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転生先・転生仲間

目覚めたのは良くわからない森の中。


あ……?何処だここ………



上半身を起こし、軽く胴体運動をして身体の凝りをほぐす


身体がバキバキだな……神様もなんか考慮してくんねぇのかよ……



服に付いた砂埃やそれによる汚れ、引っ付いた葉っぱ等を払い、辺りを見渡してみる


付近には知らない男一人と、同じく知らない女二人が転がっていた



……神様が言ってた他の転生者、と見てほぼ間違い無いだろ。……でも念の為縛っておくか……


俺は能力で縛るための縄を生み出し縛り始めた





《やる気  残り 99》





あ?んだこれ


まぁいいか…………おし、縛り終えた


さて、俺は目覚めるのを待つか。

地べたに座るのは嫌なので、椅子を生み出して座る




……お、一人起きたか




「…ぅんぇ…………うん…?………えっ!?何これ!!??えぇ!?」

「うるさい黙れ。直球で聞く、お前は転生者か?」

「ええぇ!?!?だっ、誰ですか!?」


チッ、と一度舌打ちをしてから銃を生み出す



「俺の質問にはYESかNOかで答えろ!!殺すぞ!!」





《やる気  残り 86》




だからんだよこれ、んで減ってんだよ



「えっえっえっ!?あっ!い、YES……です…」

「よし、わかった。今から縄を外す」



取り敢えず、こいつの縄を外して次の奴が起きるのを……あ?二人も起きたな



「………今のやり取りを聞いていたが……私は転生者だ、縄を外せ」

「俺もだ、外してくれ」



「チッ………わかった、ちょっと待て」






「………うん、ありがとう。俺は蒼威あおい れい、さっきも言った通り、転生者だ」

「………俺は紅神くがみ 乖斗かいと、同じく転生者だ」

「えっ……えっと、私は翠羅すいら 芽衣めい…ですぅ…」

白夜びゃくや りん。よろしく」



…………


………………


……………………


…………………………静寂。




「えっと…………この、上の方に出てるやる気って………何か分かる?」

「……なんだ、お前等にもみえるのな。じゃあこれは俺のやる気って訳じゃ無くて……」

『ほっほっほ……それはわしが説明しよう……』


空から光と共に突然降ってきたもの、それは神様だった



「あっ、神様」

『ほっほっほ……おぬしさっきのやりすぎじゃね?やる気もかなり減っとったし』

「いやだからやる気って……」

『このやる気はな、ここを管理しとる神のやる気じゃよ。なくなったら作品が終わる』

「は?」



作品………?まぁいいか、世界が終わるって事だろ



『それはもう、劇的に終わる。爆発する。なんなら星ごと爆発する。ナメッ〇星みたいに数話かけずに、一話で終わる』

「「「「んん……?」」」」

『まぁ、機嫌損ねないようにするって訳じゃ。例えば……バーカ!バーカ!クソ神!!』





《やる気  残り 31》




『機嫌を損ねるとこんなふうにやる気が減る。減るとこの世界に対する興味を無くし、無理矢理終わらせるってわけじゃ』

「は?いやまて、神様のせいで減ったんだが。どうすんのこれ」

『まぁ待て、方法はある。機嫌を回復させればいいだけじゃ。……わー!!天才!!頭いい!!神様最高!!』





《やる気  残り 100》





『まぁ本来はこんな増えんじゃろが、こんなもんじゃ。貶せば減る褒めれば増える。

あと、倫理的に見てヤベー行動したらそれも減る。後、叩かれても減る。そしていい感想もらうと増える。わかったな?視聴者参加型じゃ』


「は?」


『ゴホンッ………まぁ、知らんくて良いわ。ついでに言うと、書いてる途中で疲れても減るから………まぁ、今後の描写に気をつけろ。……では、わしは去るぞ、元気でな』



「行きやがった……」

「ま、まあ教えてくれた事だし、倫理には気をつけようか」



俺達は、取り敢えずある程度の情報を手に入れた

毎日投稿出来るよう努力します

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