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TASK―AIと見えない敵との戦い―  作者: 長岡 夏生
10/14

作戦会議

タカシの家の居間で対面したコウキに聞いた。

「コウキはAIに襲われなかったのか?」と

聞くと、

「最初はこの前みたくフラフラ動いているだけだったけど、タカシの家に車で着く辺りから様子がおかしくなって襲われそうになって、ギリギリ逃げてきた。」

「そういえば、浮浪者みたいで殺伐とした顔をした人達を外で見かけなかったな。」

と言うと、タカシが

「AIがあんな感じで危険だから、みんなシェルターみたいなところに収容されたみたいだよ。」と教えてくれた。

そのほうが彼らも快適でいいだろうな。飯は保証されていて心配ないんだから。


「さてと、AIロボットをコントロールする中央装置の回路を探すのとハル殺しの犯人探しだ。」

と俺が話し始めた。

「なんで、回路探しまでしないといけないんだよ。」とコウキが言った。

「だって、警察は頼りになりそうもないじゃないか。このままの状態だとハル殺しの犯人を探しづらい。外に出るたびAIに襲われたんじゃひとたまりもないよ。」

と俺が言うと、

「お父さん達は頑張っているよ!!」と

タカシは言った。

「でもさ、今の警察の人達ってAIに頼りきっていたんじゃないか。こんな状況になって何もできない感じだし。」と俺は反論した。

「で、どうするつもり?AIはぶっ壊すことできないし。」とコウキがかったるそうに言った。

「AIは耳のようなところに電源スイッチかあるはず。それを押せば止まる。」とケンが

さらりと言った。

「何で知っているの?!」と俺は驚いた。

「俺はコンピューターおたくだよ。そんな知識知っていて当たり前だよ。」とケンが誇らしげに答えた。

一般的にAIの詳細情報は極秘になっているはずなのに、ケンはどこかで拾ってきた。なんてやつ。

「ということは、AIを止める方法はあるということで。。。」と俺が話し始めると、

「それは俺に任せろ。」とコウキが声をあげた。

「どういうことだ。押さえつけるのか?凄い力だぞ!!」と俺が言うと、

「俺はプロサッカー選手を目指している人間だよ。サッカーボールでAIのスイッチを当てるなんて、朝飯前だ。」

「でも、失敗はあるかもしれないし少しでも打率良くする為に、俺が少しサッカーボールに細工してやる。」とケンが言った。

「リョウは護身用の棒を人数分作ってくれ。マキはみんながAIに太刀打ちできなくなったら、みんなを助ける役。」

「なんで女の私がそんなことしなきゃいけないの!!普通逆でしょ。」とマキが反論すると、

「マキ、お前、柔道の黒帯保持者だろう。一番強いのはお前だ。」そうだ、忘れていた。

マキは黒帯の保持者なのだ。この前ハルを探しに行く時、なんで俺にしがみついていたんだ。

「で、僕はどうするの?」とタカシは言った。

「タカシは俺達の行動を父ちゃんに知られないよう監視してくれ。それと警察からの情報を何とか手に入れられるよう頑張ってくれないか。」

「そんなの無理だよ。勘弁してよ!!」

「でも、それができるのは息子であるタカシだけだろ。頼むよ。」

「わかったよ。」と渋々タカシは承諾した。


「今日はこれでひとまず解散。明後日、今度はケンの家に集合。」と俺達は解散した。

ああ、またAIを振り払いながら帰るのか。

面倒臭い。

車に乗り、タカシの家の門を出た。

AIロボットと違う黒い影を見た。


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