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死んでも、恋をしていいですか?

作者:神谷嶺心
古びた墓地の地下に隠された死者たちの街。
そこでは、死者たちが生前のように日々を過ごしている。
墓を掘るゾンビ、存在しない商品を売る幽霊、死亡届の裏に印刷されたチラシを配る亡霊たち。

その街に、ずっと昔に命を失った少女・月夜(ツキヨ)がいた。
彼女の中には、死んでもなお消えない願いがあった。
それは——「愛を見つけたい」という想い。

周囲の死者たちとは心が通わず、彼女は次第に“境界”の向こう側に惹かれていく。
死者が決して越えてはならない、生者の世界との境界線。

ある日、交代の隙を突いて、彼女はその境界を越える。
そして地上で、迷子の少年と出会う。

彼は彼女が誰なのか知らない。
彼女は、自分が愛される資格があるのか分からない。

これは、死者と生者の間で紡がれる、奇妙で切ないラブコメディ。
心臓が止まっても、想いはまだ——脈打っている。
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