レベルアップ!!
最高傑作
名前を忘れた俺はどうしようもなかった。
そんな時ラキルがこういった。
「おらが名前をつけてやるにゃ。」しl
俺は「どうせダサい名前にするんだろ。」返した。
「まかせろにゃ!!おらはダサい名前なんか付けりはしないにゃ。」
正直うそっぽい。けど信じることにしてみた。
「どんな名前だよ。」
「えーーっとそれはにゃ、うーーーーん今考えてるにゃ」
「お、思いついたにゃ。おめえの名は今日からグレイズだ!!」
「ラキルなかなかセンスあるじゃん。」
「なかなかじゃなくてにゃ、とてつもなくにゃ。」
こいつ、自信過剰すぎるだろ。一回褒めたぐらいでww
「んじゃ、俺の名はグレイズ。これからよろしくなラキル。」
?」
「おう、よろしくだにゃ。グレイズ」
「唐突だけどよ、これからどうするんだ?」
「えーっとにゃ。まず霊界の森を抜けてシルバーキャット族の居るプラチナ平原にいくにゃ。」
「行き方はわかるのか?」
「わからにゃい。」
どうすればいいんだ。とにかく絶対この森だけは抜けたいので行動するしかないと思った。
「とにかく、この森の抜け道を探そうぜ。」
「おう、わかったにゃ。じゃぁーもう出発にゃ。レッツゴーーーーーー」
「待て待て、早まるな俺まだこの変な重力のせいで起き上がれないんだけど。てか、なんでラキルはそんな軽々歩けてるんだよ。」
「知りたいかにゃ?」
「うん、知りたい」
「本当に、知りたいかにゃ?」
こいつ、うぜぇーな。二度も聞くなよ。マジで困っているんだから。
「知りたいに決まっているだろ。」
「じゃあ、教えてやるにゃ。」
「うんうん」
「これは、体を鍛えたり、モンスターを倒すとレベルアップしてレベル2になるとこれぐらいの重力には耐えれるようになるにゃ。ちなみにおらはレベル5だぞ。」
すげぇーな。この世界まるでRPGのゲームとおんなじだ。ニートのときは画面越しだったけど、いまは現実。すげぇーわくわくしてくる。
「そうかそうか。じゃあまず体を鍛えて、この重力慣れるしかないな。ラキル、俺に重力になれる体の鍛え方を教えてくれ。」
「わかったにゃ。グレイズのためならやってやるにゃ。」
そういう事で、俺ははラキルと体を鍛えること3時間。やっと立つぐらいまでに成長した。
「おおーーーー立っているぞラキル。すごいだろ。」
「へっ、俺のおかげにゃ。」
ラキルが教えてくれたこと・・・・・・・・・腕、腹筋、背筋、足を鍛えるような一般的なものだったのに調子に乗りやがって。
「立つことはできたけど、歩くのめちゃくちゃつらいんだけど」
「それは、まだレベル2になってないからにゃ。要するに今現在グレイズのレベルは1.5ってところにゃ。」
「なんだそれ!!1.5ってどんだけ中途半端なの。もうなんかさパパッとさレベル2にあげれるものないの?」
っ
「あるにゃ。しかも、おらが持っているにゃ。」・・・・・・・・・・・・
・・
「譲ってくれ俺に」
「やだにゃ。これは、おらが頑張ってモンスターをたおしてゲルを集めて買った経験値ドリンク(小)を簡単に渡すわけにはいかないにゃ。」
「どうか、頼む」
「やだにゃ。グレイズはあと3時間筋トレしてろにゃ!!」
この後、俺は30分にわたって交渉をした結果・・・・・譲ってもらう事に成功したのだ。
「済まない。本当にありがとう」
「しょうがないにゃ。餌を欲しがってる鳥のひなみたいな顔されたら、かわいそうでかわいそうで・・・・・・・」
うぜぇーーーーーーーーー。けど今回は俺のせいだからしょうがない。
「じゃあいただくぜ。ゴクッゴクッ・・・・・・・うっ」
「ど、どうしたにゃ。」
「別にどうってことはないが、めっちゃ体が軽いぞ!!」
「それはそうにゃ。グレイズのレベルは2どころか3に上がっているからだにゃ。」
「そうなのか。てかなんでラキルは相手のレベルが分かるんだ。」
「それはだにゃ。レベル5になると相手のレベルが分かるように頭の上にひ表示されるようになるにゃ。」
「そうなのか。」俺のレベルは3だからまだ無理か。
「よし、歩けるようになったしこの森の抜け道を探すか。」
「OKだにゃ。今度こそ、レッツゴーーーーーーーーーーーーーーーー」
「ゴーーーーーーーーーー」
ラキルとグレイズはこの森の抜け道を探すのである。
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