神界で神様と…
内容や設定がグダグダなので苦手な人はおすすめできません。
初めまして 小鳥遊 遥 です。
いま、なぜか神殿のような所にいる。場所でいうとよくある城の謁見の場の様な所なのだけど。
だがしかし、外を見てみるとかなりおかしい...
「なにこれ?」
まず、周りを見渡せば白い空に青い雲…ん?なにかおかしいと?まぁ気にしない気にしない。
そして、下に見えますはこれまた海、そして島、だがしかし、この島がおかしすぎる...なにしろ浮いているのだ!普通、島が浮くか?まさか、飛〇石やらがあるわけでもないのだから。
だが、まだおかしい物があった、よく目を凝らして見ると…何と言うことでしょう…白い羽の生えた人が飛んでいるではないですかぁ〜。
「ま〜てまてまて、どうゆうことだ?」
ん〜?人って飛んだっけ?まぁ〜殴ったり、大砲で撃ったりすればとぶけども…あれって羽だよね?なんか、鳥の羽みたいなのが生えてるし、あ〜でも生えてるところはいろいろだな、肩甲骨のところや腰から生えてるのもいるし、枚数が多いのもいるな。にしても羽かぁ〜、子供の頃は欲しいとか思ったなぁ〜。いやいや、そうじゃなくてなんだろうなあれ?
「ま...いいか」
とりあえず状況を整理しますか。
俺の名前は 小鳥遊 遥 歳は17 黒目の長髪で腰くらいまで髪が伸びていて後ろで結んでいる。なんで切らないのかと?めんどくさいからですよ〜。てか、5歳くらいからはほとんど切ってなかったからな〜。服装はあの時のままだな、あとは、持ち物だが…
「初めましての遥くん」
突然、部屋の奥の椅子の上に人が現れた。偉そうに肘掛に肘をついてうっすら笑ってる。てか、なんか光ってる頭…じゃなくて、後ろの方から光が差してるな。
「…どうも」
「あらら〜反応がうすいねぇ〜」
「…初対面に対して失礼ですね」
「こっちからしたら初めて見るってわけでもないからなぁ〜初対面って感じじゃないんだよな〜」
訳のわからないことを言うおっさんだ。
「あのねぇ〜初対面の相手におっさんはひどいとおもうんだ〜俺、外見ならまだ20過ぎくらいのはずだけど?」
「!?」
なんで…?俺声に出してたっけ?
「…こっちからしたらおっさんだし、なにより知らない場所でいきなり出てきた奴にそんなこと言われても」
「あれ?心読んだことはスルー?」
「いや、なんかもう面倒くさいので…」
「はぁ〜…きみそんなんじゃ友達できないよ?」
「頭軽そうな奴に言われたくないよ」
面倒だ…てかなんなんだあのジジイ。
「あらまぁ~おっさんからジジイに格下げですか。まぁいいや、てかきみ口悪いね」
「余計なお世話だよ」
「はぁ~そろそろ本題に入りますか」
「元からそうしろよ」
ほんとイライラさせる奴だ、怒るのはあまり好きじゃないんだよな、俺って目付きが悪いからよく友達に「お前って目だけ隠せばかっこいいのにな」と引かれながらいわれたものだ。
「あぁ~うん…そうだね」
あっちも若干引いてるし。
「コホン…では、自己紹介からしますか」
と、言うとおっさんがいきなり立って。
「我こそはこの世界…いや、すべての世界を作りし神、ネイ=アルス敬え愚民ども、ひれ伏すがいいフゥーハッハッハッハッハッハ」
「…あー…うん、そうか」
「反応ひどくないっ!?」
気持ち悪い、ひたすらに気持ち悪いなんていうかよく言う子供が勇者や魔王の真似をするそうな感じじゃなくて、いい歳したオッサンが中二感全開の発言をしてもね~
「まっいいや、じゃあ 俺も自己紹介を「名前は小鳥遊 遥歳は17歳 身長185.9cm 体重50kg少し痩せ気味じゃない?家族は親が二人いた 隣には幼馴染み(男)が住んでいてそれなりに仲が良く学校では友達がそこまで多くなく学力も中の上あたり、ちなみにあだ名ははるちゃん(笑)彼女はいなくて初恋もまだ…本当に顔がいいだけになんで男なんだか。現在では一人暮らしをしていて…」おい!?なんでそんな詳しいの!?スゴイを通り越してキモイっ!!」
「え〜いや、そりゃあ神様だし、それくらい知ってても不思議ではないでしょ」
「そういう問題じゃあないんだよ!」
「じゃあどうゆうもんだ〜い?」
「うっざ!その言い方がうざい!そしてキモい!」
「え〜神様ショックだわ〜こちとら数百年この性格でやってきたのにショックだわ〜」
「知らんわ!てか、自己紹介がいらないんだったら先に言えよ!」
「いや、だってさ、こ〜人の発言を妨げるのって楽しいやん」
「…はぁ」
頭が痛い、こいつと話してると疲れてくる…早く本題に入って帰ろう。
「で?ここはどこだ?」
「ここは神界といって、神々が住む場所で一つ一つの島々に神様が住んでいるんだ」
「神界って安直な…てか神様ってそんなにいんの?」
「神様は信じる人の数だけいるんだよ」
「怪しい宗教の勧誘文みたいな説明だな てか、そうしたらお前みたいな神様は生まれないんじゃないのか?」
「俺はほかの神達がつくった存在ってところかな、こっちとあっちの世界の統制がめんどくさくなって作った中枢システムみたいなところだな」
「ふーん」
「そっちが聞いてきたのに興味なさげだな」
「そうだな、正直どうでもいい。で、なんでこんな所に俺がいるんだ?まさか、俺が神になるわけでもないだろ?」
「当たり前だろ、お前なんかを神にするか。どちらかといえばその逆だな」
「は?」
神様の逆?何それ?悪魔にでもしてくれんのか?
「いや、悪魔にはしないし出来ないから」
「いや、心を読むなよ。てか違う?ならなんなんだ?」
「俺はなお前を更正させるためにここに呼んだんだよ」
「構成?」
「更正だよ。」
はっ?更正?なんで?
「いや、なんでってことはないでしょ。殺人鬼のくせに」
「失礼な、俺はただゴミ掃除をしていただけだ人を殺した覚えはない」
「ゴミ掃除って…まぁいいや、この話は置いておこうか…でだ、お前を更正させる理由はひとつだ」
「ひとつだけか?まさかさっきのゴミ掃除の話しならきかんぞ」
「いや、それも要因の一つなんだけど、それではなくてなお前の今までの人生は正直なところ善とも悪とも取れない微妙なところなんだよ。こっちのせかいではな、来た時の魂の色で分けるのだがな、黒は悪人、白は善人と言う感じなのだけど、お前の色は灰色だったんだよ」
「灰色?」
「そっ灰色…本来、悪人は辛い世界への転生か悪魔になる。善人は楽ができる世界への転生か天使になる。という感じでわけられるんだ」
「なるほど…いや、でもそれだと悪人の方は悪魔になった方がバツを受けないんじゃないのか?」
「いや、あ〜言い方が悪かったな。こっちの悪魔はそっちでいう地獄に落ちた人のような感じだ」
なるほど。地球と神界の言語に少し齟齬があるんだな。になるわけか。
「ま〜白黒の話は今はいいよ、で?俺の場合はさっき言ってた更正だと?」
「そう、更正…正確には転生をしてもらうけどな」
転生かぁ〜また一から人生をやり直すのはどうなんだろうな?「あの時ああしとけばよかった」って思うのは、一度経験したことからくる後悔だしな、転生だからやり直しではないんだよな。
ってか、転生?転生ってあれだよな違うところでまた生を受けることだよな。俺って生を受ける以前に死んでるの?
「なあ、ネイ?ひとつ聞いていいか?」
「神様を呼び捨てかよ。まぁいいやなんだ?」
「俺って死んだの?」
「…うん」
「まじでか!え!?どうやって死んだわけ?そこら辺の記憶がないんだけど」
「あーショックで記憶が飛んだんじゃないのー?」
ネイの野郎が露骨に目を逸らしてやがる。なんか知ってるな。だってほら、あいつ脂汗やばいもん、なにあれ滝かよ。
「ふーんそうか、じゃあネイは知ってるんだよな?あんだけ俺の個人情報知ってんのに死因は知らないとかいはないよな?」
俺は、努めて笑顔で、かつ、相手を睨みながら聞いた。
「いやーそのね、知ってはいるんだよ…知ってるんだけども…なんというかさ…」
「要領をえないな、はっきり言えよ」
「…怒らない?」
「怒る?なんで?怒んないよ」
そうだ、確かに怒らない、とゆうよりも怒りたくても怒れないというのが正しいな。死因がたとえ殺人であっても俺は死んでるからな復讐もできん。
「そっかわかった、じゃあ言うけども…お前を殺したの俺なんだよね☆」
と、ネイは悪意のかけらもないような無邪気な笑顔でそういった。
「いやーあの時はまいったよ、投擲の練習を雷でやってたらコントロールをミスってお前に当たっちゃうんだもんな、すまんすま「すまんじゃねえ!!」ぶべらっ!」
俺は、ネイの言葉が終わる前に一気にあいつとの距離を詰めて顔面にシャイニングウィザードをかました。メキョッと音がしたが知らん。
「はぁ?お前が俺を殺した!?ざけんなよ!せっかく人が週一のゴミ掃除をしてスッキリしてた日に!なんてことしやがるんだ!てかなんだ、投擲をミスるって!こんなところで雷の投擲をすんじゃねーよ!」
と、ネイの胸倉を鷲掴みにしながら怒鳴っていると。
「いや、だってさ練習してるところをさ、他の神に見られたらさ、恥ずかしいじゃん」
「知るか!そっちの都合…しかも、個人的な理由で人様を殺していいと思ってんのか?」
「悪かった、悪かったってお詫びはするから、ほんと、やめて…顔が..俺のイケメンフェイスが崩れるから」
ずっとネイの顔面にヘッドバットをかまし続けていた遥はその言葉を聞いて、ようやく攻撃をやめた。
「ほう、お詫びか…なにかな?命一つと釣り合うんだろうな」
まるで極道のようにのドスの効いた声でネイに問いかける
「いててて、全く持って加減を知らないのかこのクソガキは…すいません!冗談ですナマ言ってすいませんでした!!」
ネイが何か言ったようなので、近場の椅子(石)を振り上げたら、平身低頭で謝ってきた。
「もういいから、早く話を進めろ」
「あいよ…でだ、お詫びの話の前に灰色の魂の分け方なんだがな、灰色はまた新たな世界に転生させることになってるんだ」
「?灰色も転生させるのか?そうしたらほかのと変わりかないような…」
「そうだな、このままでは変わりはないな。だが、ここでお前に言った更正が出てくるわけだ」
「つまり、その世界で新たに人生を始め、改めて、振り分けるってことか?」
「そうなるな、だが灰色の場合は監視者がついていく」
「監視者?」
「監視者はその人物の行いをさらに細かく分析して悪行を働けば罰するような審判の力を持っているんだ。この場合の審判は肉体的、精神的な苦痛を与え心を折るようになっている」
「ちなみに、審判の善悪の判断は?」
そう、判断に明確な千引がされているなら先に対応策を考えておいた方がいい。だが、
「善悪の判断は監視者の独断と偏見によって左右される事となっている」
「…は?」
まさに、開いた口がふさがらないとはこのことだろう。判断は独断と偏見?それなら、あっちの気分次第で罰せられることになる。対応策も何もないじゃないか。
「実際、善悪なんてのは人が決めた勝手なものだからなそんな曖昧なものにいちいち境界をつけていたら年が明けるわ」
なんていいやがった。
「まあいい、決まっていることにグチグチ言っても仕方が無いしな」
「分ってるじゃないか、そうなんだよね。この前だってさ、法律に厳しい神様がいるんだけどさぁ〜。もう、これがめんどくさいのなんのって。ここが明確に表記されてないだの。曖昧な言葉は慎めだのとさ…」
「神様(笑)が愚痴ってんじゃねーよ」
「(笑)ってなに(笑)って、てかいいじゃん。何千何万と生きてると愚痴りたくもなるさ」
「あー分かったから、早くお詫びとやらを言えや」
「それもそうだな、でだ、お詫びというのはだなある特典なんだ」
「特典?」
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