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プロローグ

プロローグ


ハーレム。それは誰もが憧れるもの1人の男性に対して複数の女性が好意を寄せてくると言うなんとも素敵な現象だ。どこにいても何をしていても常に女性がどこかにいてキャーキャーと黄色い声に包まれる。何よりも「ラッキースケベ」と言う特殊なスキルを取得でき、事あるごとにラッキーでスケベなボディタッチのイベントが発生する。

羨ましい…。

極め付けは何度ラッキースケベなイベントを発生させても女性に嫌われない事だ、むしろどんどん好かれていく。

そう、ハーレムとは男の夢だ。

俺はそんなハーレム王になりたい。


満開の桜が咲き誇る並木道を新品の制服に身を包んだ俺は歩く。この春からハレム学園の生徒となった。この学園は知らない人などいないほど有名な学園だ、卒業生は政治、経済のトップに立ちこの国を支えているらしい。俺にとってはどうでもいい事だ、重要なのはこの学園の卒業生は女性にモテるこの一点のみ。ここでの生活でハーレムを形成し、さらに卒業後、よりハーレムを拡大させる。そしてゆくゆくはキャリアウーマン的な女性と結婚し養ってもらい離婚問題にならない程度にハーレムを楽しんで行こうと思っている。最高の人生設計だ。そのためならば世界一厳しいと言われるこの学園で頑張り未来のために今日からの3年間周りを欺き最強のハーレムを形成してやる。

俺は抑えきれないニヤつきを半分顔に浮かべながら校舎までの道を歩いた。

その後ろ姿を1人の女の子が見つめていた。これはフラグですか?違います。女の子はボソッと

「何あれ、キモっ」と呟いた。その女の子の後ろから黒い人影が近づいて来る。これはフラグですか?はい、フラグです。


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