やれるのか? 商業出版2冊同時進行なんて、できるのか??
児童書を2巻まで出版していただいて、今は3巻と新刊を2冊同時に進めているソウ マチでございます☆
2巻を出してもらって今は3巻と取っ組み合いをしているから、これってシリーズ化したと……思っていいんですよね? ……ですよね? (← 自信がない)
3巻の骨子が決まっていなくて担当様とああでもない、こうでもないと話しているときに担当さまから「4巻は〇〇で行きましょう!」と言われて目まいがしました。もちろん続巻のお話をしてくださるのは嬉しいですけれど、まだ3巻のあらすじも決まってないのに4巻て……。3巻だって書き上げられるかわからないのに、4巻て……。
1巻は空から降ってくるようにお話が降りてきました。完全に神がかり状態でした! 生まれて初めて書いた長いお話は、何かに取り憑かれたように一気に完成しました! ですから2巻のお話をいただいた時は、かなり思い詰めて病みました。 その頃はまだなろうに参加していなかったので、自分がどれくらい書けるかさっぱりわからなかったからです。書けたのは、まぐれだったんじゃなかろうか? 2巻を書き上げる実力なんて無いんじゃなかろうか? 書けたとしても面白くない話になるんじゃなかろうか? ビクビクしながらプロットを提出したら、立て続けにボツを喰らいました。しかも「これって鳥山明ですよね?」「これって高橋留美子ですよね?」具体的な大御所の名前を言われる!! わたしが苦労して考えたアイデアは、すでに漫画になっていたのです!! あの時ほど鳥山明や高橋留美子が憎かったことはありません! もう一生食べてゆける金は稼いでいるだろう!? 後進に道を譲れや!! あんたらバケモノか!?(←誉めてる)
自分でウンウン考えてもボツを喰らい続けるので、わたしはあきらめました。そして再び神様が降りてくるのを待ちました。わりとすぐ降りてきました……。そして再び空から降ってきた話を書いたら、2巻になりました……。ですから未だに自分の書いたお話という実感がありません。誰かに書かされている感じがする。ありえない奇妙な偶然(エッセイにちょこちょこ書いています)がたくさんあるのも、書かされている感が強い一因です。もう、いいよ。イタコとして生きてゆくよ。ぜんぶ神がかりで書くよ。
ありえないと言えば、少し前までお世話になっていたバイトでも……。自分でも信じられないミスやトラブルを連発しました! 自分でも絶望するほど仕事がおぼえられない! 自分でさえ絶望するのですから、周りの皆さまは困り果てていたと思います! そして奇跡的なタイミングでトラブルが勃発する! なんで!? なんでわたし一人の時に限って!! マシンが壊れたり機械が壊れたりするのですか!? そしてぜんぜん関係ない仕事を頼まれるのですか!? その中でも一番凹んだのは、出勤する時間を間違えたことです。故障やトラブルは多少なりとも外因的な要素があります。わたし一人ではどうしようもないから、あきらめがつく。でも1時間早く出勤するなんてミスは100%わたしが悪い!! 一度やって懲りたので、すごく気をつけていたし、何度も気づくチャンスはあったのにまたやってしまった!! あの頃は本気で「誰かがわたしを呪ってる?」そう怯えていました。目に見えない何かに踊らされているような日々だった!
そしてついに心が折れてバイトをぶっちぎった直後に、2冊同時進行で執筆する話が決まりました。
たとえまともにバイトができていたとしても、2冊同時は無理だったと思います。あのヒドイ状態だったらさらに無理です。不可能です!! でも話が確定した時は、バイトを辞めて時間も心も余裕があった。
もしかして、もしかして神様…………、お話を書かせるためバイトを辞めるよう追い込んだりなさいました?? もともと執筆を中心に生活するつもりでしたけれど、わたしの生活費ってどうなるのですか?? 稼いで食べ物を買わないと生きてゆけませんが? 家賃なんかも払わないといけませんよ?? 神様その辺は、どうお考えですか??
おかげさまで雇用保険がもう少し残っているので、今はそれで凌いでいます。雇用保険が終わると同時に働き始めないと生活が破綻するので、本当に綱渡りです!! でも今は執筆に専念できる環境なので頑張る!! 悩んでも仕方ないし!! とにかく今は書く!!
そういうワケでご依頼を受けた2冊と、どうしても完結させたい異世界と、更新しないと落ち着かないこのエッセイの4本立てで毎日せっせと作業しています。当初は「できるのか!? ぜんぜん違うお話を4つも同時に書けるのか!?」そう思って胃に穴が空きそうでしたけれど、やればできるものです……。
パソコンでお話のページを開いたら、すうっとその世界に入ることができます。時代も世界も違うお話ですけれど、とくに違和感はありません。そしてキャラたちと一緒に冒険したり、ワアワア騒いでいます。今のところキャラたちはご機嫌さんです♪ わたしはキャラを制御することができないので、キャラの動きを読み間違えて書くとキャラから「お前はバカか? いや聞くまでもない。お前はバカだ!!」そう罵倒された上にキャラが1㎜も動かなくなるのですけれど、今のところ、なんとか無事です。
異世界とエッセイは、今のところ無報酬です。生活が破綻寸前なのに無報酬のお話を書いているのはいかがなものかと自分でも思いますけれど、いつかこのお話が花咲くと信じています!! 今は自分を信じて書き続けます!! それに膨大な量の文章を書くことで、すごく良い鍛錬になっています! 自分が100万字を超える文章が書けると知ったのはエッセイのおかげですし、流行りだからというだけの理由で書いたこともない異世界のお話を書けるとわかったのも大きな収穫です☆ わたし、やればできる子だった!!
執筆ではやればできる子なのですけれど、日常生活は完全に終わっています。あまり大きな声では言えませんけれど、日常的なアレコレがまったくできていない……。アレコレが何かはご想像におまかせします。恥ずかしすぎて書けません。「普通、こういうことはやるよなぁ!」そうご想像ください。それができていないのが私です……。
え??
ヒントですか??
一つくらい具体的な例をあげるのですか??
そうですねぇ……。
今この瞬間、おパンツは履いていません。普通の方なら履くと思いますけれど、そこまで手が回りません。お話を書くのに精いっぱいで、おパンツを履く余裕はございません!! さらにゴミも2週間ほど出していません! ゴミ集積所までほんの1分なのに、そこまで行く元気がございません! 無理です!!
日常生活が破綻しているというより、私自身が破綻している気がします。でもまあ、何とかなるでしょう。
何とかなるかならないか、興味津々でご覧になっていてください☆
1年後に本が出版されて印税でご飯を食べているか、本も出ず仕事も見つからず人生の敗北者として希望を失っているか、わたしにもわかりません……。
でもたぶん…………、
どんな状態になっても希望は捨てていないと思います。ww 超ど級ポジティブなので、何かしらご機嫌さんで過ごしていると思います(苦笑)。
1年後のあなたも、ご機嫌さんでいらっしゃいますように♪♪♪
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捕捉
雇用保険を受給中に、お仕事をしてよいのか疑問に思われた方へ。
わたしはハローワークへ状況を説明して許可をいただいて、執筆時間はすべて報告しています。
雇用保険を受給中でも一定の要件を満たせばお仕事はできるそうです。
支給されるかどうかはケースバイケースなので、詳細をお知りになりたい方はお住まいの地区を担当しているハローワークさんにお尋ねください。