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白銀の猫と俺の異世界転生  作者: つっぽん
3/4

おらの名はラキル!!


「ここはどこだ?」


「そうだ思い出したぞ。」


俺は白銀の猫を抱いた瞬間まぶしい光に包まれ・・・・・・そのあとの記憶はない。


この身に何が起きたのだろう?それよりも・・・・・ここどこなんですかww


周りを見たところ森らしい。それにとてもじめじめしている。


しかし、大事なことを忘れていた。


白銀の猫がいない・・・・・・!!!!


「うそだろぉーーーーーーーー俺の全財産(15万)をつぎこんで買った猫がいないだとぉーーーーー」


そうだ、俺もこの森に飛ばされたんだから、あの白銀の猫も飛ばされているはず・・・・・探すしかない。


ところが・・・・!!俺に災難が起きた。


「あれ、起き上がれなですけど・・・どうなっているだぁーーーーー」


重力か何かかな?とおもっていたら・・・・・・・


また災難が起きてしまう。


俺の真上の空から何かが見える。


どんどん影が大きくなっていく。


何かが降ってきたのだ。


とっさに逃げようとしたが、体が重くて逃げれない。



どんどん影が迫ってくる!!


やばい、やばい、やばぁーーーーーーーーーーい!!


「フギャ!!!」………「いってえええええええええええ」


まさか、よりによって股間に落ちるとは災難だ。


それはともかく、俺のところにおちてきたときに「フギャ」と言ったんだが落ちてきたものは一体何だろう?


落ちてきたものを俺は見た。


「え、まじかよ。」


それはなんと、俺がオークションで買った白銀の猫であった。


いくら目をこすっても、とてつもなくかわいい白銀の猫に変わることはない。


白銀の猫が動き出した。


「いたた、もっと柔らかいところに落ちてほしかったにゃ」


(よけいなことまで)「喋ったぁ!!!」


「うるさいにゃーーーー」と白銀の猫はこっちを向いた。


「お、おめぇだれにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「お前のほうがうるさい、しかも飼い主を忘れるなんていい度胸してんな!!」


「は、おめぇ誰にゃ。飼い主だって・・・・調子こくなにゃ。おめえなんかおらはしらにゃい。」


「ちょ、ちょっと待て。思いだしてくれ、俺がお前をオークションで買って

・・・・・・とにかくお前俺に一回だけあったことあるだろ。目が合ったろろ。なっ!!」


「しらにゃい!!」


この後、説明に30分ぐらいかかった。


「あ、そんなこともあったかもしれないにゃ」


「ちぇ、他人事みたいに言いやがって」


「まあ、それよりもしゃべる猫よ、ここはどこだ。お前がここに俺を連れてきたんだろ」


「ああ、そうにゃ」


こいつ、絶対記憶あるだろ。俺をからかってやがる。急に殺意が芽生えたが、ここがどこかもわからないし、こいつがいないと、これから先も大変そうだからぐっと怒りをこらえたのだ。


「ちなみに、おらはしゃべる猫でも、お前でもないにゃ。ちゃんと名前があるにゃ!!」


「じゃあ、教えてくれ」とおれは言った。


「おめぇなんかに教えたくにゃいが、しょうがないにゃここで会ったのも何かの縁にゃ。」


何かの縁でも何でもない。ここに来る前に一回あってるし、こっちは15万使ったんだぞ。そしてこのざまだww


「おらの名前は、にゃにゃーーーーーにゃにゃにゃ。わかったか」


こいつ猫語で話しやがった。調子のってやがる。


「冗談抜きで教えてくれ。たのむ!!」なんでこんなこと言ってるの俺。たかが猫に!!


「改めておらの名前はラキル。シルバーキャット族。見習い魔術師をやっているにゃ」


「待て待て、魔術師ってどういう事。ここらへんモンスターでもあらわれるの?」


「当然にゃ!!」


「ちなみに今いる場所は多分・・・・・どこだっけ?」


「おい!!!」


「冗談にゃ。今いる場所はクリスタルリバー地方の霊界の森だにゃ」


「へぇーー詳しいな・・・・・俺、異世界にとばされてるんじゃないかよ。確かに霊がいそうなぐらい怖い森だけどよ、俺に起きたことのほうがこわいぜ。」


「そういえば、ラキルはシルバーキャット族と言ってたが他にも仲間がいるのか?」


「ああ、いるにゃ。」


「てか、なんで俺はここに飛ばされたの?そしてなぜラキルがオークションにだされているの?」


「それには深いわけがあるにゃ。」




シルバーキャット族の近くでは魔術が発展していて魔術師になれるらしいのだ。


まぁ、そこでラキルはそこで修行をしており、最後の試練は魔術を極めた長老猫の、何が起きるかわからない魔術かけられ耐えたものこそ本物の魔術師になれるらしい。


それで何が起きるかわからない魔法をかけられた。


人間界のオークションに勝手に出されたらしい。


その時に長老猫の声が聞こえて「お前を人間界のオークションに出した。お前の試練は、誰かに落札してもらい。その落札者とに抱いてもらう事。」という意味不明な試練だったらしいおら


それで、落札者がこの俺でラキルを抱いた瞬間に試練が成功して、もとの世界に送還されるはずだった。


しかし、ラキルも謎だったらしいが俺まで一緒に送還されたらしいのだ。


その謎なことが起きたせいで時空がゆがんで少し違うところに送還されたらしい。


それがいまのここだ。説明終了。


「なるほどな。よくわかったよ。」


「おい、おめぇにゃおらが名前なのったんだから、おめぇも名前をなのれにゃ。」


「わかったよ。俺の名は・・・・・・俺の名は・・・・・・なんだったっけーーーーーー」


「冗談はいいにゃ。速く言え!!」


「ほんとに忘れたんだよ。」


「どうすればいいいんんだぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」

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