人・移動・街
今日で丁度一週間です。でも書いてるのは初日です。未来は見えないですがきっと見てる人はいる筈ですいて下さいお願いします(懇願)
「あのーすみません」
「あん?なんだ?あんた等、旅の方かい?」
農作をしていたと思われる男性は普通に答えてくれた
これで言葉通じないとかだったら困ったわ、まじで
「まぁはい、そんな感じです」
「なぁんでこったら所……魔物ばかり出て、名産品の一つもありゃしねぇ」
「魔物って売ったりできないんですか?」
「都の方ならうれっかも知んねが、ここじゃあ全然……肉も硬ぇし、臭ぇし、毛皮剥ぎ取るのも一苦労、なんの一つも利点がねぇ」
おぉう、ボロクソだな
「そうだ、魔物に核みたいなのってあります?」
「あ?ん〜……ここらにいる弱ぇ魔物にゃねぇが、都の方に稀に出る強ぇ魔物にゃあるって聞いたな」
「都はどちらの方で?」
「うぅ〜ん……こっから西へぐぅ〜〜んと……三日四日行ったとこにあるな」
後ろで「三日?」「三日…?」と騒ぎ始める
あ、あの神ィ……
《やる気 残り96》
愉悦だ!!愉悦を感じてやがる!!糞がぁ!!!
《やる気 残り98》
クソ!!これ程やる気の回復に怒りを感じたのは生まれて初めてだ!!!
ちっ、今言った所でやる気が回復するだけだ。無駄に癇癪を起こすのはやめよう……冷静になれ、俺
「わかりました、ありがとうございました」
「いやいや、いんだよいんだよんな一々一々…きぃつけてな」
「ありがとうございます、そちらこそお大事に」
さて、どうすっかな……
「目指す街がそこまで遠いとは……」
「絶対故意にやってる」
「間違いないですね」
「………仕方ないか……」
世界観ぶち壊しだし運転なんてした事無いからあんまり使いたく無かったんだかな……
よく見慣れたものだ。イメージは簡単……
「…………車?」
「………………仕方ないんだ。これしか方法は無い。乗れ」
任せろ。俺はゲーセンのマ〇カで全国一位を取った事が2、3度ある
「………行くぞ、シートベルトしっかり締めな」
ブルンブルンとエンジン音を響かせ、車は走り出した
あまりにも荒い運転。そしてガタガタの地面。車内が揺れる揺れる
《やる気 残り89》
はっ!神はこの状況をあまり良く思ってないようだな!!
でもんなこと知るか!!貴様の手のひらで転がされてるだけじゃねぇんだよッ!!
《やる気 残り96》
反骨精神を気に入ったってか?はっ!!ありがてぇな!!
「うっ、おrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!」
「芽衣ィィ!!!!!!!!!!!!」
芽衣が吐いたぁぁァァ!!!!!!!!!!!
「つ、ついた………」
「うっ、…ぷ………はぁはぁ…」
「し、死ぬかと思った……」
3時間ほどかけ、到着した最初は100㎞位で行ってたが、流石に芽衣や他の二人の体が持たないとの事で、結構落として……まあそれでも65kmくらいは出してたけど…まあそれ位で行った
まあそんなことした甲斐もあって、俺達は目的の都へたどり着いたのだった
自分で言うのもなんですが、鍵を指したらその挿された物が鍵のキーホルダーになるの、結構センスあると思うんですよ