作者)受験生は飽きている!番外編
受験生は辛いです。小説書くのも罪悪感あります。塾行きます。ごめんなさい。今日だけサボらせて!
注意*残酷な描写あり!!
闇の路地裏で、一人の男が震える人質を抱えていた。
「テメェら、これ以上動いたらこいつを殺す!」
周囲にいた者たちは息を呑んだ。しかし、突如として男は涙を流して始めた!
『うわぁぁん。助けてくれよ..』
**スバァン!**
拳銃を握っていた右手が切り落とされ、血しぶきが舞う。
「う、うぎゃあああ!!」
次の瞬間、男の首が音を立てて地面に転がった。
**ドサッ……**
辺りは沈黙した。
「……はぁあ。」
ため息が一つ、夜の空気に溶けた。
「悪者は最後まで悪者でいろよ。まったく……。
せっかく面白かったのに。」
そう呟いた少年が、血に濡れた地面を踏みしめる。
「お前は一体……?」
近くにいたモブAが、恐る恐る問いかける。
「んー? あー、終わったから帰るねー。」
少年は軽く手を振ると、その場から消えた。
「待て!」
モブAが叫ぶが、少年の姿はすでにどこにもなかった。
**ヒュン**
──後日。
「あれが例のクソガキか!」
「おーい!!」
「……」
「ファンサしやがれ、クソガキー!」
そんな罵声が飛び交う中
「黙れ!」
タケミチがゆっくりと前に出た。
「代わりにお前らのスマホ、ぶっ壊してやるよ。」
たけみちは高速で移動した。
モブたちのスマホは一瞬にして塵に成り果てた。
「な、何を……四天王? 何を四天王? ふざけんな!」
混乱する者たちをよそに、タケミチはただニヤリと笑った。
次回は番外編ではありません。お楽しみに