表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/14

サクラ姫と女自由騎士

サクラの話を考えていたら

女自由騎士の話が先に浮かんだので二話続けて彼女のストーリを作成する事にしました。


サクラSide


私が大きくなって、13年が経った、結局、私自身、呪術の修行もしておいたおいたが良いと判断をして、イザナミ大神殿で修行をする事にした、巫女の修行は厳しいもので、早朝に瞑想を行い巫女を目指している、私と同い年種族異なるの娘たちと一緒に修行は勿論、勉強に掃除と励んでいた。

そして、肝心の巫女の修行なんだけれど…… 

見事に、私は落第した、そこ、笑う所でない、私の転生後の職業は覚えていような?

妖狐の姫将軍であって、妖狐の姫巫女ではない、それに私は元最高位の神だったから、この手の修行は日課であったのが大半なので、私にはそんなに難しい事ではなかった。

そして、数多くの巫女候補の中から、3人のライバルが現れた。


その3人の娘の名前は、コノハ、リズ、パイラン、の3人だ、コノハはオーク族の少女で体系はふくよかで性格は温厚で少し気弱なところがあるが誰よりも人望が有る、そして、コノハは、誰よりも

巫女の舞が上手だった、前世で毎回、女神の舞を見てきた私だからこそ実感ができた。

リズはエルフ族の少女で勝気な性格だけれど、癒しの魔術は他の誰よりも抜きん出ていた、そして、パイランは人間族の少女で武術も巫女の呪術も目を見張る才が芽生えつつある、この3人が巫女候補に最終的に選ばれて、私は嬉しかった。

そして私は、最終試験のお互いの魔力勝負の模擬戦で、危うく彼女が自身の魔力で自滅しかけたのを、何とか、彼女達が押さえ込んで事なきを得たが、私自身も、この程度で恥ずかしながら大怪我をしそうになったので、私自ら巫女候補を辞退した。


「サクラちゃん、どうして、あの時、私に手加減をしたの? サクラちゃんの実力なら

わたしに絶対勝っていたのに?」


「そうね、サクラ、アンタなら、あたしを敗れた筈だよね?」


「そうです、コノハさんやリズさんの言う通りです、なぜ、あんな事をしたのですか?」


「コノハ、リズ、パイラン、あの時は未熟な私を助けてくれてありがとう

皆が知っての通り、私は巫女に向いていなかった、だけど、貴女達に本気で挑んで敗れた演技をするほど、私は愚かではないわ、あれは私が未熟なままで貴女達に挑んだ結果の敗北なのだから」


三人を私は見据えながら答えた、多分、何度彼女達に私が挑んでも結果は見えていた

この3人には絶対に勝てない、何故なら、私に足りないものを彼女達は持っている

最高位の神にさえ持ち合わせていなかったもの、それは……【何があっても誰かを見捨てたくない

と言う覚悟】今の私には、その覚悟さえ持ち合わせていなかった、何故なら、私が誰かを救う事は許されない、最高位の神の身で誰かを救うと言う事は全ての秩序を破壊しかねない。

だから、私は強く思っていた【もし、転生が叶うなら、誰かを救える存在になりたい】と。

そして、彼女達との勝負の時、納得のいく負けをしようと決めていた。

そんな私を彼女達は許してくれないかもしれない、もう友として見てくれないかもしれない

だけど、私自身、彼女達に巫女になって欲しかった。

だけど3人は腰に手を当てて、私をお叱りモ-ドに入っていた。


「呆れた、自身の力を制御できないなんて、無茶もいいところだわ」


「サクラさん、二度とあんな無茶はしないで下さい、もう少しでサクラさんの体がばらばらに

為るほどの魔力の暴走出したから」



「次の巫女は決まりましたが、サクラさんは帰郷するまでに、ご自身の魔力の制御を覚えてもらいます、私達が手伝います、いいですね?」


「うぅっ…… 判りました、それは、きちんと覚えて帰ります」


それからの、都に帰るまでの三ヶ月間は、彼女達と私のスパルタ特訓だった事だけを述べておく

兎に角、三ヶ月間は全身筋肉痛で、思わず「くっ、殺せっ!」と言いたくなったくらいだった。


※※※※※


イザナミ神殿付近の街道Side


レイラSide


うーん、周りの風景はいい観光名所になりそうな絶景だ、今、イザナミ神殿に向かう人々の護衛を冒険者ギルドで引き受けて、腕の立つ冒険者達と護衛についている。

髪の毛はポニーテールにしているんだけれど、バッサリ切りそろえてみたいけれど周りは今の真紅の愛馬に跨り、得物はハルバードにロングソードそして白銀のフルプレートを着ている。

ボクは女自由騎士の【レイラ・エハンス】です、年齢は17歳です、何故、自由騎士かと言うと、生まれ持った武術の才能が【天武】だから、ローランド王国本国の白狼騎士団見習として、騎士を目指していたのだけれど、ボク個人の強さが災いしたのだと思って、騎士団長に問い詰めようとしたら、騎士団長からこう言われた。

【エハンス、君は余りにも強すぎる。

これ以上、白狼騎士団ここに居ても周りから孤立するだろう。

だから、君のお父上とも話し合ったが、君には遠い国に武者修行に行くように

既に国王陛下には、ご承諾を得てあるので、思う存分、武者修行に行くように】

と体よく放逐された、のだと考えて、早々に家に帰宅した。

自由騎士とは聞こえがいいが、とどのつまり、問題の有る騎士を放逐して傭兵として使う方便だった。

それで、今生の別れに為ると思って、父にはお別れを言うつもりで最後に、一目会ってから話をしたいと考えて、父に、お別れを言うつもりで父の部屋に向かった。

父の名は、レイモンド・グレゴール、ローランド王国の聖騎士で上品な口髭を上唇に蓄えた

精悍な顔立ちで温厚な人柄だ。


『お父様、私は今日を持って、自由騎士となりました』


『ああ、その件なら、国王陛下より、直々に聞いているよ。

ん、内心、私が裏の黒幕か? とでも言いたげだな? ま、当然だろう

でも、私の話を全て聞いてからでも、暴れるなり、あらゆる暴言を私に吐き出すのは

遅くは無いだろう?』


そう言って、私にソファーに座るように促した、父は私の好きなレモン入りの紅茶を私に入れてくれた、そして、こう切り出した。


『まず、レイラ、お前の思い違いを正して置こう、確かに、お前の天武の才は他者の畏怖と嫉妬を招いてはいるが、この件は、国王陛下と騎士団の総意だ、今のお前は確かに強いがそれに見合うだけの足りないものが幾つかがある』


『私に足りないもの?』


そう言われて、考えを巡らせる、勇敢さや強さ冷静な判断力は私には、ある有るが何が足りないのだろう? 何か大切な事を見落としている気がする……。

父は、私の表情を意味深げに見ると優しく笑みを浮かべて。


『それは、チームワークだよ、レイラ、お前には他者と連携する事が掛けている

集団で戦う騎士団において、チームワークは、とてもだいじな事だ、かく言う私も、フヨウ王国の有る人物から、それを学び取った、彼は人間ではいが、見事なチームワークで私達の軍を破った。

あの時、停戦命令がもう少し遅かったら、私は確実に討ち取られていただろう』


『確かに、仲間との連携は重用です、しかし、私が囮となって多くの敵を引き付ければ仲間がその分……』


この時、父は初めて静かに怒っていた、それは物凄く恐ろしいものだった。

私は、その発言をした事を後悔していた。


『私が何故怒ったのかが、理解できたようだね? レイラ、お前は確かに強いが……

それでは、駄目だ、何処の騎士団にも居場所は無い、まずは信頼が出来る【仲間】を見つけなさい

そこからが、お前のスタートラインだ、今日はもう晩い、出発前にゆっくり休んでいきなさい。

もし、我が家に帰りたくなったら、騎士を引退してから帰ってきなさい』


『はい、お父様、さっきは、ご免なさい、それでは、おやすみなさいお父様』


そう言って、私は泣きながら、眠りに付いた、そして、次の日の早朝、何事もなく、一人国を出ようとして城塞の門を潜ろうとしたら、そこには士官学校時代の同期の友人や後輩達に先輩にかって、私と模擬戦をした相手が何人か見送りに来ていた。


『総員、自由騎士レイラ・グレゴール殿に対して礼ッ!』


『レイラ、身体を大事にして無事に帰ってきて』


『お前との再戦を楽しみにしているからな、変な所でくたばったら承知しねぇぞっ』


『『先輩、道中、お気を付けて』』


そう、あの時は、私は何が何だか解らなかったのだけれど、私が所属する事になった、冒険者ギルドのマスターから【仲間との協調性と仕官の当てが見つかるまで、アンタの親父さんに頼まれた】と教えられた、その時、私は当たり気にせずに大泣きをした。

そして、私は半人前だから、名をレイラ・エハンス(片刃)と改め長かった髪を切り荒くれ者の冒険者に舐められない様に口調を【私】から【ボク】に改めた。

そして、現在にいたる。


「レイラ、どうかした?」


「いえ、昔の事を思い出していただけだよ、デュラン、それより、イザナミ神殿はもすぐだね? エルミナ」


「はい、レイラ、それと、道中、商人達の噂を聞いたの覚えている?」


ボクと神殿まで護衛をするのは、冒険者の青い髪の剣士のデュランにオレンジの髪の女魔術師のエルミナ、この二人はボクが冒険者になってから、3人でダンジョンやモンスターの討伐を何度かしていた仲間だ今では、デュランとボクがモンスターを正面か相手をして、エルミナが後方から援護をするのが基本スタイルとなっている、しかし今回は依頼内容に神殿までの護衛とあるので、他の冒険者も大勢同行して、人数は護衛する人々も含めて20人、内戦えるのが10人だ。

しかし、此処最近、イザナミ神殿付近の街道で自称【フヨウ王国軍街道警備隊】なる盗賊集団が出没して、かなりの資金的被害が出始めていた、勿論、フヨウ王国軍も警戒には出てはいるが

それでも、進展は見られなかった、今回はイザナミ神殿に巡礼する一団と商隊の護衛が依頼となる。

そして、巡礼者には王国の兵員輸送に使われている【装甲馬車】が用意された。

装甲馬車とは文字通り頑丈に出来た軍用の馬車で側面には矢や鉄砲の弾を防ぐかとが出来る大盾が何枚も装備されていて、馬ではなく巨大な熊に似た魔獣【グルーフ】が、この馬車を引っ張っているので魔物もあまり寄って来ない、その周囲を私達が駆る馬がガードを硬く固めている。

その時、複数の人の気配がする、此方に対して殺気を隠そうともしない。


私達はピタリと動きを止めて、相手の様子を窺っていると、近くの岩の陰から、フヨウ王国の重装兵の姿をして、いかにも怪しげな一団が現れボク等をあっと言う間に取り囲んだ、間違いない、こいつらボク達がさっき話していた、フヨウ王国の【兵士】騙る盗賊だ。

ボクはみんなにアイコンタクトで指示を出すと、みんなが、それに頷いた。

さて、あまりにもあからさまな連中だが少々、カマを掛けてやることにしよう。

盗賊かどうかを確認をして、もし、ただのガラの悪い兵士だったら、冒険者ギルド(ボク等)が後々

問題に晒されるから、確認してから交戦することになる。


「待て、荷改めである、貴様らは一体何処の国の物だ?」


「はい、イザナミ神殿に向かう巡礼者と神殿に貢物を収める商隊の護衛を引き受けた冒険者ギルドの者です」


「では、通行書を見せろ、後、通行税として、貢物を半分此方に渡してもらおうか?」

                                    

「へっ、天下に轟く隻眼将軍ルドルフ将軍の配下の方々とは、思えないガサツさだな?」


「何おっ、き、貴様等、俺、いや、われ等を侮辱する気かぁっ?」


「ち、バレてやがるか、オイ、とっとと、金と食料と女共を置いてきやがっ!」


「金と食料と女共を置いてきやがれっ!」と来たか? あーあー、運が悪い事に、目の前の自称フヨウ王国の兵士達の着ている装備は、厳しい規律を重んじる隻眼将軍ルドルフ将軍の配下の装備である。

彼らがもし本当にルドルフ将軍の配下だったら、今頃、ルドルフ将軍に処断されているだろう、直接、ボクは将軍と会ったこととは無いけれど、彼らの評判は国内外に問わず良かった。

さて、茶番はこれで終わり、そろそろ、この悪党を成敗してしまおう。


「悪いけれど、お前達、盗賊風情にやるものは何一つ無い、皆、円陣を組んで馬車を護ってっ、

目の前の、オーク10体はボクが引き受ける、デュランは防衛の指揮をエルミナは装甲馬車の周囲に、シールドを張って馬車を護って、ボクは速攻でオークを片付けたら、皆の援護に回る」


「OK」


「くれぐれもレイラ、無理はしないでね」


「おーし、円陣を組んで迎撃するぞっ、絶対に馬車には盗賊を近づけるな!」


「「おーーーっ」」


ボクの指示に皆が素早く行動し馬車を円陣を組んで護りにつくと同時に、あちこちに隠れていた、盗賊団が現れた、相手の数は20人でボク達を取り囲んで入るが、装備は、ばらばらで騎兵は見当たらない、ただし弓兵が何人か確認が出来るので油断は出来ない、ボクは馬を走らせると目の前のオーク2体をハルバードで、一瞬の内に薙ぎ払い、最後の一体は喉を一月で仕留めた、彼らは反撃も声を上げる暇もなく、ボクに斃される。


「なっ、コイツ、何て奴だ……」


「クッ、ひ、怯むなぁ、7人掛かりで仕留めるんだよ、ち、折角の上玉だが……

殺るしかねぇ」


「「おうっ」」


彼等は自分達が形勢が不利だと判断し、狙いをボクに絞り一斉にボク目掛けて襲って来る。

しかし、ボクは冷静にハルバードを構え一斉に飛び掛ってきた、オークたちの頭や胴を薙ぎ払い次々に打ち倒した、後で、この山賊団の情報が欲しかったので1体だけオークをハルバードで弾き飛ばして急所に柄で突きを入れて気絶させておく、そして、ボクは皆の援護に向かう。

その様子を遠い丘の上から眺めている集団が居た。

※※※※


ミオSide


此処からだと、アタシの猫又の千里眼で辺りが良く一望出来るにゃ。

白い耳を立てて、遠目で見ながら周囲の音を聞き取る。

ルドルフ将軍の片腕のクレイブ副将から、最近、アタシ等フヨウ王国軍の名を騙る連中が、この辺りに出没しているから、偵察をして来いと言われて10人足らずで偵察に来たのだけれど

いきなり戦闘が始まってるとはね? それにしても冒険者か傭兵の皆さん頑張ってるにゃあ。

偵察だけで終わらせようかと思っていたけれど、中々腕の立つ一団を発見した次いでに援護でもしようかにゃあ?

あたし等は、元々は義賊怪盗団【自由の風】と呼ばれる女盗賊集団の生き残りで、悪どい儲けをしている商人や貴族から金品を奪って、奪って余った金品の一部はかさ張るから、貧しい暮らしをしている人たちにばら撒いていた。

勿論、ヒーロー気取りではなくて、自由の風の一団は、みんな、貴族に何かしらの恨みを持っている。

ある時、自由の風の仲間が掟の【貧しい者から、奪わず・殺さず・辱めず】を破って、あたし等を裏切った、その時のお頭は裏切り者の騙し討ちで殺され

アタシは、かっての生き残りを纏めて、盗賊家業を再開する、勿論、自由の風当時の掟を守りながら、充てのない気楽で気ままな旅を続けていた。

そんな時、エレノア・アリアドネと言う、アタシより年上の鬼の混血の陽気な姐さんに出会う。

何でも彼女曰く軍師を目指しているらしい、そして、アタシ等はフヨウ王国のオーク族のクレイブ副将の屋敷に進入して、仕事をしようと見張りを気絶させて、後は蔵を破るだけの所でクレイブ副将にあっさりと捕まって、本来なら極刑を覚悟していたが、クレイブ副将が【誰も殺さなかった】と言うだけで、アタシ等をスカウトしてくれた、クレイブ副将曰く「金はやれんが飯は食わせてやる」と言われて、姐さんの【牢獄に入れられるよりはマシ、フヨウ王国は結構寛大やし】との一言で、そのスカウトを受け入れた。

そして、今では、アタシ達が諸国の内情を探る仕事をしたり、腕の有る、はぐれ盗賊や元暗殺者を探し出しては此方に勧誘している。

今回は、エセ王国軍の中にアタシ等の裏切り者が居ないか調べる、だけだったので自由の風の旧メンバーとエレノア姐さんの約10人で先発して偵察だけして、奴らがいたら捕らえて、ねぐらの場所を突き止める手はずになっていたのだが……。


「ねぇ、お頭、あいつ等、うちとは別の盗賊団ね? 落ちぶれたとは言え、あんな素人的な攻撃はしないわね?」


「ライラもそう思う?」


「ん、風の向きが変わったで、あの、草原の茂みの中に幾人か隠れているから、恐らく弓兵やね? フィリア、あそこに火矢を放って、風向きは馬車とは正反対やから、隠れている連中以外巻き添えは無いわ、じゃあ、ミオ行くか?」


「姐さんが言うなら、火計は問題無いか、じゃ、皆、作戦変更、冒険者の一団を援護しながら連中を片付ける、突撃ーーーっ」


「「オーーーッ」」


エルフ族のフィリアが長弓に火炎魔法の火矢を構えると茂みに向かって放つとたちまち火の海になって、茂みから火達磨になった盗賊達が慌てて逃げ惑う、この騒ぎを見た冒険者の一団が飛び出してきた盗賊を弓で次々に射抜く、アタシは勢いを殺す事無く乱戦のど真ん中に掛けていった。

そして、盗賊を次々と屠っている【紅い馬の女騎士】にクロスボウを構えると彼女の目を見る彼女もアタシの意図に気が付いて、お互いにアイコンタクトで。


(右に)

(左に)

((避けろーーーッ))

と目で言いながら、お互いに、矢とハルバードを投げ合う、そして後ろに回りこんでいた、明らかに

この盗賊団とは毛色が違う賊を二人倒していた、片方はアタシの弓に眉間を射抜かれ、もう片方はハルバードに胸を貫かれて打倒された。


「救援、感謝します、ボクは、冒険者ギルドの自由騎士レイラ・エハンス、貴女は?」


「アタシは元自由の風盗賊団のミオにゃ、エハンス殿宜しくにゃ

ん? こいつ等は、アタシ達を裏切った女盗賊たちの一団にゃ」


事切れて素顔が露になった、賊の顔を見ると確かに裏切り者達だった、これは、ルドルフ将軍とクレイブ副将に報告の様有りだにゃ。

と、考えていたら、クレイブ副将達の駆る騎兵が横一列で突撃してくるのが見えた、それを確認した

盗賊団の生き残りは一斉に退却をしていった、と言っても僅か数人程度だけれど。

此方は負傷者が冒険者に数名出ていたが、幸い死者は一人も出ず、また装甲馬車も無傷で商隊の荷馬車の一部が破損した程度だった、向こう(盗賊)は、これだけ被害が甚大なら暫くは大人しくしているだろうにゃ。

彼女の元ネタは、三国○双の呂布です

裏切らない呂布のイメージが形になりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ