プロローグ(っぽいもの)
ああ、我等を創造してくださった偉大なる神よ。
何故貴方は人々を平等に作って下さらなかったのでしょうか?
人々は違いに恐れ、
己を守る為に他者を拒絶する。
だが孤立は恐れる。
人々は特別を妬み、
己に無い特別を奪おうとする。
だが自分は特別で有りたい。
この様な矛盾を作り、
何を成し遂げたいのですか?
私にはわかりません。
そう、わからないのです………
何故………
あのクソイケメンが【勇者】何だよ!!!
あいつはただ性格が良くて、かっこよくて、勇敢で、優しいだけじゃねーか!
もうそんだけ持ってんだから他の人にも分けろや!がめつい野郎め!
んで?あいつと一緒の学校に行って、共に修行して、そしておんなじ日に『転職の義』を受けに来た俺には何で何もくれねーんだよ!〈天命職〉や〈加護〉、ユニークスキルさえ無い上に、普通の人が取れる下級職ばかりしか選択できねーってどう言うこと?
結局あいつが【勇者】になったときの騒動でジョブは貰えなかったし!
俺の他の幼馴染みや妹にも〈天命職〉やら〈加護〉やら渡して置いて俺だけは抜けものですか?そうですか!?
てゆーか何なの俺の周り?凄すぎね?
これでも俺伯爵家の長男何だぜ?(跡取りは妹だけど!)
それなのになんで俺は影が薄いなんて言われなきゃいけないんだよ!?
もういい、もういいよ!俺が悪いんだろ!?
分かったよ、謝るよ!謝ればいいんだら?
ハイ、ゴメンナサイ!これで満足か?ええぇ!?
……ふう、済まないな。少し取り乱したようだ。ちょっとこの世の荒波に当てられただけだ。
だが俺は諦めない!幸いにも昔からの約束で俺はこいつらとパーティーを組むことができた。
こいつらと一緒に俺は俺の伝説を作るのだ!
今まで色々あったけど、俺の物語はこれからだ!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「アンタ要らないからパーティーから出てって。」
……………………あれ?
《プロローグ終了》
初めて書きました。
出来れば読んでもらえるとうれしいです!
誤字が多分多いいので指摘して下さるととても助かります。
今日はこの後一時間毎に三話まで送信させていただきます。