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世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。  作者: 両道 渡
第2章 『戒められし魔神編』

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第43話「繭」

 竜族の少年ジュリアンは、戦場と化したグランデンの街を歩いていた。

 先程のリズの強大な回復術式と、自らの風迅術式によってこの街を覆い尽くすかのような癒やしの矢が放たれた影響によって、死者の数はほとんど見かけない。

 たまに地中から湧いて襲ってくる幽体もいたが、特殊な感覚を持つ竜族にとってはその奇襲は意味をなさなかった。


 難を逃れた軍人たちが口々に何事かを騒ぎ立てながら走り続けている最中、ふと気になることを聞いた。


「先程運び込まれた獣人族の少女たちは大丈夫なのか?」

「ああ、狼の少女の1人は致命傷にも思えたが、あのエルフの少女の回復術式によって一命は取り留めたとか……」

「そうか。まったく、ミルディアナの特待生は凄まじい。あのフレスティエ少尉と並び立つような才を持つ者などいないと思っていたが、わからんものだな」


 獣人族の少女とはロカとシャウラのことか。

 ロカには及ばないとはいえ、ミルディアナの体術ではテオドールを除いて敵など誰もいなかったあのシャウラが致命傷を受けるとは。

 一体、何があったのか。


 ――ミルディアナでの体術の実技演習でシャウラと一緒になった時のことを思い出す。

 相手の男はそのほとんどが彼女の軽い蹴りだけで吹っ飛んでそのまま失神してしまったものだが、ジュリアンは違った。

 魔術に特化した者への過度な攻撃は禁ずるという規則があったためだが、それが裏目に出るとは思ってもいなかった。


 あの真っ白な狼の少女と対峙したジュリアンは、せめて軽い護身術の稽古だと思えばいいかとのんきに考えていたのだが……。

 あっという間に背後をつかれたジュリアンはすぐに腕を取られてうつ伏せに押さえつけられた後、シャウラに関節を極められながらじっくりと甚振られて死ぬほど痛い目に遭った。

 こんな目に遭うくらいなら自分も他の男と同じように蹴り1つで失神した方がマシだと思うくらいに。


 あらゆる罵詈雑言を投げつけたが、彼女はそれはそれは嬉しそうに笑いながらジュリアンを思う存分痛めつけた後、飽きるまで虐め抜いた挙句、ジュリアンの腕の関節を外してからゴミのように捨ててさっさとどこかへ消えてしまったものだ。

 ――自分より強い相手なんて数えるほどしかいないから調子に乗っていたのだろう。

 ジュリアンは心中で「ざまあねえな」と思い、ほくそ笑みながらも先を急いだ。


 グランデンの上空に突如として出現したひび割れに興味があったからだったのだが、街中を進むに連れて慌てて逃げ出してくる軍人たちの姿が見えた。


「おい、どうし――」


 凄まじい爆発音が轟いたのはその瞬間だった。

 すぐに魔力を感じ取って驚愕する。それは明らかに禁術の領域に至るものだったからだ。

 急いでその魔力の源へと近づくと、そこには異様な光景が拡がっていた。


「リミッターを解除して、魔石に魔力を込めれば禁術の第一階梯には届き得るか……なかなか面白い玩具だね、これは」


 大きな魔導銃を手にした青髪の少年がそんなことを呟きながら、とある一点を注視していた。

 思わずそちらへ目をやると、そこには真っ白な体色の不気味な生物がいた。

 耳障りな咆哮を上げて、その異様に長い首をぶんぶんと振り回している。


「ん。や、ジュリアン。久しぶりだね、元気にしてたかい?」

「……笑って挨拶してるような状況かよ。相変わらず変わらねえな、お前は」

「人というものはそんなに短時間で変わるものじゃないと思うけど?」


 ややピントのズレた返答をしたテオドールは、魔導銃をジュリアンに見せびらかす。


「どうだい、ジュリアン。これが魔導銃だよ。デュラス将軍に聞いたら僕も使っていいって言われたんだ。早速、何か変なのが街中に入ってきたから試し撃ちしたんだけど面白いよ。使い方によっては、あんな風に禁術に届き得る威力にもなる。本当に興味深い。君も使ってみるかい?」


 何だ、この新しいおもちゃを与えられた子供のような喜び方は。どことなく目がきらきらと輝いている気がした。

 ジュリアンが驚愕と呆れの半々の表情を浮かべる中、テオドールは上機嫌そうに魔導銃を矯めつ眇めつしていた。


 魔導銃の凄まじい威力のせいで、周囲の建物までもが粉微塵になっていた。

 ちょうど真上にあった連絡通路までもが銃撃の余波で吹っ飛んでしまっている。


 幸い、この周囲に人間はほとんど残っていないだろうから人的被害は少ないのだろうが……。

 と、思わずこの規格外の逸材の雰囲気に呑まれそうになってしまったところで、ジュリアンは溜息を吐いた。


「で。お前が相手にしてるアレは何だよ? 今の禁術相当の銃撃もあんまり効いてねえみたいだが」

「さあ? 多分、魔導生物の失敗作か何かだと思うけどね。出来損ないなのは見ただけでわかるし、何よりも弱い上に知能も低い変なやつだよ」


 変なのはお前の方だろうと思わずにはいられなかったが、ジュリアンは身体中から煙を上げている化け物を見ながら言った。


「あんなモンが突然湧いて出てくるわけがねえ。理由はやっぱり上空のアレか」

「だろうね。かなり遠いから落ちてくる瞬間までは見えなかったけど、異音がした直後にこの街に向かって走ってきたみたいだ」


「走ってきた、ね。あんな化けモンが作戦を遂行出来るようにゃ見えねえが」

「そこは少し気になるところだね。ところでジュリアン、他の特待生たちにはもう会ったかい?」

「クソエルフならあのどでかい魔術を使った後にぶっ倒れて運ばれた。そんで、あの狼の方は致命傷を負ったらしいが、回復術式のせいで何とか長らえてるとよ。後は知らねえ」


 そう伝えると、少年は銃身を白い化け物に向けながら言う。


「……シャウラを襲ったのはトトかなぁ」

「あ? 誰だそりゃ」


「紫色の髪をした可愛い子でね。見た目と反して好戦的なところがまた魅力的なんだ。初対面の時にいきなり殺されそうになったよ。アレは少しだけときめいた」

「……あっそ。で、そいつはあの獣人を負かすほどつええのか」


 半眼になりながら言うと、青髪の少年はこくりと頷く。


「うん。見ただけでも実力が高いのはわかったし……多分、神殿襲撃事件もあの子の仕業だろう。流石にデュラス将軍に勝てるとは思えなかったけど、何をしたのやら」

「ずいぶん余裕じゃねえか。ほっといたら死体が増えるだけじゃねえのか?」

「もう逃げたよ。……そうそう、そのトトという女の子にはハインという連れがいてね。彼は面白い能力を身につけていたんだ」


 テオドールから要点だけ聞かされたジュリアンはぴくりと眉根をしかめる。


「……人間を喰らう剣に、不死の身体。そして豊穣の神への信仰か」

「残念ながら僕は神さまの話にはあまり詳しくなくてね。ジュリアンは何か知ってるかい?」


 テオドールが雑談をしながら、即座に自らの魔力を魔導銃に注ぎ込んで銃撃を放った。

 凄まじい爆発が化け物を襲い、その巨大な体躯が吹っ飛ばされる。

 視線は完全にジュリアンに向けられていた。文字通り、もはや眼中にすらないということか。


「心当たりがあるってほどじゃねえが、実はお前にちょっと――ん」

「? どうかしたかい?」

「同族の気配がする」


 ローブ姿の竜族の少年はグランデン西方の上空に現れたひびの方角へと目を向けた。

 自分と同じ血を宿した者たちが100以上。まず間違いなく、ゼナン竜王国の者たちだろう。


「ゼナンの軍部が動いたかもしれねえな」

「へえ、面白そうだ。会いに行きたいかい?」


「……いや、やめとくぜ。帝国出身の竜族だって知られたら色々めんどくさそうだ」

「そっか。じゃあ、はい。これ」


 テオドールはジュリアンに魔導銃を押し付けた。

 思わず手に取ったジュリアンは「は?」と声を上げながら、怪訝な目付きでテオドールを睨みつけると彼はにこっと笑いながら言った。


「面白かったけどもう飽きた。それは君が自由に使えばいいよ」

「な……おい、てめえ」


 テオドールはさっさと西方の方へと歩いていきながら、ひらひらと手を振ってすぐにいなくなってしまった。

 その場にぽつんと残されたジュリアンは、魔導銃を重そうに抱え直して舌打ちする。


「使い方くらい教えていけよ、クソ。ええと、これの構造は……」

『キュルキュルキュ……』


 はっと目を向ければ、そこには強大な銃撃を受けてもなお生き残っている白い化け物の姿があった。

 瀕死に思えるが、魔力耐性が高いことには変わりない。

 ジュリアンは化け物と魔導銃を交互に見てから大きな溜息1つ。魔導銃を放り捨てた。


「まったく、ままごとの後片付けくらいして行きやがれってんだあの糞野郎……!」


 不機嫌そうに頭をがりがりと掻き毟ったジュリアンの銀色の瞳がぎらりと輝き、彼の身体から眩い光が発せられた――。







 神剣リバイストラから放たれた衝撃波が、白い化け物の身体を真っ二つに切り裂いた。

 それまで対処にあたっていた軍人たちの攻撃で傷1つつかなかった化け物が、一瞬で処理されたことにより誰もが息を呑んだが、すぐに快哉かいさいを叫ぶ者が現れ始めた。


「おおおっ! 我らがデュラス将軍閣下に敵は無し!!」

「これぞ大英雄の誉れ高き力!!」

「あのブレンダンに騎乗した閣下のお姿を再びこの目にする日がこようとは……大女神オルフェリアさまのお導きに違いない!!」


 かつてブレンダンと共に戦場を駆けたクロードの姿を思い出したのか、歓喜にむせび泣いている者すらいる。

 それらの声援を受けながらも、クロードはブレンダンへと声をかけた。


「大丈夫か。辛くはないか」

『ブルル!』

「……流石は我が友だ」


 ブレンダンの背を撫でたクロードは、軍部の者たちに向かって叫ぶ。


「彼の化け物に遭遇した場合、直ちに退避せよ! 貴君らは領民の守護を最優先とし、この街を守ることに全力を傾けるのだ!」

「「はっ!!」」


 その時、轟音が街中に響き渡った。

 強力な術式がそう遠く離れていない場所で使われたに違いない。

 あの青髪の少年――の皮を被った魔族の姿が脳裏を過ぎる。


 会談を行った時に彼から敵意を感じることはなかった故、流石に無茶なことはしないだろう。

 だが、クロードは1つだけ気掛かりなことがあった。


(レナさまは何処に……?)


 500年前の勇者と呼ばれた美しき女性。

 相対していただけでも、その美しさと相反するかのような圧倒的な力を感じた。

 彼女はいまどこで何をしているのか。何故、この戦いに参戦してはくれないのか。


 既に魔族と共にある身とはいえ、元は帝国出身の女性だと文献で読んだ。

 誰よりも帝国を愛し、優しくも誇り高く、何者をも寄せ付けない力を持った伝説の勇者だと。

 幼い頃のクロードは、密かにそんな勇者に憧れを抱いていた。今は亡き父母にレナの残した逸話を教えられる度に強い衝撃と感動を覚えたものだ。


 彼女はこのグランデンの惨状を目の当たりにして、何を思っているのか。

 帝国のため、再び剣を取って戦いに馳せ参じてくれることはないのだろうか。

 そのような疑問を抱いていた時、ふと1人の軍人から声をかけられた。


「デュラス将軍閣下! ただいま街中で無事な兵士の点呼を取っている最中なのですが、フレスティエ少尉率いる小隊の無事がまだ不明とのことです」

「……フレスティエ小隊には高等魔法院へ向かうよう指示を出した。調査はしたのか?」

「はっ。ですが、高等魔法院は既に破壊され、グランデンを覆う外壁の一部も崩壊している有り様でして……」


 まさか、逃げ出したトトと出会ったか、あるいはその仲間と交戦状態に陥ったのか?

 その時、さらなる情報がもたらされた。


「フレスティエ小隊がグランデン領の外部へ向かうのを目撃した者がいます!」

「なんだと……? まさか」


 クロードはグランデン西方の上空のひびに目を向けた。

 最近のクラリスは自分の待遇に大きな不満を持っていた。現に高等魔法院の警備を任せた時にも、その不満を隠し切れてはいなかった。

 彼女が望んでいたことはわかる。早くクロードにも認められて、立派な軍人となりたいと願っていたに違いない。


 だが、彼女は有り余る力を持ちながらも未熟だ。

 彼女のような才ある者に危険なことをさせるわけにはいかない。

 段階を踏んでいけば、必ずや将官へと辿り着くことが出来る将来有望な少女をこのような不気味な事件に深入りさせてはならないのだ。


「わかった。街中の異変を探りつつ、私も一度外部へと向かう。貴君らはくれぐれも用心せよ」

「「了解しました!」」


 クロードは再びブレンダンを走らせて、街を駆け抜けた――。




 ◆




 グランデン西方の地に雷撃が轟き、火焔が周囲を焼き尽くした。


「フレスティエ少尉ー、準備完了です!」

「では手筈通りに」


 白い化物が長い首をこちらへ向けてきた時、金髪の少女は叫んだ。


「斉射!!」


 リミッターが解除された魔導銃から、第7位階に値する銃撃が放たれた。

 それらが次々と着弾し、先程から攻撃を受け続けていた化物が怯んだ時、クラリスは詠唱する。


「雷光を纏いし聖剣よ――邪なる者を貫け! 雷閃(トネイレ・ピアース)!」


 蛇腹のような刀身が垂直に伸びて化け物の頭部を刺し貫いた。

 まるで岩を突いたかのような硬さがクラリスの腕の感覚を麻痺させる。

 化け物を仕留めた後、クラリスは荒い呼吸をしながら小隊の面々へと振り返る。


「負傷した者はいませんか!?」

「ばっちりです少尉! と言いますか、わたしたちは少尉に任せっきりなんで怪我のしようもないと言いますか……」

「ならば戦えますね。今の銃撃によって魔石の魔力が枯渇したはずです。すぐに予備の魔石を装填しなさい!」


 急いで魔石の交換を行う者の様子を確認しながら、クラリスは火焔が渦巻く方へと顔を向けた。

 10体からなる赤い飛竜の口から放たれる火焔が白い化け物を完全に焼き焦がしていた。

 それを見た大竜将が無精ひげを弄りながら言う。


「大したことねえなぁ」


 クラリスは内心で呟いた。


(あの化け物を前にして何という……これが、ゼナン竜王国の力……?)


 格が違うと直感した。

 クラリスが率いるフレスティエ小隊は若者ばかりで経験も浅いが、優秀な者が多い。

 グランデンの将官が率いる部隊と比べても、頭数さえ揃えば十分に張り合えるものだと感じていた。


 だが、ここに集った中隊規模の竜騎兵たちは常軌を逸していた。

 誰も彼もが飛竜を自在に操り、その飛竜の放つ強烈なブレスは魔術に換算すれば禁術の領域に迫るほど凄まじい。

 このような力を持った国と自国が数年前まで戦を続け、優勢になって停戦条約を締結させるまでに至った経緯が想像できない。


 無論、話では理解している。

 ミルディアナの現総司令官であり、帝国の中でも最も凄まじい魔力を持つリューディオ・ランベール中将が、重傷を負いながらも空中移動要塞ドライグを破壊。


 それだけでも驚異的というほかないが、このグランデンを守護するクロード・デュラス大将は単騎で空中移動要塞ベルーダを破壊し、それを守護していた数千にも及ぶ竜族たちを相手に無傷で勝利した。

 それが停戦に至る最も大きな原因にほかならず、クロードが大英雄と称される最大の要因でもある。


 あまりにも現実離れした話だった。

 目の前の中隊規模の竜騎兵たち相手ですら、どう足掻いても勝てる要素など感じられない。

 五大英雄とはかくも凄まじいものなのかと、クラリスは内心でぼやくしかなかった。


「おい、クラリスの嬢ちゃん」

「……っ! しょ、少尉だと先程も申し上げたはず!」

「やべえのが来るぞ」

「はっ……?」


 クラリスが上空を見上げると同時に、あの白い肉塊が大量に降り注いできた。

 小隊の一員が悲鳴を上げて後ずさり、クラリスも思わず一歩二歩引いてしまう。

 肉塊の一部から、強烈な悪臭と強い粘性、そして岩のような硬さを持つ化け物たちが再び蠢き始めた。


 またこの化け物たちの相手をしなければならないのかと思った時。

 上空のひびから今までに感じたことのないような違和感を覚えて、思わず見上げる。

 ひびはもはや完全に裂け目のようになっていて、そこから次々と肉塊が降り注ぐ中――一際異様なモノが落下してきた。


 紫色をした巨大なまゆか何か、としか表現出来ないような奇怪な物体だった。

 呆気に取られていたところで、声がかけられた。


「嬢ちゃん、ぼさっとしてると死ぬぜ」

「……っ、わ、わかっています……!」


 自分は何故、休戦しているとはいえ敵国の者と共闘しているのか。

 この化け物たちは何か。そしてこの繭のようなものは一体何なのか。

 すべてがすべてわけのわからないまま、クラリスは再び聖剣を振るい、部下を鼓舞させるために次なる指令を叫んだ。

(5月13日追記)

遅くなってしまい申し訳ございません。

活動報告でキャラデザの公開を始めました。。

書籍発売まで後4日ですが、それまでにキャラデザを複数回に分けて公開していく予定です。

よろしければ是非ご覧くださいませ。

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『世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。』第4巻が10月22日頃発売です!
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