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歴史とDNA

遊牧民と語族

作者: とびうお君
掲載日:2018/05/14

 犬戎の面白いデータを見たのでこれで古代中国が大体分かる。遊牧民をまたまとめてみようと思う。これはかなり大きい。トルコ系の主要ハプロはC2で良い。ここで大事なのはC2だけがトルコ語を使っていたわけじゃない。ここがキー。次にC2がトルコ語の起源とも限らない。それと言うのも最初に中央アジアに広がって言ったのはNだし、すべての北方アジア文明は日本も含めてNが創ったものだから。


 ただし私は長江文明の影響を考えていて家畜はN独自だが、植物の栽培は南方の影響を否定できない。黄河起源説は怪しいと思ってる。それでも北方の文明はすべてNが母系社会から始まる。この母系がキーで、このせいでNは父系としてアジアでは衰退してしまう。皮肉にも西洋の父系社会でNはアジア母系を消してしまって多数派として北欧ロシアで生き残る。


 余談でサミー人について話しておくと、古代フィン地方でI2が見つかるらしい。おそらくこれとNが混血して父系で置換したのがサミー人だと見てて、サミー人は元々は北欧に多いI1と近い古コーカソイドだと思われる。モンゴロイドがフィンランドの原住民だというのは多分間違い。


 後これは可能性は薄いが、ゴッドランドのQ系はこの時Nとともに移動した可能性も高い。ただ問題点は歴史時代までモンゴロイドの形質を残していた可能性が高い点。これがおかしい。これは島ゆえに本当にN系とは違いモンゴロイドの形質が島の原住民として残った可能性もある。この説が中々面白い。なるほどと思わせる。


 またはIの後にやってきたシベリアに行かなかったQ系の古コーカソイドである可能性も十分ある。全くの偶然で、その島に中央アジアのモンゴロイドが移住しただけかもしれない。これは全くの偶然。こういう偶然は度々ある。ケースとしてはこの3つが考えられる。だがあまりに高い割合から、サミー人やクロマニオン人同様古いタイプの欧州人である可能性が一番高い(遺伝的に古くに別れた系統と言うのもこの可能性を後押ししている)と見ている。変な形で、これで匈奴フンも解決できた気もする。


 トルコ語がどんな民族の起源だったか?は敢えて問わなくて良い。それより大事なのはトルコ語を大流行させた系統はC2でほぼ決定して良い。それほど偏ってC2(特に中国に多いC2Cと特定されたものが多かった)ばかり出たからになる。


 一つの部族だけじゃないのか?なら違う。他にも紅山文化などでC2が出まくってる。Nは全てに出るので特徴的じゃない。ただ李淵など唐で有名な皇帝などはN系かも?といわれてて、これは典型的な中国血統じゃなくて遊牧民のNだと見ている。ただし、隋も唐も自身を元は中国系とと語ってるので、無いとは言えない。


 長江文明をのぞいてすべての文明にNが関わってるので黄帝がNだといわれても納得してしまう部分がある。私は出身地からDか中国最大ハプロO2系M134だと見ている。このO2系134も中国人最多ハプロだが、ある意味チベット族と言って良いので。ただ黄帝は軍事だけじゃなくて、発明王だった伝説があるので、文化的発展ならすべてNの手柄なので。


 ただN系を押す話などが当てにならない。酷い捏造があって、夏=O1Aとされてて、確かに遊牧民に多い。それで匈奴が末裔になったとあるので、ハプロの分布図を捏造してバイカル湖付近にO1Aが台湾より多いとやってる図がある。確かに高いが全くの嘘だから。歴史的な記述をDNAで調査したって嘘を書いてる。


 そこから遊牧民もすべて黄帝の子孫だからNだって話しもある。んまー黄帝の子供って後の初期の王の大半なんだけど、これすべて系統が違う。もうここで破綻してる。黄帝が実際居たわけじゃなくて、中国人はどうやって成立したか?でチベット族とNとO2の混血の民族が合体して出来たってのを表してると見てる。そのチベット代表として黄帝が具現化されたものだと見ている。


 後はこまごました、O1B1系の舜、Q系の周、O1A系の禹。これらを足せば主要な中国ハプロが合体する。ただ殷だけは起源が良く分からない。C2Cだと思うけど。げい?この人が歴史的にどういう系統なのか?は良く分からない。これらを黄帝の子供達とする事で、漢民族を1つの民族として束ねる働きが神話にあったと見ている。


 日本の神話もちょっとこれ似てる。ただ日本の場合は成立が遅いので、それぞれの系図が天皇家とどれだけ近いか?が利害関係で出ただけとされている。中国の神話に較べて誠実さもあるけど、政治的いやらしさがある。


 遊牧民には2つの重要な流れがあって、フィンウゴルのNの西進がまずある。まず最初にNから北西に広がったことになる。これは土器の広がりで骨を見なくても手に取るように分かるらしい。これに続いてC2Cの広がりになるが、これ中国国内の話しになる。なぜなら元は農耕民だからになる。農耕民が苦しくなって遊牧民になった歴史があるから。


 後のモンゴル高原の歴史をあまり捉えないほうが良い。私が見たところモンゴル高原の遺跡の大半は旧石器時代はモンゴロイドじゃない可能性がある。新石器時代からはNが広がっていくのでモンゴロイドになる。細石器の広がりもひょっとしたらシベリアに行かなかったQR系が広げた可能性がある。


 アムール川の辺りか?と予測してるが、この辺りでQと混血したC2集団が日本と中国に伝えた可能性があるが、中国に伝えた流れは満州を通っているらしい。モンゴル高原についてあまり今と似たような感覚で捕らえないほうが良いと思う。正直暗黒大陸ぐらい人がいるが、その人たちが何者か?さっぱり分からない。


 よって内蒙古の歴史こそが遊牧民の歴史になる。トルコ、モンゴル、ツングースと言う言語の違いからくる民族はどう形成されたのか?で、内蒙古のC2系がトルコの最多集団で、このうち蒙古に住んでいたシベリアQ系の匈奴が後に巨大化しただけで、Qがトルコ語の主体ではないと思う。Qは確かにたくさん出るが、それでもやはり内蒙古に限ってはCが以前からきちんと出るので匈奴でたまたま多いだけでやはり主要ハプロはC2だったと見ている。


 面白い事に匈奴の墓で平民の墓だとNやCと言う紅山文化で頻繁に出た系統が出てくる。大きなC2集団の中で特別Q系だけが支配層になったのが匈奴だと見ている。迷ったらCを押せば遊牧民の系統はほぼ間違いない。突厥もC2である可能性がある。


 匈奴で後抑えておくのは、頻繁に見つかるmDNAのコーカソイドハプロになる。トルコ民族はコーカソイドと混血民族だと書いたが、私は初期からそういう面があると見てて西進だけが理由じゃないと思ってる。割合は決して高くない。それでも父系で貴族からもR1Aが出るため、人種的にはモンゴロイドであるが、スキタイの後継者として相応しい。


 さてモンゴル語族に移ろう。これは東胡がまずは重要。これはツングースといわれてるが、私はその後の発展からモンゴル語族だと思っている。ツングースと似た発展をした歴史が古いグループがモンゴルだと見ている。これは匈奴との違いとして触れられてるが、内蒙古で発達した部族と違い、農耕民から遊牧民を経て騎馬民族になった歴史ではなく、狩猟採取からいきなり騎馬民族になったケースでほぼツングースと同じ発展のしかた。モンゴル系はある意味東夷的だと言って良い。


 東湖はモンゴルでほぼいけるが、扶余はどちらなのか?これは難しい。基本的にはC2bがツングース、C2Cがモンゴルと言う単純さがある。だが、そうも単純ではない。この時期ツングースは騎馬民族として一切無視して良いのじゃないか?と見ている。ほかに東北部の上の方にいた室偉って部族が居る。これも韃靼と言うモンゴル系の部族で、これは後のモンゴルの分布からC2BとC2Cの混合部族だと見ている。やはりツングース的な発展のグループになる。


 土地がすべてを決定してて、大草原から発展したわけじゃなくて、山がちな山岳遊牧民から発展してるからトルコとは違う語族になったと見ている。後のモンゴル帝国はこのさらに奥に居たグループが西に進むことで発展した狩猟採取民だと言われている。そのさらに奥に騎馬民族としてはツングース女真と合流した、少数民族のシベリアC2B系が多数居る。これらはすべて騎馬民族になったわけじゃなくて、満州族の八旗の中に少数民族もその代表として参加してるって点だけで、古来からの生活そのまま続けたグループも当然居る。


 ツングースとモンゴルは古代の状況が分からない以上簡単には言語的区別は分からない。ただトルコとはすぐ分けられる。後のトルコにC2Bが大量に含まれるのは、突厥の下にモンゴル系部族が参加したときもあるので、そういう事情だと思う。それぐらい古代はC2Bは韃靼の広がり以外思いつかない。


 ああバイカル湖から広がった可能性がある。バイカル湖の住人は東からやってきた狩猟採取民が母体となってるため、そこにC2bが大量に含まれる。民族の生活様式からモンゴルとツングースを分けるのは私は古代において不可能だと見ている。早くからトルコに参加したのがモンゴルというような適当な見方をしてる。


 さて、最後にアルタイ系とはなんなのか?でこれ単純にC2の言語ではないと思う。だからと言ってNと言うわけでもない。実は現在残ってる起源地のシベリアのツングース系の少数民族に限ると微妙に違うらしい。より古い血統の集団は、古い言葉が残っていて、それはアメリカ先住民日本を含めたLとRを区別し無い系統の言語形態らしい。


 ようするに大陸中央部の影響でコーカソイド系の言語が混じってる形になってるらしい。中国語は海岸沿い系の日本などと同じなので、アルタイ系の異質さが良く分かると思う。当然フィンウゴルもそっちになる。


 私は文法や単語より音の方が重要なのではないか?と見ている。新しい文法、単語を覚えても音は訛る。それが逆に音が新しい言語の影響を受けると言うのは、単語や文法の変化より大きな変化だという事。この点がさらにアジアの言語をややこしくしてるまた別の理由だと見てる点。


 基本的にはツングース系と言う一つの言語体系で見れるのだが、アメリカまで延長してみるとまた違った分類が見えてくる。


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