表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ただ、君だけをみつめて  作者: 新木 そら
PR
20/136

20話  1泊2日旅行(8)~打ち上げ花火の裏事情編~

 ひと通り片付けをし終わった後、女性陣3人は、シャワー棟に向かい、僕は、長谷川さんの帰りを待ってから、シャワー棟に行く事にした。


 ふぅ~、やっと落ち着いた〜〜。


 僕は、椅子に持たれかかり空を見上げると。夏の夜空に、光輝いているアルタイル、ベガ、デネブが見えた。

 

 電気消したらもっと綺麗に見えるんだろうなぁ、星空が・・・。


「おぅ、片瀬。戻ってたんか」


 首にタオルを掛けて、ペタペタとサンダルの音をたてながら、歩いてくる長谷川さんの方に目を向けた。


「あっ、おかえりなさい」


「おぅ。どうやった、打ち上げ花火は?」


「はい、綺麗でしたよ。長谷川さんも行けば良かったのに」


「アホ〜。わし等が行ったらお邪魔虫やろうが~」


 わし等?


「せっかく2人っきりにするチャンスをつくってんから、OK貰ったんやろ?」


 へっ!?2人っきりにするチャンスって?

 僕は長谷川さんが何を言ってるのか分からず、眉間に皺を寄せると・・・。


「あっ~、片瀬またか?。また、花火だけ見て帰って来たんちゃうやろな。いいか、わしが今まで酔い潰れたとこ1度でも見た事あるか~」


 そう言えば見た事無いや。


「えっ!?じゃあ、相原は?」


「そんなん演技や演技。ないやろ、今まで相原も酔い潰れたとこ見たの。あれはアカデミー主演女優賞もんやで」


 確かにない。


 長谷川さんは、あれは中々のもんやった、と言いたげに1人納得して頷いていた。


 「片瀬と遠藤さんの事を思ってやな、忙しいスケジュールの合間をぬって、わしらが今日一緒に来てやったのに。それを無にしよって~。その円卓のテーブルに手を置け。お尻ペンペンの刑や~」


 首にかけていたタオルをバットの様に構えた長谷川さんは、いつでもタオルを振る体勢をとった。

 

「シャワーしに行ってきま~す」

 長谷川さんの相手をして疲れ果てた僕は、準備していた着替えとタオルを持ってシャワー棟へ向かう事にした。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ