プロローグ
プロローグです。最後まで見てってください!
君たちに問おう。
君たちは恋をしたことはあるかい?
ちなみに俺はない。
これは俺が恋をし報われる物語。
そして、、、
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「おや?こんなところにお客さんかい?」
「嬉しいねぇ」
「いや、ここに来ること自体はなにもおかしくはないか」
彼女はこちらも見ずに言う。
「なんで……」俺が震えながら言うと。
「なんで?ん〜〜なんでだろうねぇ」そう余裕を見せて彼女はいう。
ここは学校だ。でも今は夜中の2時だぞ?先生たちもいない。電気もついてない。なんでこんなところに人が。
そもそもあいつどんなところに座ってるんだ?窓のふち?俺も一応座れるが、あんなところ普通座るか?一歩間違えたら死ぬんだぞ?「お前は死ぬのが怖くないのか?」
彼女は「………」彼女は何も言わず月を見る
「失礼なのは承知の上で聞く、お前は………人間か?」
俺は怯えた声で言う。こんなセリフ言うと思わなかった。
「……鋭いね。鋭い子は嫌いではないよ」と冷静に彼女は答える。「じゃ、じゃあ君は……」答えを待ってるとき俺は彼女の綺麗な白い髪を見ていた。とても綺麗で、後ろ姿しか見えないから、しかも座ってるから髪の色くらいしか特徴はわかんないけど……
「私は………私は」そんな考えを消すように彼女は答える。その瞬間彼女は初めてこちらを向いた。……いやいや嘘だろ?おかしいだろ。だって彼女は彼女の髪は黒いはず…そもそもなんで…ここに…彼女は同じクラスのしかも隣の席の中村美優だぞ!?
「私は……ヴァンパイア……吸血鬼よ」
「ふふっ…驚いた?隣の席の佐藤拓也くん」
中村は少し微笑んでそう言った。
次回もお楽しみに!それと最後まで見てくれてありがとう!