ブラックファング)〕は一瞬眩んだ。


その一瞬を逃す訳がない。俺はすぐさま〔黒狼(ブラックファング)〕の後ろに回り込み闇魔法﴾黒雷﴿の詠唱を開始した。

『詠唱時間は15秒です。』

長いな。そう思いながらも相手に見つからないように常に動き続ける。


やっとか15秒が経過した。

俺は﴾黒雷﴿を纏った()を持って〔黒狼(ブラックファング)〕の背中に《ワープ》で移動し、槍を突き刺した。

その瞬間パリンという《結界(バリア)》が割れる音と〔黒狼(ブラックファング)〕の断末魔が同時に聞こえた。


「よし、先ずは消火っと。」

俺はすぐさま森を消火した。


そう、俺は《創造(クリエイト)》で造った槍に﴾黒雷﴿を纏わせることで《結界(バリア)》と〔黒狼(ブラックファング)〕を同時に貫いたのだ。


この死体も何かの役にたつかも知れないし持ってくか!

『マスターの意思を確認《無限収納(インベントリ)》を《クリエイト》します。』

「死体回収っと」

死体が触れる直前で消えた。

「ん?もしかして魔法も収納できる?」

『可能です。』

おお!それって実質詠唱なしじゃん!

これで一気に森を抜けれるぜ!


それから瞬は出会った魔物に魔法を放たせてから魔法で瞬殺し、《無限収納(インベントリ)》で死体を回収。を繰り返していた。


それから約2時間後……


あ、森抜けた。うーん。これからどうするか…

ん?奥のほうに見えるのってあれ町か?

よし、行ってみるか。

読んでくれてありがとうございました。

続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ