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異世界家族、ある玉造師の独り言~オレはまともに暮らしたい~  作者: 日川文月
第1章 家族で異世界突入編
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第6話 玉造師とはなんだ???

「ギャハハ、なんだそりゃ」

「う、う、受ける~~~」

「金で作ったらどうだ、ガハハ、キ、キ、キンタ○だぞ、うひゃひゃ」

「親父ギャグ爆裂~~~」

 お小遣いにつられてしまった。そうなると思ったけど。特に親父め!!

「みんなにどんな適性か教えてもらいたかったんだ」


「う~む、聞いたことないな・・・・うぷ!」

「わ、わ、笑ってはいけないわ、うぷ!!」

「ぼ、ぼく、トイレ~~~」

「あたしも~~~」

 『金玉』は神語でも同じ意味だ。

 キリアさんは神殿の神官なら詳しいはずだと教えてくれたが、顔は真っ赤だ。


 ーーーーーーーーーー

「適性はその人が一番向いている職業や才能を示すんだよ、例えば・・・」

 職業:神官、文官、武官、技官、商民、工民、農民、漁民、楽士、等

 才能:神官系 巫女、聖女、聖者、等

    文官系 内務官、外務官、政務官、宮務官、教官、等

    武官系 兵士、剣士、闘士、槍士、弓士、騎士、衛士、等

    技官系 機工士、整備士、航海士、厩務士、等

    魔法系 魔導師、召喚術師、錬金術師、等

    工民系 鍛冶師、木工師、道具師、調理師、薬師、織師、紙師、等

    楽士系 声楽家、器楽家、舞踊家、演劇家、等

    特殊系 学者、国王、帝王、覇王、魔王、賢者、勇者、等


「成人以上だとランクも示される、普通はA~F、それ以上はS~SSS。

 更に合わせ技で、例えば魔剣士は上級魔法、聖剣士は光魔法が使える。

【造】という字がからすると工民系かもしれないが・・・悪いけど」


 はあ、あの愚神が夢に現れるのを待つか・・・。


 ーーーーーーーーーー

「一月から王都の王立学園だ。

 大神殿の大神官様なら最高ランクの鑑定魔法を使えるそうだ。

 父上に紹介状のお願いはしておいた」

「あの・・・貴族ではないし・・・」

「平民も受け入れてるよ、ゴウジとランコが冒険者のランクを上げて稼いでいるのは、ユズルのためだよ」


 いやいや、違いますよ、あいつら、強いのと闘いたいだけ。


「良いのに、これを機に家を借りるそうだ。使用人も含めて相談に乗っているよ」

「それは、すみません。本当によくしてもらっています」

「いや、命の恩人には当然のことだ」


 本当に良い人だな。


「ひとつ、頼みたいんだが、キュリとリーナに悪い虫がたかってないか見張ってくれ、もしそういう場合には・・・」


 うう、前言撤回、こえ~~~。


 ーーーーーーーーーー

「コレが魔石、E級のハイウルフ、D級グレイボア、C級のなんだっけと、色も大きさも違うんだよ」


 やっぱ売ってたな、この恩知らず女め。


「F級のなんとかガエルだってバカにならないのよ、魔道具や薬の原料だって」

「回復薬とか?」

「その魔力が必要な工程があるんだって、よう知らんけど」


 はいはい、多分、愚姉にはムリですね。


「礼金術士が造るらしいよ、聞いてみたら?」


 錬金術師の間違いだと思うが、愚姉にしては良いことを言ったな。


「うん、ありがとう」

「その手は何?」

「それくれるんじゃないの?」

「まさか、売り物じゃん、F級のだったら良いけど」

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