第10話 色々しますか。
俺は初め転生してきた所に戻ってきた。
さて、先ずはアングラから色々情報を聞き出さないとな。
『その必要はありません。《無限収納》の代わりに《略奪》を使うことでその個体の情報全てを読み取ることが可能です。その方法ですと神魔法、オリジナル魔法も習得可能です。』
それは良いことを聞いた。死体のついでに試そう。
まず死体を出してっと、
そこには〔黒狼〕を始めとし、〔緑狼〕、〔赤狼〕、〔青狼〕、〔白狼〕の姿があった。
うん。途中で気づいたけどここって狼の森なんだね。
よし、じゃあ取り込むか、《略奪》!
お、消えた。
ん?何かいろんな記憶が頭に入ってくる。頭耐えれるのか?
『今回は問題ありませんが、次からも取り込むことを考え、《速考》を《万脳》に変更し、整理のために《結合》を作成します。』
おー。何か解決したっぽいな。
後は記憶が入りきるのを待つだけだ。
うわ、マジかよ。
色々ととんでもないことを知ってしまったぞ。
どれから話そうか。
先ずはこれかな。
この森には5体のボス的な狼が要るらしいんだけど、それが俺が倒した5体の狼だったらしいんだよね。
そしてその特性を受け継いだから俺がこの森のボスになっちゃったらしいんだよ。
これはこの森改造しようとしてたから丁度いいな。
次はこれ。さっきもちょっと言ったけど《略奪》って能力だけじゃ無くて権限も獲得できて、《偽造》で擬態もできるらしい。
これって本気で隠れればばれないんじゃね?
それで最後、これが一番重要だな。
何やらあの町長は《心読》を無効化する何かしらの能力を持っているようだ。
これは《アンサー》も気がつかなかったから神魔法か、オリジナル魔法だと思う。
『それで間違い無いと思います。』
まぁその能力の状態何てどうでもいい。
重要なのは俺は町長に騙されたってことだ。
今からまた町を潰しに行ってもいいが、約束はしてしまったし、それをしてはこれから国を造る上で問題が生じてしまうと思うのでそれはやめておく。
だが、俺の読みが正しければ近いうちに向こうから戦争を吹っ掛けて来るだろう。
『不意打ちで戦争を仕掛けて来る確率78%です。』
やはりか、町長もバカじゃない。不意打ちで来るだろうな。
まぁそのことばっかり考えてても何もならない。
さっき整理のために《結合》とかいう能力得てたから整理しよう。
アンサー頼んだ。
『了解しました。
〔黒狼〕、〔白狼〕、〔緑狼〕、〔赤狼〕、〔青狼〕の権限、特性を《結合》させ、狼王の権限に進化させました。その代わり、《千里眼》を消滅させます。
黒霧、黒雷、黒炎を《結合》、改良しオリジナル魔法﴾極黒﴿に進化させました。
結界、魔法反射を《結合》させて《完全反射》にしました。』
お、終わったか。ではつっこませてもらおう。
狼王の権限ってなに?
『狼王の権限には無属性魔法﴾野生本能﴿、能力《狼操》があります。
野生本能は5感全てを向上させ、第6感《予感》を感じられる能力で常に発動されています。
狼操は創造と同じ系統のもので、狼に忠誠心を持たれるというもので、狼に言うことを聞いて貰えます。』
ほう、それで千里眼が消えたのか。
それにしても第6感は使えそうだな。
極黒はどんな魔法なんだ?
『黒雷、黒炎、黒霧、黒雨、黒風の弱点属性無しの強化バージョンを自由な組み合わせで発動できます。
また、オリジナル魔法になったことで詠唱不要になりました。』
おお!それはいいな。また実験する必要がありそうだ。
じゃあこれで最後だな完全反射ってなに?
『結界に魔法反射が加わり、範囲指定が可能になり、マスターよりランクが小さいものからはどんな攻撃を受けても結界は破壊されません。』
つまりSS ランクのやつからの攻撃しか効かなくなったってことか。
じゃあそれ張ってればほぼ不意打ち防げるくね?
『はい、防げます。SS ランクの不意打ちも第6感で感知可能です。』
よっしゃ来た!
これでゆっくり休めるぜ。
「それにしても今日は本当に色々あったな。」
町から奪ってきた食料を食べながら、俺はそう呟いた。
今回はいつもより少し長くなりましたが読んで下さりありがとうございました。
続きます。




