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しるし2(詩集)

羽と小さな風をください

作者: さゆみ

身勝手な想い

頭も胴体も手も足も要らない

だから羽と小さな風をください


わがままな想い

あなたのところに辿りつける

強いハートを貼り付けた羽


片道しか飛べなくていい

わたしがわたしであることも

あなたに伝わらなくていい


すっぽりと抱きしめたい

穏やかな風と光りで

あなたをすべて羽の中へ


キス出来ないし

見つめることも

言葉も交わせないけれど


喜びと哀しみと苦しさも

全部あなたと分かち合いたい

それが愛と云うのなら


身勝手な想い

あなたのそばに飛んでゆくためだけの

羽と小さな風をください





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― 新着の感想 ―
[良い点] 片道しか飛べなくていい わたしがわたしであることも あなたに伝わらなくていい ってとこに心打たれました。 なんか片思いのせつなさを感じました。 [一言] yananです。 いつも読んで…
2015/07/07 08:43 退会済み
管理
[一言] 羽と小さな風っていいですね。 本当に些細な力で飛べればいい、あなたのところまでいければいい。 そんなイメージを受けました!
[一言] 愛しさがあふれて、強い想いや切なさを抱くような 羽と小さな風という表現が素敵だなと思いました。
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