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TASK―AIと見えない敵との戦い―  作者: 長岡 夏生
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学校

車は順調に走り、学校に着いた。

学校は外は高い塀で囲まれていて、扉はその塀の高さに合わせた鉄格子。これ、学校って言えるの?っていう代物。なんせ外は治安が悪いもんだから、俺達生徒を守るためにそうしているとのこと。どっちが悪者なんだよって言いたくなるが。

車は俺達を降ろすと、家に帰っていった。

2世帯に1台の車だから、戻らないとしょうがない。

下駄箱で靴から上履きに履き替え、そして教室へ。幼なじみのマキも同じクラスだ。

めんどくさいが、しょうがない。ホント、俺達クサレ縁。何だかんだで、俺とマキは幼稚園の時から一緒だもんな。

「おはよう!!」教室の奥から大きな声が聞こえてきた。

コウキだ。あいつは朝からアホみたいに元気がいいし、声がデカイ。さすが、サッカー部。

それと対称的に俺が教室に入ると、パソコンからフッと目をそらし、上を見上げて静かに「おはよう」と言ってくるのがいる。ケンだ。

こいつとは何故だかウマがあう。俺の一番の相談相手。

教室の中まで入ると、「おはよう」と弱々しく言ってくるやつがいる。コイツはタカシ。

どこか気が弱いところがあり、自分の父親が警察関係者なせいか気が引けているところもあっていつもオドオドしているところがある

「おい、もうちょっとシャキリしろ!!」と一括してやった。「うん。。。」とタカシはコックリうなずく。男だけど、可愛らしいところがある、頭がいいし宿題も教えてくれるから、仲良くしてあげるか。

授業が始まるチャイムが鳴った。

俺達は慌てて席に着いた。

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