たまにでかい事件があるよ
この度また復活しようかなとのんびり書いていきます。
「なぁハズキ、これちょうどよくね?」
それは、旅の道中特に異変や治安の悪い場所ではなかったが、単に俺の趣味的な感じで立ち寄った街はずれの本屋にあった。
「確かに、結構良い紙使ってるみたいだし書きやすそうでいいね。」
ハズキはそう言いながら俺から受け取ったそれを数ページめくった
「だろ?これでいかな~」
「うん、いいとおもうついでだしペンとかも買おう。せっかくだしセンリが決めていいよ。」
「お、まじ?んなら適当に買ってくるな~」
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「うい、悪いまたした。」
完全に雰囲気が好きで入った本屋なだけあって好きなタイプの雑貨とかに興味惹かれまくっていいの見つけるのに時間がかかってしまった……
「全然大丈夫だよ。僕もその間にいろいろ本見れたし、どう?いいの見つかった?」
「それに関してはもうばっちりよ、一生大事にするわこのこ」
そう言って俺は、買ったばかりのペンを優しく撫でた
「よっぽどお気に召したようでよかったよ。」
軽く微笑みながら言うハズキに俺はうなずき返し、そのハズキの微笑みを見た街の人は何人か倒れた
見てないから知らんけど、なんか黄色い悲鳴聞こえるしたぶんそう
「にしても急だね?“今までの俺らの旅の話を書こう”だなんて」
「いや~、なんか最近流行ってるじゃん?なんか魔王との戦いが終わった世界戦の話、俺らもちょうどその世代だし、何なら勇者と魔王の息子じゃん?俺らだからさそれ生かして今までのこと小説にできたら売れないかな~って?思ったわけですよハズキ君。」
買い物も終わりのんびりとこのレトロな街を歩いているとそんな質問が来た
ま、そんな簡単にいったら苦労しないけど
「ん~まぁ売れるかどうかはともかく、今までのことを書くっていうのは面白そうだしいいとおもう。」
「そうなんよ。俺ら三年くらい旅してきて割と色々経験したからさ、それらを振り返る用という意味もあるにある。」
「そうだね、色々あったもんね~、絶滅したはずのドラゴンが生きていたり、同族だけを食べる村があったり……そう思うと結構小説のネタにある話あるかも」
確かにドラゴンのは驚いたし村のは危うくトラウマになるところだったなぁ、村の話だけ小説にするならグロ確定だわ絶対
「そうなんだよ。でまぁ三年分のこと書いたらこれからのことを書いていけば世界周り終わるころには結構な分厚い内容で読み応えある気がするんだよ」
「確かにいいかも、あれなら僕絵描こうか?人に見せられるぐらいには描けるよ。」
「それいいな!挿絵とか頼んだ!」
「おっけ~。」
「んじゃま、他のことは後で決めるとして最初はどんな書き出しで書くかだな。」
「ん~……僕らの現状そのままででいいんじゃないかな?下手な始まり方しても後々大変だし」
「確かになそんじゃまこれでいくか」
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__これは勇者と魔王の戦い……基話し合いが行われ、この世界は狂っているとし勇者と魔王が手を取り世界復興を掲げた日から24年後、王となった元勇者に代わり世界復興のため冒険に出ると決めた勇者の息子と、同じ年に生まれ幼馴染として育ってきた魔王の息子この二人による冒険物語である__
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