表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミステリー ザ アース  作者: 黒神
4/8

第4話 宿屋の楽しみ

どうしよう。この洞窟から出れない・・・

そうだ、風の魔法で飛んでいけば!


「なあ、ルトネ、風の魔法で空とかとべないのか?」


「さすがに空を飛ぶまでの魔力はありません。せいぜいジャンプ力を大幅に高めることくらいです。」


んー。ならもう少し高い場所を探す必要があるな。

とりあえずもう少し探索する必要がありそうだ。


「飛躍力を高めれることができるならとりあえずもう少し高い場所をさがそう」


「探してどうするのー?出口があるのはあの穴しかないじゃーん」


「俺に考えがあるんだ。てことでとりあえずもうすこし探索だ」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

もう30分くらいたっただろうか。ずっと歩きまわっているがすべて同じような高さで同じような景色。


「そういえばこんな洞窟どうやってわかったんだ?」


「空洞音です。遠くの音や声が聞こえる【サーチサウンド】で特定しました」


「へー、サーチサウンドっていうのかあの魔法」


そんな感じで話しているなかやっとみつかった。坂だ。


「すこし上にあがっているな。この先をいってみよう」


やはりこんな洞窟に上層がないなんてありえない。きっと斜面をあがれば。


「ん・・・?なんだここ」


なんだか広い場所にでた。洞窟内の広い場所というとRPGなどではボスが出てくるイメージだ。

けど何もない。いや、そんなわけない。


「サーチサウンド。」


いや、やはりなにも聞こえない。なにもないのか?


「ねーみてーあそこに宝箱があるよー!」


ミィの言った通り、真ん中のとこに宝箱がある。

けど怪しいな。きっとミミックとかそういう罠だろ。

そうだ、石でも投げればわかるか。


コツッ


異常なしか。にしてはなにかとおかしいと思うが。とりあえず中身を見てみるか


「ってうわあああ!」


びっくりした。宝箱をあけた瞬間風が吹いて上に吹き飛ばされそうになった。


「ぷはははは!なにやってんのカケルー!」


「笑うな!」


「これは・・・たぶん、脱出用の箱らしいですけど、天井がふさがっていますね。」


「これをさっきのとこに運んで・・・いや、さすがにさっきの穴があいてるとこまで運んでも上まで届きそうにはない。」


・・・となると。

そうだ!


「なあミィ、あそこの天井の岩っぽいの凍らせれるか?」


「うんー。できるよー?・・・えい!」


よし、岩が凍った。ミィの魔力ならこれくぐらいの岩は全て凍る。つまりあの岩はほぼ氷といっしょだ


「よし、じゃあちょっと離れててくれ」


俺はそういって箱を開けた



「ファイアーブレイク!」


よし!

見事に凍った岩を、炎属性の高威力技で溶かしつつ壊した。


二人「おー!」


「よし、その箱あけておまえらもこいよー」


「じゃあ私からいくねー」


「ではそのあとに私も」


ーーーーーーーーーーーー

とりあえず洞窟からでてきて街までやってきた。

さて、まずはクエストの達成を報告だ。

えっとギルドはたしかこっちか。

相変わらずでかい建物だな。中は酒場みたいなかんじになってるし。というか酒場といっていいのか?。


「ギルド員さん、ポイズンスパイダー6匹、討伐してきました」


「はい、おつかれさまです!ではそちらの魔晶石に手を、こちらにギルドカードを。ステータスの更新などを行いますので。そしてこちらはクエストの報酬です。32000ウルです。」


そしてみんなで魔晶石に手をあてた。


「ありがとうございます、では、またのクエストの受注おまちしております!」


クエストの報酬ってこんなにもらえるのか。これからも利用させてもらおう。

さてもう用は済んだし、今日はもう遅い。宿でもいくか。


ーーーーーーーーーーーーー

「おー、カケル、ちゃんとチェックインしておいてくれたんだねー」


「チェックインしたということは、二人で泊まると言ってしまったのですね。では私は他の部屋を借ります。」


「ああ、ごめんなルトネ。」


さてじゃあ各部屋へいくか。


「ねー、カケルー、なんでベッドが一つしかないのー?」


「えっと、間違えた・・・」


まあ俺は床で寝るからいいけどな。


「じゃあ、一緒のベッドでねるってことだねー!やったー!」


ぶううう!


「はあ!?一緒に寝るって添い寝ってことか!んなわけないだろ!俺は床ででもねるぞ!」


「えー、せっかくなら一緒にねよーよー。」


「寝るわけないだろ。さ、風呂だ風呂」


「あー!私も一緒に入るー!」


「来るな!」


「ぶー。」


ーーーーーーーーーーーーー

とりあえず別々で風呂にはいって来たわけだが・・・

すこし剣を磨いたりでもしとくか。


「にしてもこんなでかい剣ぶんまわせるなんてカケルはすごいねー」


「まあな、結構威力高いからな。こういうでかい剣ってのもかっこいいし。」


眠くなってきた。ベッドの上で座ってるけど、このまま寝てしまいそうだ・・・

そうだ。俺はベッドでねたら・・・


「ぐぅぅぅ・・・」


「あー、カケルがベッドの上で寝てるー。今がチャンス・・・!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

暗い。風が吹いてる。背景が紫色のような黒のような・・・

?「はやく逃げろ!お前まで死んでは元も子もないなだろ!」

??「くっ・・・」

?「ふっ、何やってんだろうな、私」

女性が魔物と戦って・・・

??「はやくキャンプへ帰ってあの子だけは救わないと先生が・・・!」

一人の青年がどっかへ走っていく。

?「せめて時間稼ぎだけでも・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

眩しい。なんか横から弱い風がふいてる。手に触れているものが柔らかい・・・


「・・・カケルー、しゅきーー・・・」


「ってうわあ!」


朝だ。横からの風はミィの息だったのか!!てことは手に触れているものは・・・!


「・・・」


手を確認してみるとピンク色で小さいリボンのついてるものに包まれた肉まんのようなものに触れていた


「っだーーーーー!」


俺は叫んだと同時にベッドから飛び立った


「ん・・・?あ、おはよー、カケルー。」


「お、おま、なにを・・・!」


「え?私はただ一緒に寝てただけだよ?あ、まさかカケル、変なとこ触ったでしょー。下着がずれてるー、正直じゃないんだからー」


「ちがう!それはちがう!!」


「えい!」


「うわあ!」


ミィが飛びついてきてベッドへ押したおされた


「ちょ、おま、やめろ・・・!」


「え~?カケルが誘ってきたんでしょー?」


ガチャ。


(やばい!だれかきた!こんなとこ見られたら・・・!)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ