第4話 反語迷路と“ばんざぁい”
■ ねじれちゃん(ややこしすぎる反語ガール)特徴まとめ
● 基本性質
すぐ反語で話す
→ 本心と真逆のことを即答するクセがある
ややこしさレベル:最大
→ 口と表情と状況が全部バラバラ
褒められると
→「別に嬉しいわけないでしょ?」と笑ってる
怒られると
→「怒ってないし?」と眉がピクピク
困った時
→「え? 困ってるわけないじゃん?」
→(※顔は“完全にSOS”)
■ 外見
● 髪
色:ミルクホワイト × ほんのりラベンダーのグラデ
→ 光で淡い紫が溶けるように見える
形:ゆるく波打つセミロング
→ 外ハネと内巻きが混ざっていて落ち着きがない
毛先がふわふわしてて、本人の曖昧さを象徴
ねじれちゃんの“ひとこと”サンプル
「え? 別に嬉しくないけど?(めっちゃ嬉しそう)」
休み時間。
コトン、と小さな音。
ねじれの消しゴムが転がった。
しっかり(黒髪ストレート、清潔なカーディガン)
腕をスッと伸ばし、ていねいに拾いあげる。
視界を邪魔しない切りそろえ前髪が揺れる。
「……落ちましたよ。はい」
差し出す仕草もキリッとしてる。
ねじれ
「あ、どうも……助かって……ないですけど?」
しっかり
「……………………え?」
しっかり(心)
(いや助かってるでしょ……なんで逆……?)
眉が「へ?」って形にしっかり動いた。
◆曖昧3人組が近づいてくる
一番に顔を出したのは、
パステルベージュのもこもこパーカーを着た少女。
もこ(ミルクティー色の外ハネ髪・ゆる半開き口)
首をちょこんとかしげながら、ふわふわ声で言う。
「いや今の言い方どういう状況~~~!?
“助かってない”のにめちゃ助かってる顔してたよねぇ~~?」
表情がゆるいのに声だけパニック。
続いて、袖が長すぎて手が全部隠れた影がひょこっと現れる。
ふわりけむる(灰紫ショート・眠そうなボクっ娘)
「もこ、落ち着こう……
(……ってボクのほうが落ち着いてない……)」
欠伸しながら頭をかく。
さらにスポーティな影が飛び込んでくる。
うすらはっきり(ミントのツイン・キラキラ目)
片耳を押さえて「えっ?」みたいなポーズのまま、早口で。
「分かるけどね……助かったのに“助かってない”は脳が迷子になる!
心が“右折禁止”なのに左折してくる感覚……!」
しっかり(ツッコミ指差し)
「例え下手すぎないですか!?いやでも分かるけど!!」
ねじれ
「あれ? やっぱおかしい?
いや、おかしく……ないんですけど?」
しっかり
「ほらもうどっちなんですか!!
“ない”って言いながらある顔してるじゃないですか!!」
もこ(首をちょこん)
「顔は“ごめん…”なのに言葉が“悪くないもん”なんだよねぇ~~」
ふわりけむる
「情報が……霧の中……読めない……」
(前髪でほぼ目が見えない)
うすらはっきり
「二重反転って感じ……もう“ねじれ”じゃなくて“回転”だよね」
しっかり
「名前より回転数で呼ばれるのかわいそうですよ!?」
ねじれ
「いや、かわいそう……じゃないですけど?」
(※だいぶ申し訳なさそうな目)
しっかり
「表情と内容が真逆すぎるんですよ!!!!」
もこ
「ねじれちゃん、存在がもはや“反語迷路”だよねぇ~~」
(もこもこ袖でほっぺを押しながら)
しっかり
「その迷路も困惑してますよ!!」
◆そこに最悪のタイミングで境目先生(社会)
境目先生
「え〜、教室で騒がないでくださ〜い」
(※全員:騒いでいる)
4人の肩がそろってびくっ。
境目先生がなぜか胸を張った。
「……ちなみに私は……」
「罪刑法定主義ばんざあああああああい!!!!!」
もこ
「ふえっ!?!?(首90度傾き)」
パーカーの袖がぶんっ。
けむる
「うわ……声量……霧が吹き飛ぶ……」
はっきり
「先生!?テンションどこから来てるの!?!?」
しっかり
「法律の話で叫ばないでください!!」
ねじれ(震えている)
「…………(引き具合:最大)」
完全に“現実に帰った”顔。
ねじれ
「いや、今のは普通に……引きますよ?」
4人
「普通にしゃべれるんかい!!!!」
境目先生
「では静かに休み時間をお過ごしくださ〜い」
スタスタと去っていく。
4人
「いやどの口が言ってるんですかーーー!!」
(※一番騒いでた本人に全力ツッコミ)




