冒険者・属性
剣持君の3D配信を見ながら書きます。後書きは感想です。
「登録ってお金かかります?」
「いえ、特に金銭は発生いたしません」
「良かった……それなら4人登録したいのですが」
「わかりした。ではこちらへどうぞ」
職員の女性につれられ、カウンターの方へ
「……文字読めるけど書けんのだが」
「何でよめんだ……?」
「あー……代筆お願いできますか?」
「あ、はい」
字、覚えないとなぁ……
「えー、では魔法適性を調べさせていただきます。」
「あ、はい」
「えー、ではクガミさんから順にお願いします」
このよく分からん石に手を置けばいいんだろ?
いけるいける
置いた石が二色に眩く輝いた
「あー、はいはい、赤属性と黄属性に適性がありますね。黄属性は割と珍しいです」
「じゃあ次は俺か……」
置いた時、またも眩く輝く
「青属性と紫属性に適性がありますね。紫属性は罠系統の魔術が使えますね。」
「じゃあ次は私」
そしてまた輝く
あー慣れた。多分紫と黄属性だ
当たってた、次!!!
「あっ、私ですね……」
ギルド全体が光に包まれる程に眩く発光する
強い光は、凄まじい勢いで収縮し全ての窓を割やぶった!!!
「オイィィィィィイイイイイイイイイ!!!!芽衣ィィイ!!!!!手ェ離せェェェエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!」
「えっと……はい、全属性、赤、青、緑、黄、紫。全部使えますね。
当然といいますか、前例はありませんね、はい
……いや、二属性持ってるのもまぁまぁ珍しいんですが、まぁ……」
芽衣は、ギルド内にいた全ての冒険者に胴上げされている。
未来の希望だとか、今世最高の魔法使いだとか言われ、ベテラン冒険者からうちのチームにはいらないかと誘われている
……え?俺達?
………ギルドの端に座り込んでるよ畜生ッ!!!
居場所が無ェんだよ!!!あのノリに入れるわけねぇだろ!!!
結局、芽衣は俺達から離れず、俺達と4人でやっていくことになった。
胴上げとかはもう気にしない。俺達の冒険は始まったばかりなのだ。うん。
さぁ!!冒険の始まりだ!!!
……ちなみに、窓代は俺達が弁償するらしい。畜生
最後のが気になります