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異世界家族、ある玉造師の独り言~オレはまともに暮らしたい~  作者: 日川文月
第1章 家族で異世界突入編
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第1話 プロローグ

物騒な世情のため引きこもり、4作目開始しました。

失われた職、『玉造師』にされた少年とその家族の異世界生活のお話です。


 気がついたらベッド、いつもの布団じゃない。


「ウギギギ・・・」


 全身が超痛い、薄暗いし・・・体を動かさなければあまり痛くないか・・・。


 記憶が混乱してる。そうだ、引っ越し・・・。

 少しずつ思い出した。

 母さんの実家は奥深い山間部で、いわゆる限界集落って奴だ。

 数回行ったことはある。祖父、祖母の葬式の時。母さんの葬式の時もか。

 親戚の人が山小屋と蕎麦・茶畑を管理していてくれている。


 これからはスローライフだとか言ったな親父め。

 自衛隊を首になるなんて、よほどのことやっただろうな。

 姉貴は姉貴で高一で不良男子高校生四人をボコボコにしやがって中退だ。

 正義は我にあり!って、もうちょっと頭を使えよ。


 母さん、なんでオレを置いて天国に逝っちゃったんだよ。

 あ!もしかして、天国?

 母さんがいるかも・・・。

 ・・・部屋に誰か来た。

「○×*@##、&%:~~」

 見知らぬお姉さんが、何か言ってるけど外国語みたいだぞ???わからん!


 ーーーーーーーーーー

 はいはい、これは要するに、見知らぬ世界って事だね。アハハ・・・。


 なぜか親父と姉貴は見知らぬ人々に囲まれて馴染んでる・・・。

 外国語だぞ、なぜ喋ってる?

 教会に行けば喋れるようになるって?


 それになんで、親父は先祖伝来の刀を腰に差して居るんだ?

 姉貴も・・・そんな服見たことないし、刀?


 谷底に落ちたぐらいじゃ死なないって、鍛え方が違うんですか、はいはい。

 オレは死に損なったらしい・・・嫌な予感しかしないのはなぜだろう。


 親父と愚姉の高笑いには背筋が凍る思いしかしてこなかった。

拙作ですが、評価、感想、ブックマークを励みにします。

よろしくお願いします。

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