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TASK―AIと見えない敵との戦い―  作者: 長岡 夏生
9/14

AIに襲われる!!

しばらく車で道を走っていると、AIが現れた。

まてよ、この前と様子がおかしい。わーっ!!

まずい!!AIが突っ込んでくるのではなくて、俺達の車を襲ってくる!!AIが車にしがみついてくる!!車をクネクネさせて振り払う。再びAIが車にしがみついてくる!!しかもさっきのと、もう一体のと!!

再び車をクネクネ走行。一体は振りほどけたけど、もう一体はまだしがみついている。

「こうなったら、これ使うか。バッテリーが一時的に上がってしまうけど、しょうがない。」AIを振り払うために、車全体に電気が走る装置のボタンを押す。奥の手だ。これでもくらえ!!車全体に電気が走る。外でとんでもない声を出すAI。車からボトリと落ちた。

それを使っても俺達はもちろん無事だけど、

車がしばらく止まっちゃうかもと思ったけど、奇跡的に今回は大丈夫だった。


ようやくタカシの家に着いた。俺の家と違って立派なコンクリート壁の大きな門の家。その門はもちろん鉄門。警察庁の管理官ってどれくらい稼いでいるのだろう。

車の窓を開けて、インターホンを押す。

モニターで俺達だと確認できたらしく、門を開ける。


玄関でチャイムを鳴らすと、タカシが飛び出すように出迎えてきた。

「リョウくん、ケンくん、マキちゃん、大丈夫だった?!!」

「いや、かなり命からがら来たよ。」と俺が言うと、「やっぱり。。。」とタカシは言った。「やっぱりって、何だよ。」と聞くと、

「テレビ見て。」と俺達は居間に通される。

そこにはすでにコウキが来ていた。

そしてみんなでテレビを見る。

またまた例の総理が出ている。

「皆様、大変申し訳ございません。今度はコントロールが効かなくなったAIが人を襲ってくるようになりました。皆様、くれぐれも不要の外出は控えてくださいますよう宜しくお願いします。」おいおい!!申し訳ございませんで済むことか!!俺達の生活、めちゃめちゃだぞ!!と怒っている時、また後ろの方で副総理の顔がチラッと見えた。これだけの騒ぎになっているのに、表情一つ変えていない。コイツ本当に不気味。何か身の毛のよだつものを感じた。



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