ダンジョン禁止?(一時的)
「おっ、来たか。
毎日ちゃんとギルドに来んのはいいけいこうだな。それだけ仕事を大切にしてるって事だからな。」
「金がね~から稼がなきゃ行けねーんだよ。
そんで今日も依頼くれねーか?出来ればまたダンジョンに潜れるのが良いんだけど。
店の手伝いも良いけどやっぱり戦闘しないと感覚が鈍るからな。一応寝る前の鍛錬は欠かしたことがないが、実戦は必要だからな。」
『そうなんですよねー、ネロ君夜眠る前に筋トレやストレッチみたいなのやるんてますよね。………昨夜でさえ。』
(「体が覚えちまってんだよ」)
兎に角、モンスターと戦闘が出来る依頼を頼んだんだが。オッサンは少し申し訳ない顔をしている。
「すまねーが、今お前が出来るダンジョンの依頼がねーんだよ。とゆーか今Dクラス以下の奴はダンジョンに入れねーんだよ。」
「ハァ?何…俺が見つけたイレギュラー共のせいか?」
「ああ、…今【ヘブンズ•アイ】の奴等が調査してやがる。その間だけだから待ってろ。」
「………国直属のレギオンか………結構大事になってんだな。」
「彼処はこの国で数少ない初心者が鍛えられる場所だからな、国も気を使ってんだよ。」
「本当にこの国って〈魔境〉やダンジョンばっかだからな、しかも危険度が最高級の。」
「その分他の国から侵略とかね~だろ?ダンジョンのおかげで貴重なアイテム取り放題だし、魔物がそこら中に居るから食料は豊富だし。いい事づくしじゃねーか。」
「………何か俺のジーちゃんみたいな事言ってんけど普通こんなとこに人は住めね〜からな。
まっ、この国が弱者に世知辛いのは今に始まった事じゃねーからな。なら俺がいけんのは南の森の浅いとこだけか。何か依頼はあるか?」
「う〜ん、勿論薬草や魔物の肉や素材を求める依頼は山ほどあんだが………森だと時々つえーのが迷い込む可能性があるからな。ヒョっ子一人だけってのは流石に…」
「ふふふ、大丈夫だ、俺には新しい仲間がいる。
そう、このシルヴィアがな!」
「ワン!」
あいからわずすげー可愛い、今はオッサンが見える様に抱き上げてる。
……………………フワフワだ〜。
「………そいつで大丈夫なのか?戦闘能力無さそうだが。」
「え?無いけど」
「駄目じゃねーか。」
「その分危険察知能力があんだよ、それもかなり高性能な。こいつが居れば何が来ても逃げられんだろう。」
「そうかよ、ならいいんだが…
なぁ、他の奴とパーティー組んでみねーか?俺が紹介してやるぜ?」
「いい、…レベル1のままだからな。他の奴等といてもついていけねーしな。なら最初から自分のペースでやらせてもらうよ、一人で気楽にな。」
「………そうかよ、そういえばお前ってレベル上がんねーしポイントはマイナスなんだっけか。
今は何ポイントなんだ?」
「-1965だよ。イレギュラー倒した時と初めて従魔と契約した時に上がった。
それじゃ森に行かせてもらうよ、どうせ素材の依頼って後払いなんだろ?」
「ん?ああ。
じゃあ気を付けろよ」
そうして俺はギルドを後にした。
◆◇◆◇◆
『森に行くんですね。』
「おうよ、なんか問題あるか?」
『いいえ別に、それよりも他の従魔をどんなのにするのか決めましたか?』
「それがまだ全然。強いのはまだ無理だし金が無いから卵もモンスターも買えねーし。
それに最初の方、司令系のスキルがない間は成るべく従魔の数は制限しといたほうがいいって聞いたことあるから無闇に増やせねーしな。お前はどんなのが良いと思う?」
『フフフ、私に提案があります。
戦闘に使えて、ハーレム計画のいち部になりえるアイディアが。聞いてみます?』
「………聞いてやろうじゃねーか」




