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世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。  作者: 両道 渡
第2章 『戒められし魔神編』

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第23話「幼き狂気」

 レナは、ロカの誕生会が賑わっているのを、デュラス公爵家の中でじっと眺めていた。

 賑やかだったシャルロットは不意に落ち着いた様子になり、あくびをして瞼を擦った後――レナを見つめてきた。

 その瞳がはっきりと自分を映しているのを感じて、レナは若干気圧されると同時に少女の真意に気が付いてこくりと頷く。


 すると、シャルロットはゆっくりと喧騒から外れて公爵家の中庭にまでやってきた。

 ロカたちの声があまり聞こえなくなった時、少女が口を開く。


「こうしてお話するのは初めてだね」

『そうですね』


 レナは隠密術式を解いていない。

 にもかかわらず、シャルロットは当たり前のようにレナの姿を見つめ、本来ならルシファーにしか聞こえない声に耳を傾けた。


「お姉ちゃんのお名前は?」

『私は雑談に興じるつもりはございません』


「えー……みんなにバラしちゃおうかなぁ」

『そのような与太話を信じてくださるのはデュラス将軍だけかと思われます』

「むぅ。つまんない」


 シャルロットはじっと見つめてくる。

 レナはまるでエルザのように無表情を装っていたが、正直かなりやりづらい相手だった。

 彼女への返答の1つ1つがルシファーにとってどのような影響を与えるかわかったものではない。安易に会話をするわけにはいかない。


「まあ、お姉ちゃんでいいや。お姉ちゃんはテオお兄ちゃんより強いよね」

『そう思うのであれば、そうかもしれませんね』

「他の人には見えないようにしながらずっと一緒にいるくらいだもん。よっぽどテオお兄ちゃんのことが大事なんだね」


 もちろんと力説したくなるのを堪える。

 自分にとって彼ほど大事な存在など他にはいない。


 出来ることならずっと抱きしめていたい。いや、抱きしめられたい。耳元で甘やかな言葉を囁かれ続けたい。

 想像するだけでぶるりと身体が震えそうになるが、目の前のこの少女にそんなことを言うわけにはいかないので沈黙を守るほかなかった。


「お姉ちゃんは……父さまと同じくらい、強いかもしれない」

『私があの大英雄さまと並び立てるのであれば光栄ですが、過大評価も甚だしいかと思われます』


 実際、レナはクロードに初めて対面した時に真っ先に考えたのはどうやってルシファーをあの場から逃がすかだった。

 結果的にそのような事態にはならなかったものの、もしあの男が本気で戦うつもりだったのなら今は脆弱なルシファーを守りつつ戦うことなど出来はしない。

 それどころか1対1で戦ったとしても勝てないのではないか、とも考えた。


 それほどにあの男から感じる力は強大だった。

 神剣を手にしているのも大きい。このグランデンの地に辿り着くまでの間に、ミルディアナの特待生たちが話題にしていたクロードの逸話が事実であれば途方もない化け物ということになる。


 いくらなんでも自分の手には余る相手だ。

 そして何よりも自身はおろか、ルシファーでさえその姿を捉えることが出来なかった存在がデュラス公爵家にはいた。

 何度あの時のことを思い出しても、あの大英雄の周囲にそれらしき存在を感じ取ることは出来なかった。最大限に神経を集中して警戒もしていたにもかかわらず。


 ただ単に強いだけではない。

 ミルディアナの総司令官であるリューディオ・ランベールからも底知れない力は感じさせられたが、それ以上に危険な相手だと思わずにはいられなかった。


「テオお兄ちゃんは人間じゃないよね」

『……』

「なんとなく、わかるの。あの姿の他に違う姿が見え隠れしているから。じゃあ、何なのかなって思った。エルフじゃない。ドワーフでもない。竜族でもない。それなら、『魔族』なんじゃないかなって。どう? 当たり?」


 魔族と聞いた瞬間に心臓が飛び跳ねたような気分になった。

 彼女の様子からして、デュラス将軍から話を聞かされたわけではなさそうだ。自力でその答えに辿り着いたのだとすれば、恐るべき少女だというしかない。

 レナは沈黙を保つことにしたが、それは無言の肯定とも捉えられる。現にシャルロットはそう判断したらしい。


「魔族、かぁ。魔族はみんなあんな感じなのかなぁ。お姉ちゃんは違うみたいだけど」


 レナは何も答えない。

 このまま少女が飽きるまで聞き役に徹してやればいい、そう考えていたのだが。


「魔族は人間を恨んでいるの?」

『……はい?』


 思わず声を出してしまった。

 レナのその様子を見ても、シャルロットは特に何を感じたわけでもなくもう一度問いかけてくる。


「魔族は人間が嫌い? 恨んでる?」

『……さて。そんな者もいるのではないかと思いますけれど、詳しくは知りません』

「じゃあさ。わたしの母さまを殺した奴が魔族だって言ったらどう思う?」


 有り得ない。

 現ルシファーが完全にテネブラエを掌握してからは、みだりに人間を殺してはならないという掟を定めた。


 無論、戦時は当てはまらないが、わざわざ人間の女1人を殺して一体何になるというのだろう。

 現在でもたとえばアスモデウスの配下たちは時折、テネブラエを出て人間たちの『味見』をしている。もっとも、それもやはり殺してはならないという絶対的な制約がある。自ら進んでそれを破る者は絶対にいない。


「わたしね、ずっと考えてたんだ。どうして母さまは殺されなくちゃいけなかったのかなって。何か理由があるのかなって。母さまの夫は大英雄っていう凄い人なのに、そんな人を敵にしてまで殺さなくちゃいけない理由があったのかなって考えてたの。ずっとずっと」


 青髪の少女は淀んだ瞳をしながら続ける。


「でも、わからない。父さまのことが憎い人はたくさんいると思う。でも、じゃあどうして母さまだけ殺されたのかなって。何で母さまと一緒だったわたしは殺されなかったのかなって……どれだけ考えても、わからないの」

『その思考の先に答えを見出したのならば、貴女はどうするおつもりですか』


 気が付けば、レナは口出ししてしまっていた。

 少女の瞳に宿る狂気が、在りし日の自分に似ていたからだろうか。


「簡単だよ。母さまを殺した奴がわかったら、わたしが同じ方法で殺してあげるの。お腹を切り裂いて、内臓を掻き回してめちゃくちゃにして殺す。絶対に。どんな相手でもかならず殺す」


 有無を言わせない言葉だった。

 この少女は、既に憎しみの一線を越えたところに立っている。

 もし本当に犯人がわかったら、この少女は躊躇いなくそれを実行するだろう。たとえ、相手がどんなに親しい者であったとしても必ずそれを成し遂げるに違いない。


 極限まで追い詰められた先の思考は、レナ自身にも思い当たるものがあった。

 ルシファーを討伐に向かったかつての自分のことを思い出して、レナは静かに問いかける。


『貴女からは途方もない、まるで使命感にも似た殺意を感じます。他人どころか、親しい者の言葉でも貴女を止めることは出来ないでしょう』

「うん、そうだよ。早くその時が来ればいいなって思ってるのに、なかなか来ないの。だから教えて欲しかった。魔族に母さまを殺した奴がいないかどうかを」

『……はっきり申し上げればわからないとしか言えませんが。逆にそれをして利益を得る者など、魔族にはいません』


 魔族はルシファーの絶対的な力によって支配されている。

 もう500年にわたって争い事は起きていないが、魔族は決して一枚岩というわけではない。

 現にこれまで何度か行なわれた魔族の長たる魔王たちが行なう会議――王族会議においても、好戦派な者は戦いを望んできた。


 だが、どんなに強い意見であっても、最終的にはルシファーの言葉1つであしらわれるのが現状だ。

 ルシファーにも魔族特有の破壊衝動がある。だが、彼はそれに身を焦がされる思いでいながらも、魔族の繁栄と安寧を維持し続けた。

 その意見に否定的な者も多いのが実情だが、ルシファーはそれを力だけで抑え込んでいる。


 そんな現状を気に入らない何者かが禁を破ったのだろうか。

 しかしテネブラエから離れることがある魔族と言えば、アスモデウスの眷属くらいしかいない。

 色欲の眷属たる者たちは人間を餌だと思っている。もちろんそのまま食い殺すわけではなく、その味を程良く楽しむ程度の存在としてだ。人間を殺すわけがない。


 レナが改めてそれを伝えようとした時、シャルロットはぽつりと呟いた。


「母さまはね、物知りだったの。色んなことを教えてくれた。竜の王さまを倒した大勇者さまのことも、神剣のことも、色んな国の歴史なんかも……。どれも面白かったけど、1つだけ気になったお話があるんだ」

『それは一体?』

「テネブラエの王さまは7人……7柱って言うんだっけ。そんなにいるんだよね。その中でも1人だけ行方不明のまま帰ってこない王さまがいるんだって。破壊と殺りくの魔神のサタンって言うんだけど」


 確かにサタンという魔神が行方知れずになったという話はルシファーから聞かされていたことがある。

 彼の親友でもあり、右腕のような存在であったらしい。


 あまり語ってはくれなかったが、とても信頼出来る相手だったと。

 しかしその魔神がいなくなってから1000年以上は経っている。


 あのルミエルがまだテネブラエに侵攻してくる前だったと言うのだから、一体どれほどの時間が経過したのかすらよくわからない。

 ただ、レナにも1つだけわかることがあった。


『……サタンさまが犯人の可能性があるとお考えなのですか?』

「わかんないけど。なくはないよね」


『有り得ません。何の力も持たない女1人を殺して満足してしまうような矮小な存在が魔王たり得るわけがないのですから』

「…………ふぅん」

 

 シャルロットはぼうっとした表情をしながらも、納得したかのように呟いた。


「もういいや。お姉ちゃんは何も知らなそうだし、テオお兄ちゃんのところに戻ってもいいよ」

『シャルロットさま。1つだけご忠告を。怒りに囚われ、我を忘れた先には確実な死が待っています。どうか短気を起こさぬよう』

「いいよ、死んでも。母さまを殺した奴を仕留められたら、もうそれだけで十分だもん」


 少女の視界の中に既にレナの姿は映っていなかった。







「うぐっ……くっ……」


 苦しそうな呻き声を上げながら、黒尽くめの男はよろよろと歩いて神殿の前へと向かった。

 最近、グランデン領内の神殿が相次いで襲撃されていることから、軍部からも警護のために派遣された者が数多くいたので、誰かしらがその異様な男がいることに気が付くのに時間はかからなかった。


「おいっ、どうした!?」

「うっ……っはぁ、はぁ……!!」


 長身痩躯の男は荒い息を吐きながら、その場に倒れそうになる。

 近づいてきた軍部の者たちが慌てて支える。


「大丈夫か? 何かあったのか?」

「しかしこの男、どこにも怪我をしているようなところは見受けられないが……」


 男が苦しんでいる原因がわからず、軍人たちも困ったようにお互いの顔を見合わせた。

 その時、駆け寄ってきた修道女が男の様子をつぶさに観察して言った。


「もし、そこの御方。空腹なのではありませんか?」

「……ぐぅぅっ……」


 確かに男は唇の端から涎を垂らし、片手でしきりに腹部を撫でながら唸っている。

 外傷もないことから、修道女の意見は正しいように思われた。


「まだ糧食には余裕がございます。招き入れましょう」

「しかし、大丈夫ですかな……弱っているとは言え、素性の知れぬ男ですぞ」

「神殿には時折そういう方が訪れるものです。困った方々を助けるのも我らが創世の大女神オルフェリアさまの教え。無下に追い返すのは酷というものではないでしょうか」


 軍人たちは困った様子になりながらも、上の判断を仰いでくると言って神殿の中に詰めている将校のもとへと駆けていった。


「もはや喋ることもままならないご様子。まずは休息の場所と、お水をご用意しなければ」

「しかしこのような時分に厄介事を……」

「軍人さま、そう仰らず。きっと旅の途中で空腹のあまりに行き倒れてしまうところだったに違いありません」


 やがて将校がその場にやってきて男の状態を確認する。

 黒尽くめで痩身長躯。背中には大剣を括りつけている。


 それだけ見ればこのような危急の時に神殿の中に入れるわけにはいかなかったが、衰弱が激しい様子だった。

 これでは何かしようとしても無理だ。歩くことすらままならないのだから。

 そう判断して、やむなく神殿の中へと男を介抱しながら招いた。


 厳かな雰囲気の漂う神殿の奥へと連れられていき。男は長椅子に横たわらせられた。

 荒い呼吸をしながら苦しんでいる男のもとに、すぐに水の入ったコップが差し出される。

 しかし、彼はそれを受け取ろうとはしなかった。


「大丈夫です。ただのお水ですよ」


 修道女が優しく語りかけながら、もう一度差し出した時、男は彼女の手を払いのけた。

 コップが宙を舞い、床に落ちてパリンと音を立てて砕ける。


「きゃっ!?」

「な、何をするか!? 神殿の施しを無下にするつもりか!?」

「だ、大丈夫です。もしかしたら精神に多少の混乱があるのかもしれません。神聖術を施してみましょう」


 邪悪なるものや呪いなどを浄化する神聖術式の詠唱をする修道女。

 位階こそ低いものの、余程のものでもない限りはこれで浄化が出来る。

 そう思ったのだが。


 修道女の手から光が発せられ、男に柔らかな光が当てられる。

 しかし何も起こらなかった。

 男は血走った眼をしながら呻き、歯を食い縛りながらも涎を垂らし続けている。


「何かの術式をかけられているわけでもないようだが……?」

「ええ……。となると、やはり極度の空腹で混乱しているのかもしれません。少しだけ時間を置いて、まずはお水から飲んで頂きましょう」


「それでは、その間は出来るだけ我らが見張っておきましょう。この様子では戦うことなどは出来ないでしょうが、念のために」

「そうです、ね。心配はいらないとは思いますが……」


 最近の神殿の襲撃は既に4件目。

 グランデン領内の神殿は残り2つ。そのうちの1つがグランデンの北方に位置するこの神殿だった。


 神殿を襲撃する者の意図は未だに掴めてはいないが、警戒するに越したことはなかった。

 四度起こったことだ。もう一度起こらない保証などなく、むしろ起こらないわけがないと誰もが考えていた。

 修道女が席を外している間に、長椅子で倒れ伏している男をちらと警戒しながらも軍人の1人が言った。


「しかし、襲撃犯は一体何者なのか……」

「俺は最初こそ剣技と魔術に長けた魔剣士と呼ばれる者の仕業だと考えていた。現に人間はおろか、神殿そのものが半壊するほどの大規模な被害を受けているからな。何らかの強力な術式がそうさせたのだとばかり」

「だがなぁ、高等魔法院が言うには魔力は感知されなかったんだろう?」


「うむ、そうらしいな。魔術が使われていないとなれば、達人級の力を持った何者かの仕業ということになるのだろうか……?」

「それも気になるが、お前は聞いたか? 例の踊り狂う修道女の話は」

「ああ、アレか。結局あの後は何も話せず、獄死したのであろう? 餓死、だったと聞き及んでいるが……」


 そう呟いて、軍人はもう一度横たわる男の様子を見た。

 今にも餓死してもおかしくなさそうな状態だ。水も飲めないというのであれば、相当深刻なはず。

 だが、例の修道女の話と結び付けるのは早計だ。


「餓死であれば、想像を絶する苦しみを覚えたはず。しかし調書によれば、その修道女は常に笑みを絶やさなかったそうだ。しかも、餓死する寸前まで苦しむ素振りなど一切見せなかったとか」

「ゼナンとの戦で死んだはずの親の幻覚を見ていたという話だったよな。現場のあまりの惨状を見て完全に気が触れてしまったにしても……そこまで行くものなのか」


「俺もゼナンとの戦を経験して、多少は心に傷を負った者の姿を見てきた。中には錯乱した者もいたな。竜に喰われると散々怯えていたよ……」

「錯乱すれば普通は恐怖に身を蝕まれるはずだ。しかしなぁ、まるで自分がこの世で一番幸せだとでも言うかのような言動を繰り返していたのであろう。さっぱり意味がわからん……怖気が走るな」


「その修道女が犯人だという説も無理があるしなぁ。幻覚か幻惑の術式にかけられたのならともかく、そのような様子もなかったと言われるとお手上げだ。本人には戦闘能力もなかったようだしな」

「……我らはこのまま神殿を警護しているだけで良いものだろうか?」

「他にするべきことなどないだろう。今は大人しく従うほかあるまい……して、その男はどうだ。そろそろ何か口にしたくなる時になったんじゃないか?」


 修道女が水を手渡す予定だったが、軍人の1人はそれをあえて無視して糧食として携帯していたパンを手渡そうとした。

 だが、それも払いのけられる。

 男は苦しみながら、まるで瀕死の獣が最後の最後まで生に食らいついているような鬼気迫る表情をしていた。


「……本当に餓死しても知らんぞ?」


 軍人が吐き捨てるように言って、さっさと同期の者との話し合いに戻る中、男は更に悶え苦しみながらもぼそりと呟いた。


「――豊穣の、神よ――それがしの手に、祝福……を」


 掠れるような声色のそれは、自分以外の誰の耳にも届くことはなかった。

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小説家になろう 勝手にランキング
『世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。』第4巻が10月22日頃発売です!
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