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第4話:窓辺からやがて飛び立つが、少年は神話になれない

イェーイ、第4話更新だZ。


今回は少なめです。

では、今回も陸姉の暴走っぷりを堪能して下さい←

舞を送った俺はコンビニでプリンを買って帰宅し、自分の部屋にいた。


「あー今日はよく眠れそう」


ウトウトしていると部屋の扉が開いた。


「あれ?なんで居んの?」


「帰ってきたからだ!!」


「なんで帰ってきてんの?」


「いやいや、その質問の意味がわかりません」


「じゃあ、なんで自分のベッドで寝てるわけ?」


「え?自分の部屋だからですけど?」


「アンタが今日寝るのは自分のベッドじゃなくてホテルのベッドでしょ!!」


「頼むから瞬間接着剤を口に塗ってくれ」


「で、今日何したの?」


「買い物行ってファミレスで友達と会ったから喋ってた」


「その友達は男?女?何人?」


「食い付き過ぎだよ。男2人だよ」


「ふむ。男3女1で4P開始か…」


「姉ちゃん、一つ聞きたいことがあるんだけれど」


「何?」


「山に埋められるか海に沈められるかどっちがいい?」


「両方とも結果は死だと!?」


「嫌いな方を選ばせてあげる」


「うむ…山の方はヤるだけヤって捨てるか……鬼畜だな!!」


「まだ言うかその口は!!」


「そんなことよりプリン食べたい」


「昨日食ったとこじゃねぇか!!」


「好きなものは毎日でも食べたいのー」


「あぁ、そうですか。冷蔵庫に入れてあるから勝手に食べやがれ」


「マジ!?」


と言いながら階段を勢いよく降り……あれ?ドンって大きい音が1回しか鳴らなかったけど、まさか飛び降りたのか!?

どれだけ食いたいんだよ


10秒後帰ってきた。


「うれしいプリンじゃん!!」


「あぁ」


「もう、りっ君大好きー!!チューしてあげる!!」


「いらねぇよ!!ちょ、来んなや!!」


「ほらほら、お姉さんがキスをしてあげようって言ってるのよ」


「いらん!!」


「りっ君に私がしたいの~」


「てめえの私欲のためにチューなんかできるか!!」


「ていうか、りっ君と合体s」


「それ以上言わせるか!!」


と口を手で塞ぐ。


「んー!!んー!!」


「それ以上言わないなら離してやる」

そう聞くと首を2回縦に振り諦めたようなので手を離す。


「ふぁ!!りっ君がそんな積極的だとは思わなかったなぁ。良かったよ!!襲ってる感じで!!」


「お前、本当ただじゃ転ばねぇな!!てか、そんなに欲求不満なら彼氏のとこ行けよ」


「ふ、振られたのー!!だから」


「だからなんだよ?だからキスさせてくれとか絶対認めないからな」


「だから私と付き合ってりっ君ー!!」


「本気で黙ってくんねぇかな?」


「弟に冷たくあしらわれたー……興奮する!!」


「ダメだこいつ……早くなんとかしないと」


「もっと冷たくあしらってー。もっと罵ってー」


「悪かった!!俺が悪かったから許して下さい!!」


「なんで謝ってるの?そんなのはいいから早くー」


「ちょ、誰か助けて!!」


「ふふふ、助けなんて誰も来ないよ」


「し、忍…」


その時、影から金髪幼女が飛び出………………………すわけもなく、飛んで来たのは姉貴である。


「りっっっくーーん!!」


「黙れ!!!!」


前に出した足の裏が飛んで来た姉貴の顔面を直撃する。


「ね、姉ちゃん?」


落ちた姉貴に言葉をかけても返事がない。


「よし、黙ったか」


「よし、じゃないわよ!!人が気絶してるんだから心配ぐらいしなさいよ!!」


「いや、そりゃもちろん心配したよ?」


「陸…」


「自分の」


「コルァーお前!!」


「当たり前だろうが!!襲われそうになったんだから」


「教わるの間違いじゃないの?」


「何のだよ!!」


「保健体育の」


「本当お前は現役思春期だな!!中学生か」


「中学生と一緒にしないでよ。ほら、大人らしい色っぽさとかあるでしょ?」


「え?」


「死瞬期を迎えたいみたいね」


「すみませんでした!!てか、母さんと父さんは?」


「あぁ、それなら今日から有給取って3泊4日の旅行に行ったよー」


「自由だな!!」


せめて俺にも一言ぐらい言って行けよ。


「それより晩ごはん何食べたい?」


「え?食ってきたけど」


「え?じゃあ、私はどうすればいいの?」


「知らねぇよ。何か適当に食えばいいじゃん」


「えーせっかく陸と食べようと思って待ってたのにー」


「誰だよ、朝一に朝帰りなら連絡しろって言ってたの」


「そんな昔のこと忘れたー」


こいつ…。


「だから食べようよー」


「俺は腹一杯だから何もいらない。だから、適当に食えって」


「男とか?」


「意味が違えよっ!!」


「でも、私料理できないし」


「俺を待ってた理由が明確になったな。俺に作ってもらうのを待ってただけだな?」


「うん!!」


「元気な返事をありがとう」


「ったく、少しぐらい自分で作る練習をしてみろよ」


「別に料理ができなくても陸が私のお嫁さんに来てくれれば何の問題もないじゃない」


「突っ込むところが多すぎて突っ込む気がなくなったよ」


「突っ込むだなんてイヤラシイ!!」


「黙れ!!」


「ご飯ーご飯ー」


「わかったから静かにしろ。チャーハンとかでいいか?」


「焼肉がいいー」


「自分の肉でも焼いてろ」


そう言いながら台所へ向かう。

はぁ…結局、ここで作って甘やかしてるからダメなんだよなぁ。

調理を終え、姉貴のところへ持って行く。


「はいよ」


「ありがとー……王将の方が美味しい」


「うるせぇ!!だったら王将行けよ」


「冗談よ冗談。ほら、これ愛情も入ってて美味しいよ」


「あ、悪い。解毒剤はない」


「入っているのは愛情じゃなくて憎悪だと!?私、毒を盛られたの!?」


「盛るぜぇー超盛るぜぇー」


「そんなもの盛るな!!」


「心配しなくても憎悪は隠し味程度に大さじ6杯入れただけだから」


「隠しきれてないよ!!」


「ちなみに愛情もちゃんと入ってるから」


「本当に!?どれぐらい?」


「小さじ0.1杯」


「隠しすぎだよ!!隠れすぎて見つからないよ!!まだ、ウォーリーを探した方が見つかるよ!!」


「食わねぇと冷めるぞ」


「だって毒入ってるんでしょ?」


「嘘に決まってるだろ。誰が憎悪なんて入れるか」


「毒は入ってんの!?」


「ほら言うじゃん。薬と毒は紙一重って」


「使用方法間違えたの!?」


「全部冗談だよ。ちゃんと作ったから安心して食べたまえ」


「良かったー」


「全部ってことは愛情も冗談ななるけどな」


「そこは抜かないでよ!!」


「さぁ、それはどうかな」


「えー!?」


リビングでギャーギャー騒ぐ姉貴を置いて自分の部屋へと戻った。

何気なく学校のカバンを探っていると1枚の紙が出てきた。


「宿泊研修……来週かよ!!」


うわー。完全に忘れてた。

まぁ、どうせ皆の親睦を深めましょうねーってやつだろ。

新入生の恒例行事だな。

そんなことを思いながら紙をカバンに戻した。

陸「はい、どーも」


舞「…」


陸「今回も始まりました後語りー」


舞「ちょい待て」


陸「なんですか?舞さん」


舞「ツッコミどころ多すぎて何から言ってええかわからんねんけど」


陸「じゃあ、二つだけ言おうか」


舞「まず、なんやねんこのコーナー!!」


陸「筆者の気まぐれでーす」


舞「そんで、お前最初なんて言った!?」


陸「はい、どーも」


舞「その次」


陸「今回も始まりました後語りー」


舞「今回初めてやろうが!!なに、前からあった雰囲気だして始めとんねん!!」


陸「それは僕の気まぐれでーす!!」


舞「お前ら…」


陸「はい、時間でーす」


舞「コラー!!」


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