天からお金が降ってきた。
嗚呼、天からお金が降ってくれば良いのに。そう呟く貧乏な村人が居た。それは、
そうとして此処は、魔王城で勇者と魔王が戦っていたが魔王に倒され生命活動を
停止…そう死んだのだ。しかし勇者は、復活する。死んだ瞬間に勇者の体が大砲の弾の
如く何処かに向かって発射された。魔王城の壁にぶつかったがぶつかった筈なのに
なんの音も衝撃も無く。ただ突き抜けていった。そして何かキラゝしたものが落ちて
行く。…勇者が意識を取り戻し叫んだ。畜生マタ持っていかれたと。何をと言うと
お金であり。気が付くと所持金が半分になっていた。一体何処のドイツが盗みや
がった。なお魔王で無い事は、確かだというのも魔王に殺されるのは、これで二度目で
俺は、魔王に倒して俺が死んだとき。金を盗んだか聞いたが否定した。因みに俺
には、特殊能力があり。相手の眼球を見るとその人物が嘘をついているか判る。なので
眼球が元々無い生物には、一切通用しないが。少なくとも魔王は、眼球が
あり。嘘をついていない。なら一体ドイツだ。世界を救おうとしている俺から誰が
俺の金を奪った。
そして誰が奪ったかと言うと。冒頭に登場した貧乏な村人である。ただし彼に質問
してもイイエと答え。勇者は、相手が嘘をついていないと判断する。何故ならその日
彼は、何かが落ちて来た音に気付いた。駆けつけるとなんと御金が落ちている。しかも
天より金が降っているでないが。そう勇者が発射された勢いで各地に散らばったお金で
それこそ本当に天から御金が降って来たのであり。それが彼に今回は、集中した結果。
彼は、貧乏村人から一点。金持ち村人になったのだ。これも毎日神様に献身的に
祈っていたからに違いないと(実際は、対して祈っていない)。だがその大金も僅か
五年で使い切り。元の貧乏村人に戻ってしまったのでした。