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PrototypeForce  作者:
1/17

半沢吉明の不幸な人生

シリーズとして書いていくつもりです

タイトル変しました

優しさで読んでください、お願いします

「……7777、四桁揃えばもう一本……」

五階最北端、生物室横に設置された自動販売機の前

腰を落とし、低く構え、前傾姿勢

瞳に映った真っ赤な数値が、瞬間瞬間を判別できない程早く、冷酷に運命を刻んでゆく

「7……」

一つ

「……7」

二つ

「……7―――」

三つ

最後の数字が6で止まったところで、僕は膝を折り、その場に崩れ落ちた


僕の名前は半沢吉明と言う

職業学生、身長は平均よりやや低く、体重は身長分丁度、といったところ

趣味は読書と音楽鑑賞、成績は可もなく不可もなくいつも平均値前後、運動能力も人並み

父親はサラリーマン、主婦の傍らパートで家計を支える母親に、小学六年生の妹が一人

決して裕福とは言えない、かと言って貧しいとも言えないごく普通の家庭で育った、まさに『普通の代名詞』というような男

それが僕、半沢吉明だ

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