表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界家族、ある玉造師の独り言~オレはまともに暮らしたい~  作者: 日川文月
第1章 家族で異世界突入編
14/37

第14話 エルフの大魔導師サエルミア2

「かつてはビーズ神の精霊魔術とエーズ神の魔導術が双璧を成し、

 互いに歩み寄る動きもあったそうじゃ、玉造師はそれかの?」


「大神官様に聞いたんですか?」

「聞かれたから知らんと言っておいた」

「なるほど・・・」


「ユズル君、有り体に言いなさいよ」

「う~ん・・・ええと、ボクは迷人でこの世界に来ました」

「キュリが話した」

「てへ!」

「ま、家族のようなものですからね、そこは気にしていません。

 で、適性を見た時に『??玉造師』になったんです。

 大神官様も知らない職業あるいは才能は、おそらく錬金術師が近いと。

 で、いろいろ調べて、ある情報から玉の造り方を学べました・・・」

「古文書かの・・・イース王宮図書館にかなりの古文書が保管されておる」

「それは興味ありますね・・・でもそれとはすこし違います。

 死んでも話せませんけど」


「いらし、いたしから、うう、わかった」


「ねえ、その玉って見せてもらえない?」


「みんなに・・・秘密を守れるならって考えていたところです。

 先生、もし差し上げたら、代わりに必要な素材を譲っていただけませんか?」


「う~む、ものによるのう、精霊も無差別ホイホイではない、条件は厳しい」

「わかってます、じゃあ、今持ってるモノを・・・」


『初級回復玉』   体力を5%回復、小さな傷を元に戻す。

『中級回復玉』   体力を10%回復、大きな傷を元に戻す。

『初級魔力回復玉』 魔力を10%回復させる。

『中級魔力回復玉』 魔力を50%回復させる。

『初級解毒玉』   ランクD以下の毒を中和する。

『中級解毒玉』   ランクB以下の毒を中和する。

『麻痺状態回復玉』 ランクC以下の麻痺症状を緩和する。

『催眠状態回復玉』 ランクC以下の催眠症状を緩和する。


「文字が浮かんでるわ・・・」

「素材はなんじゃ?」

「各薬草とブルースライムの魔石、それとオレのスキルで魔力を使います」

「ほおお、それだけか!」

「飲んでおけば、必要なときに瞬時に回復しますよ」

「なんとまあ」

「これ以上の物も出来るのか?」

「問題は、オレのスキルレベル上げと魔法の習得と素材ですかね」

「・・・これは、新たな・・・魔導体系!!」

「魔力切れの症状は『中級魔力回復』で回避出来ます。

 魔力量アップはできそうですから、みんなの分も作ってて・・・」

「それ、わたしも」

「わ、わ、わしも~~~」


 ということで、サエルミアも仲間になり素材の協力を約束してくれた。


 ーーーーーーーーーー

「夏の課題はと・・・」


ランクE魔獣の討伐×2(冒険者登録がなければ討伐隊参加で加)

ランクEクエスト×2

7月5~7日    武闘大会参加

7月8~10日   魔法大会参加

7月11日~12日 舞台発表会参加

7月12日締め切り 研究レポート


 どれかクリアすればいいのかチョロいな。

 もう、上二つ終わってるぞ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ