2-4妖精少女は解決の糸口を知る
よろしくお願いします
「カミルお腹すいた」
「お前は…キャサリンどこかいい店知らないか?」
「うちに食べに来ればいいじゃないの」
カミルとアリラリラは顔を見合せてお邪魔させてもらうことにした。こちらもお金が無限にあるわけではないのでそうしてもらえるのならありがたい
「キャサリンってお姫様なのかでかい家だな」
「おーほほほ、たただすごい商家ですわよ。主に貴族への服飾品を売ってるだけですわ」
アリラリラの予想していた家と違って、木と石でできた立派で大きな家であった。キャサリンが縦ロールを揺らしながら入ると、これはまたすごい髪形の人が出てきた
「あらあらあらあら、そのイケメンと可愛らしいお嬢ちゃんはっ、キャシーのお友達!?ままままあ、嬉しいわこの子と友達になってくれる子なんて今までいなかったから。これからもキャシーをよろしくね」
「「別に友達じゃない」」
「照れなくていいのよ」
めんどくさい人だけれども悪い人ではないようであった。友達という言葉はアリラリラにとってはティティテアのことを指す言葉だ。喧嘩別れをしてしまった彼女は今何をしているだろうと考える
「アリラ、大丈夫か?」
「大丈夫。お腹すいたな、どれもおいしそう」
顔に出てしまっていたのだろう、アリラリラは自分の行動を後悔も反省もするつもりはなかった。けれども、寂しいものは寂しくて悲しいことは悲しい
ふと、それを飛びたいなと思って窓の外を見やる。澄んだ蒼い空に森のほうの赤い雲はアンマッチだ
「なあ、キャサリン。あの雲は何で作ってるんだ、なんか不気味だぜ」
「あれは妖精の森の上に作っていて、目的は妖精を捕えることよ」
「なんでんなことを」
「姫様が隣国の王妃に呪いをかけられたのよ。彼女を救うために妖精の血が必要なの」
なんということだろう。たかがそのことだけのために妖精は犠牲にされ、カイタンタは羽を紅く染められたのか。アリラリラは頭を抱えたくなるのをぐっとこらえた
「それだと、反対派のお前は国王に仇を成すものじゃないか」
「あいつらが本当に姫を救う気なら反対しませんわ。でも、彼らの目的はそこにはないの、あいつらは妖精を捕えて飼育し繁殖させ安定した材料の供給をしたがっているのよ」
「はぁ!?ざけんな」
「あなたたちがそう思うのも無理はないわ。妖精は強大な存在よ、私たちで管理できるわけがないのに。下手をすればこちらが…滅ぼされる」
キャサリンは真剣な顔で言った。もちろんアリラリラはそんなつもりで言ったわけではないが人間の感覚からしたら妖精はそんなものだろう
「まてよ、それならそのお姫さんの呪いをといたらそれをやる理由はなくなるよな」
「ええ、確かにそうよ」
「なら、話は早い。キャサリンそのお姫様に合わせてくれよ、もしかしたら解く方法をしってるかもしれない」
キャサリンは少し悩むそぶりを見せるとあれだけの魔力を持っているのならと呟いたのだった




