5話目
「試合はじめ!!」
審判の合図とともに両者剣を交えた
それを何度か繰り返す
「くっ…」
さすがお兄様強い
長期戦になったら確実にこちらが不利だ
でも!!!私も負けたくない!!
「はあぁ!!!!」
私は剣を持ってた左手に右手を添えて力を込めた
「!!」
するとお兄様の手から剣を弾いた
カランと音が鳴り当たりがシーンとした空気になった
少し時間が経ったあと審判の団員がハッとしたように声を上げた
「勝負あり!!勝者シャロン嬢!!」
勝ったの??私…
呆然とする私に何かが抱きついてきた
「シャロン!!!!!おまえ凄いな!!!」
キラキラと目を輝かせたシルヴァンお兄様だった
近くで見ていたお父様も得意げにうむうむと頷いていた
「お兄様くるしいです」
ぎゅーっと力の限り抱きしめていたお兄様に苦言をすると
お兄様の力が弱まったがまだ離してはくれなかった
「これでシャロンの腕はわかっただろう?」
お父様が周りの騎士団の人を見ながらそう告げた
騎士団の人は「シルヴァンが負けるなら」
「あの剣の実力をみたら」
などと言っており私の実力が認められたのだった
お兄様に勝てたのは嬉しいけど、正直こんなあっさりで良いのかなと思ったりもしたがこれから騎士団で特訓できるならまぁ良いかと思うことにした
それから5年の月日が経過した