2-8.妖精少女は、危機に陥る
新しい連載始めたいので急ぎ気味です。完結までまでちゃんとやります
これで終わったかと思いきや、アリラリラにネットが急にかぶさった。驚くアリラリラたちだったが現れたのは例のタヌキ爺だった
「王、こやつは悪魔ですぞ。助けたふりをして姫を誑かしおって」
「な、何を言ってるのタヌキ爺」
「われに妖精をとられたくないからと言って悪魔魂を売るとは」
アリラリラはタヌキ爺の勝手な発言に腹を立てて暴れた。ネットを焼こうとしたが全く燃えない
「それは魔封じの網じゃ。退魔師が使う上等なものじゃから焼ききれん」
「私は悪魔じゃなくて妖精だっ」
我慢できずにアリラリラは叫ぶ。キャサリンの顔は驚きに染まりカミルの顔は険しくなった。そしてタヌキ爺の顔は歓喜に染まる。実に気持ち悪い
妖精にとって悪魔と一緒にされるのは人間がチンパンジーと一緒にされるようなものだ
「とうとう、妖精を捕まえた。王やはり妖精はあの森の奥にいるのです。どうか、あの雲を操る許可を」
「…許さぬ。この子を治したのはアリラだ。すぐに除けるように」
「そんな。ではせめてこの妖精だけでも」
アリラリラに近づこうとしたタヌキ爺はカミルによって止められた
「なぜ止める。離せ」
「俺も妖精だ。今まで気づいていなかったようだな」
タヌキ爺は愕然としてカミルを見る。それもそうだろう今まで追い続けてきたものがキャサリンのそばにいたのだ
「妖精は良い材料になるんだこれを捕えろケビン」
「ええ、俺これ以上怪我したくないぜ」
「材料とはいただけないわね」
アリラリラはもがくのをやめて声がした空を見た。そこには見覚えのある美しい羽をもったあの子がいた
「無様ね、アリラリラ」
「ティティテア!何でこんなとこに危ないだろ」
「そうねぇ、普段あれだけ自信満々なあなたが捕まるのだもの危険よね。でもこう言わせてもらうわあなたの、アリラリラのためよ」
「あの森の逆ってことか」
アリラリラは苦笑した。面倒だなと思っていた自分もいたがやはり親友がきてくれるのは嬉しいものだった
今日の12時に投稿します




